先日、大学のFDでアサーション・トレーニングがありました。
私たちは5人グループ。夜中に上司から「居酒屋へすぐ来るように」という無理難題をいかに断わるか。私が上司の役となり、三人の先生がアグレッシブタイプ、忍従タイプ、アサーションタイプで断わることに。
アサーションタイプを担当したT先生。「残念です。行きたいのですが、体調が悪く、風邪薬を飲んだばかりで」と。それでも呼び出したい私は「お得意先のAさんが来ているからぜひ来てもらわないと。Aさんに替わるよ」と。
T先生はAさんに「上司に困ってるんですよ」。ぐっと懐に入ってこられた感じで、これは守ってやらなければ・・・という気持ちになり、AさんはT先生を擁護する気持ちに。呼び出す気持ちがなくなりました。
最後に、「デートのお金が足りないという友だちの要望を断わる」のをグループ毎に披露することに。演技力が買われて(?)私とT先生がやることに。
今日こそ彼女を口説こうと、高級ホテルを予約した私。いつもと違うスーツを着てきたため、カードがない。お金は持っているものの足りないかもと不安。
T先生から、「無理をしないで等身大で」と言われるものの「5000円だけでも」と粘る。するとT先生「山田先生がさっきお金をおろしていたから、借りたら?」と。
「自分は絶対貸さない」という気持ちが明確に伝わってきました。そして、「山田先生」と聞いたとたん、(何も打ち合わせはしていないのですが)清廉潔白・質実剛健な山田先生が脳裏に浮かび「あの先生に話したら、背伸びしすぎと言われるだろうな」と。
自分が間違っているかも、と思えたのでした。
T先生、おみごと!
ロールプレイは、真剣にやると本当にいろいろ気持ちが動きます。ドラマ手法の良さです。
以下の連絡が来ています。
参加ご希望の方は、メールをください。
drama-ee☆cap.ocn.ne.jp (☆を@に変えてね)
ふうみんまで。
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○日時------
11/20(土)14:00~17:00
大阪教育大学天王寺キャンパス
○内容は-----
①前半(30分)
「演劇と教育研究会」の報告。田中龍三先生と八木延佳先生が発表されました。
②後半(150分)
松田裕樹さん(イメージシアターワークショップ ファシリテーター)によるワークショップを行います。
コミュニティの夢や理想の実現を探るというブラジルのボアールの実践に基づいて、
「ドラマ教育によって、教育の現場がこんな風になればいいな」という当研究会のミッションを、
人間彫刻(静止画)で表現して、さらに「動画」へと展開させていく手法を紹介できればと思っています。
ボアールの手法を体験できる貴重な機会ですので、皆さん、是非ご参加ください。
普段着で結構ですが、動きやすい服装でお願いします。
松田裕樹さん
ブログ http://karadaws.exblog.jp/
ホームページ http://www.geocities.jp/matsuzoh1971/
皆様、お誘い合わせの上、奮ってご参加くださいませ!