即興劇にもいろいろあります。
「学びの即興劇」の特徴は、見せるために演じるのではないということでしょう。だから、演じるための練習は、基本的に必要ないのです。だから、その気になればだれでもファシリテーターになることができます。ただ、「演じてもいいな」と思える心の準備のために、ウォームアップが必要です。
学校の中で「学びの即興劇」を用いる時は、これまで行なわれてきた上演を目的とした劇と、大きく異なるということをまず心しておく必要があると思います。「うまく表現させよう」なんて、思わないこと。
とは言え、何度も即興劇を繰り返していると、おのずと表現していることを伝えたいという意欲がでてくるので、どんどん表現が良くなって行きます。
プレイバック・シアターやインプロやドラマ教育やドラマセラピーやサイコドラマやソシオドラマ。いずれにせよ体験があればあるほど、ファシリテーターとしてできることが増えることは事実。興味があれば、ぜひいろいろなワークショップで経験してみてね。それぞれのファシリテーターの個性も学ぶところ大。
「学びの即興劇」HP http://www.drama-ee.net/ のリンクで、教育領域に使われている即興劇のサイト、私自身が参加したことがあって気軽に参加できそうなところを紹介しています。