ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

プレイバック・シアター日本大会中止のお知らせ

2011-03-16 18:18:15 | お知らせ

毎日落ち着かない日々を過ごしています。

地震・津波・原子力発電所の事故についての連日の報道。ことの大きさに、ことばも見つからず、知人が無事であってくれることを祈るのみです。私に何ができるのかと思いながら。

安全と言い張っていた原子力発電所ですが、自然の大きな力の前に、人間の無力さを思い知らされます。他所の事と言っておれません。

表記のとおり、プレイバック・シアターに本大会が中止となりました。計画停電の影響もあり、決断されたようです。久々に、いろんな方に会えることを楽しみにしていたのですが。

被災された方々が一日も早く日常の生活に戻れることを願っています。

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『紙風船』―小学6年生

2011-03-09 10:37:06 | 研究会報告

大阪演博でドラマの授業をやってくださった角銅先生。<2010年8月15日のブログを参考>

昨日、ご自分のクラスでの授業を公開してくださいました。

『紙風船』の作者、黒田三郎さんになった児童に他の児童が質問をしていくという形でした。角銅先生はポスターセッションというかたちでの授業をこれまでやってこられて、ドラマの技法の本を読まれて、ホットシーティングなるものを利用しようと思いつかれたということでした。

目の前の児童があって、教えたいことがあって、良さそうと思う方法があって、その中から授業が創造されていく。

私はこれが授業の原点だと思いました。

初めてやってみたということで、先生が思うような結果ではなかったかもしれませんが、子どもたちは楽しそうでした。見ていても、楽しかったです。

「これがホットシーティングといえるのか、ドラマといえるのか」というのが角銅先生の疑問でしたが、私は「Yes」です。

演劇の側から見ると、「黒田三郎のプロフィールもその場のシチュエーションも与えられないで、黒田三郎になれと言われても無理だろう」ということになります。確かに、そこには工夫の余地があるとは思います。

ただ、教育の中では、これが本来のホットシーティングなのかどうかということよりも、教育としてどういう効果があるのか、効果を高めるにはどんな手立てが必要かという観点から語られることになるでしょう。

ここに演劇側に立つ人と、教育側に立つ人の微妙なずれがあるように思います。

教師はある意味役者です。場面に応じて、態度や声音を使い分けます。角銅先生はそれもとても上手でしたよ。

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お雛さま

2011-03-01 14:48:01 | 日記・エッセイ・コラム

うちは息子二人。お雛さまはありません。私が小さい時は母の手作りお雛さまでした。

昨年、どうしてもお雛さまが欲しくなり、買いました。玄関に飾ってあるので、暗くてもうしわけないのですが。バックは井堂の「清水寺」です。「東山十景」を季節に合わせて架け替えていますが、この時期は半分隠れています。ごめんなさい。

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