ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

卵150個!

2020-12-31 18:55:09 | お仕事

ヒャー! 以前はこんなだったんだ。今はもっと美しく焼いています。

今日は年末のため、お総菜部門の人はほぼ全員出勤。

私は7時出勤でまずチルド商品の陳列。
これがなんとか8時過ぎに完了。

その後、他の仕事は免除してもらって、ひたすらだし巻き卵を焼くことに。
卵6個分で1本。
5本ずつ焼く。
5本ずつ焼くのは、1パック10個入りの卵を使うので、キリがいいから。

150個の卵を使って、25本を巻いた。
最期の1本を巻き上げたのは11時35分。
そのあと、最後の5本の容器詰め、値札貼り、陳列と、
道具やフライパンの洗浄などの後片付けが終わって退勤したのが12時30分。

普通のが19本、ネギが6本。
うち予約が普通のが5本、ネギが1本。

売り場に出せばすぐ売れるという状態だった。
5本を焼いて売り場に出すまで、短くても40分ほどかかる。
だから売り場にだし巻き卵がほぼ無いという状態。
これだけ人気があれば、予約しないと買えなくなるなあ。
卵にもだしにもこだわりのある、ホントにおいしいだし巻きです。

ここだけの話、ネギ入りもネギなしも同じ値段ですが、ネギが入っている分、
ネギ入りのほうが値段的にはお得だし、ボリュームもあります。
けれど年末は、お正月の重箱へ入れる都合かどうか、いつもと違ってネギなしが人気です。

人気が高いけれど、実は材料にお金をかけているので利益率が低いです。
おまけに製造に時間がかかるということは人件費も余計にかかるわけで。
だから店としてはこればかり増やしても…という感じでしょうか。

来年の年末も私がだし巻き卵を担当するかどうかは分からないけれど、
一応、記録に残しておこう。
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餅つき

2020-12-28 18:55:09 | 子どもと学ぶ

12月28日に、いつもの子どもたちと餅つき。

10時前に子どもたちが来て、すぐに餅つき機で餅を搗き始める。
お米を蒸してつきあがるまで40数分。
私がちぎる餅を、子どもたちが丸める。
あんころ餅を多めに。

去年に比べて、みんな丸めるのが上手になっている。
4人も居るから、早い!

2回目。
一番あんころ餅を上手に丸めたKちゃんが、あんこが好きでないと分かって、
今度はあんころ餅は少なめ。

ここでお昼ごはん。
さっそくお餅を食べる、おもちパーティー。
それぞれ好きなものを。
あんころ餅派のほかに、砂糖醤油派、黄な粉派、大根おろし派。
おかずはママたちが持たせてくれた。焼き鳥、チキンカツ、ミンチカツなど、肉系ばかり。

3回目。
これは丸めず、牛乳パックを使って、箱に餅を流し込む。
固まったら切って切り餅にする。
1kgを4家族で分けたら、少しだった。
来年は切り餅も2kgにしよう。

ああ、楽しかった! またやりたい。
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新しい妄想

2020-12-21 08:59:50 | お仕事


時々、妄想に囚われる。

最初はおそらく沖縄へ転居した40歳ごろ。
ヒマをもてあまし、大学院へ進学するという妄想に取りつかれた。

次は、50歳ごろ。大学院博士課程で教授の理解が得られず研究に行き詰まっていた時。
ドラマに嵌った。これを世に出さなければという妄想にとりつかれた。

そして65歳、大学退職後。
何か新しいことをしたい、食品関係の。
それで今、お惣菜をつくるアルバイトをしている。

昨日、また新しい妄想が。
NSC吉本総合芸能学院に入りたい。

「〇〇したい」と思うとき、なぜそうしたいのかは説明しがたい。
何かが私の琴線に触れたとしか言いようがない。

授業料はクリアできる。
授業時間も昼間のようだし、通学も早ければ1時間ちょっとで行けそう。

けれどたくさんの受講生の中で生き残るのは厳しいな。
受講生最高齢!なんてのはたいした売りになりそうにはない。
高齢の漫才師やお笑いタレントは大勢いる。
となると、独特のネタやキャラクターができるかどうか…かな?

一番の問題は、「石の上にも三年」をモットーにしているので、
今はお惣菜を続けたい。

となると3年後?
それまで妄想が持続しているか?
多分無理。
これまでは「妄想即行動」だった。

でも3年後に思い出せるように、ここに書いておこう。
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民主主義を育てる体験とは?

2020-12-18 15:50:23 | 本・論文・雑誌


2020年の年末も押し迫り気ぜわしい12月18日。

朝日新聞の耕論で、古野香織さんが「スウェーデンでは教師が『民主主義の擁護者』とされています。民主主義を支える市民を育てることこそ、教育を行う目標であり、重要な役割だというのです」と語っていた。日本でも、教育の重要な役割は「民主主義を支える市民を育てること」にあるはずだ。しかし、「多くの教師が『政治的中立』という言葉を前に萎縮してしまったり、政治を教室でどう扱えばいいのか悩んだりする」と。

教育界で民主主義の大切さを否定する人はいないはずなのに、「民主主義を支える市民」として人を育てることにあまり成功しているように見えないし、ともすれば学校という職場が民主的でないこともある。これは大変困ったことだ。

老いも若きも、先輩も後輩も、上司も部下も、先生と生徒も、男と女も、その他いろいろな関係の人同士がフラットな関係で話ができる。お互いに敬意をもって。それが民主主義の基本。フラットな関係で話ができる体験が不足している。

「民主主義を支える市民」を育てるにはアクティブ・ラーニングが必要、と渡部淳先生は書いた。『アクティブ・ラーニングとは何か』を、ぜひ多くの教育関係者に読んでもらいたいものだと思う。
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『そこにはいない男たちについて』

2020-12-10 09:55:15 | 読書


同年代の友人に、結婚していない人は少ない。
そういう時代の人間だったということもあるだろうし、子どもを通して知り合った人も多いからかもしれない。
結婚して今も夫婦でいる人、夫に先立たれた人、離婚した人。

『そこにいない男たちについて』は、大嫌いな夫と同居している女と、大好きな夫に先立たれた女が出てくる。それぞれのサイドから語られ、微妙に接触するけれど、ふたりで夫について語り合う場面はほぼない。夫が大嫌いな女は、夫から離婚を切り出されるとショックをうける。夫に先立たれた女は徐々に喪失感から脱していく。

この本を私に勧めてくれたのは夫に先立たれた人で、「最近夫との会話がギクシャクすることが多い」と悩んでいる私に「生きているだけでもいい」というメッセージをくれたのかなと思う。

私は「夫が大嫌い」というのではない。むしろ夫の生き方を面白いと思うし、これまでの人生も後悔していない。悪い人ではない。
ただ夫はアスペルガーの傾向があるんだろうと思う。私は注意欠陥の傾向がある。
お互いのふるまい方がずいぶん違う。これが相手を理解することを難しくしている。
家にいる時間が長くなって、気になるのだろう。
男優位の古い価値観も影響していると思うが、それはその社会で生きてきてなかなか自覚しづらいものでもある。

夫がアスペルガーの妻をカサンドラというそうだ。
検索するとカサンドラたちの体験がいろいろ出てくる。
それを読んでいると、「よくもまあ一緒に暮らせるものだ」と思う。
離婚まではしなくても、別居できれば良さそうだとも思う。

「経済的なことを考えると」「子どものことを考えると」そう簡単には別に暮らせない。
我が家の場合は、どちらも問題ない。その気になれば、いつでも別居は可能だ。

要は、気にしない。したいことをする。自分の人生を楽しむ。
がまんせずに言う。ただし言うときはアサーティブに。
機嫌よく暮らす。
わかっちゃいるけど、なかなか…ね。

話しは逸れてしまったが、夫を亡くした女と、夫と同居している女との夫に関する会話は難しいのだろうか。
それぞれの立場から「そこにはいない男たちについて」話してみたい気もする。

作者は井上荒野。
最近思うのは、この男社会に生きていて、女性といえどもその価値観にからめとられているということ。
この作者は女性の心理をよく描いているとは思うものの、女性観・男性観に新しさが感じられない。
でも一冊では分からないので、この作者の他の本も読んでみようと思った。
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