杉原邦生演出の「ハムレット」
http://www.kunio.me/
7月3日、京都芸術センターにて観ました。
土砂降りの雨。隣の男性の口臭が強烈!
すぐにでも帰りたい気分
でも、始まると次第に引き込まれていきました。
その演出は、リアルというのではない。
「木ノ下歌舞伎」なるものを演出されているようで、現代っぽいのに歌舞伎っぽい。
けれど、台詞がよく分かる。心情が伝わってくる。
訳の良さもあるのでしょう。
ハムレット役のまだ大学生という若い役者、木之瀬雅孝もすばらしかった。
口臭に負けず、最後まで観ました。
初日の舞台でしたが、これからさらに洗練されていくでしょう。
「ハムレット」は何度か観ましたが、これ、私の好みです。
授業の教室へ行くと、学生が黒板に字を書いていました。
私「何してるの?」
学「板書(ばんしょ)の練習」
私「左利き?書きにくいでしょう?」
学「そうなんですよ」
私「そういえば、この間、ユニバーサルデザインの鍋買った」
学「どんなの?」
ということで鍋の絵を描きました。
学「先生、それ、取っ手はどこについてるの?」
私「ここ…」といって、取っ手を付け足した絵が下記。
学「ああ、それで分かった」
私「かわいいでしょう~」
学「先生、絵、へたやろ」
私「うん」
学「へたな人は、真上からとか真横からとかから見た図を描く」
私「そうなんや。うん、へたへた」
納得した次第です。平面図でこれなので、立体図は苦手。気になったところだけ見て、全体を認識していないのでしょう。これが絵がへたな原因だったのですね。でも、夫よりはうまい(と、なぜか夫と張り合う)。
実際の鍋は、次の通り。
かわいいでしょ?
長引く喉の痛さと声枯れ。
内科に行っていたのですが、たまりかねて、とうとう耳鼻咽喉科へ。
私「原因が知りたいんです。アレルギーでしょうか。抗生物質は飲んでいないんです」
医者「もう治りかけていますね。喉というより、原因は鼻ですね」って、そうなの?
「餅は餅屋」か。
私「時々、耳も痛いのですが」
医者「耳はきれいです」
頭痛が耳から来るような気がするけれど、頭痛から耳が痛い気がしていたのか?
結局、アレルギー性か細菌性かの検査はなく、アレルギー用の薬と抗生物質と両方処方されることに。
最初にかかった内科医は、あまり薬を飲みたくないという私の要望を聞き入れてくれる人。
ウィルス性の風邪だと思っていたので、抗生物質はいらないと思っていたけれど、飲むべきだったか…。年だし。
これで良くなったとしても、アレルギーなのか細菌性なのかは、結局分からない。
結局薬飲むなら、もっと早く飲んでおくべきだった。
まあ、良くなればそれでいいけれど。
とても素敵な書評を『演劇と教育』に載せていただきました。
金山愛子先生、ありがとうございます。