昨夜は、昨年度のクラスの学生たちと久々の歓談。
お互い本当に仲が良い。集まれば、「それぞれが自分らしく居られる場ができる」って、そんな感じ。
A君が就職内定をもらったという嬉しいニュースも。A君とB君は、人生観がまるで違うというか、話し合いをするといつもお互いが違った考えを主張し、まわりもそれに刺激を受けたのでした。そのA君が、就職面接で「大学で得たこと」を訊かれたとき、「Bと知り合ったこと」を真っ先に挙げたそうです。考えの違う人と交流することの大切さ。
A君いわく。「コミュニケーション能力というのは、相手が何を考えているのかをちゃんと聴くこと、引き出すことだと思うんですよ」と。それって、民主主義的ってことではないかな?
私は若いころ、「民主主義=革新」「非民主主義=保守」と考えていました。今は、革新、保守というのと、民主主義というのはレベルが違うと思います。
革新であろうと保守であろうとかまわないけれど、民主主義でなければならないと思います。力でねじ伏せるのではなく、お互い相手が何を思っているのかちゃんと聴くこと。
学生たちの話を聞きながら、そんなことを考えました。あっという間の3時間でした。