ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

沖縄県知事トークキャラバンin京都ー辺野古の基地、自分事として考えよう

2023-01-14 08:56:26 | 日記・エッセイ・コラム
今月12日、沖縄県知事玉城デニー氏のトークセッションを聴きに行きました。

辺野古の基地建設がだれの利益にもならず(軟弱地盤のせいで完成のめどが立たず完成しても問題が多く米軍にとっても使いにくい基地のはず)知事が本気でこの基地建設を阻止したいと思っていることが伝わってきました。
そしていつできるか分からない辺野古を理由に、普天間基地の返還を遅らせてほしくないと。

この基地建設に利益があるとしたら、建設工事に関わる企業でしょう。
けれど工事が終われば(軟弱地盤のせいで終わるかどうか分からないが)、何の利益も生まない。
国はそのために多額の税金をつぎ込みます。
そんなお金の使い方で良いのですか?

これは日本とアメリカの関係にも話がおよぶことで、そのことは沖縄の問題ではなく、私たち日本に住む人全員に関わる問題です。
仮想敵のために軍事を拡大していくことは止めてほしいというのが私の思いです。

玉城氏は「自分事として考えてほしい」と何度も訴えていました。
県内での仕事も忙しいだろうに、他府県まで出かけて行って「考えてほしい」と訴えざるを得ない沖縄県の抱えている問題について、私たちは真剣に考えよう。
「しかたないでしょ」ではなく。

会場はほぼ8割ぐらいの入りで、パネリストの西郷南海子さんの「辺野古へ行ったことがある人」という問いに参加者の8割ぐらいが手を挙げていました。
それが嬉しかったです。

辺野古の基地の前に座って分かることがあります。
沖縄へ行ったら、ひめゆり平和祈念資料館と不屈館とそしてぜひ辺野古へも行ってみてほしい。
先の戦争とアメリカ統治下と今、沖縄が日本のためにどういう役割を担わされてきたか。

沖縄へ行きましょう!
コメント
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