昨日、なほちゃんのワークショップに行ってきました。
インプロとプレイバック・シアターの違い。インプロは前にも書いたけれど、まったく架空の場面を演じます。プレイバック・シアターは誰かの語ったストーリーを演じます。
昨日のワークショップで一番印象に残ったのは、無表情で歩いたり止まったりするだけの劇。役者は心の赴くままに、動く。観客はそれを観て自分なりのストーリーをそこから紡ぎだす。場面設定すらないのに。
私がインプロから学んだ最大のことはこれかな? 「演じることは無責任でいい」ということ。お互いの関係性と、演じよう、観ようという気があれば、役者は感じることができ、観客は観たいものが観られる。
「学びの即興劇」も同じ。まったくの架空でなくテーマがあるということが大きな違いではあるけれど。表現が上手とか下手をのりこえて、劇が成立する。大事なことは、お互いがその場に集中していること。
心のどこかで演じたくないと思っていたら、何も感じられない。これは劇じゃないと思ってい観ていたら、ただバカバカしいだけ。たぶん。
プレイバック・シアターは誰かのストーリーなので演じることに責任を感じてしまうけれど、基本的には同じじゃないかと思える。感じるままに、無責任でいい。
なほちゃんは、ファシリテーターらしくないところが好感持てます。だから、みんなでその場を創っているという感じがするし、いろいろ言いやすい。
参加者と「出会ってから9年経つね」なんて会話をしていました。2~3ヶ月に一度、沖縄でワークショップを開いて、確実にファンと活動の場を広げている。私も、なほちゃんのようにやっていけたらなあと思っています。