昨日と言い、今日のような試合は、もっと早くして欲しかったのが正直な気持ちです。
今日の勝利は、真弓監督の危機感が、本人の意地より、周りの意見を取り入れたのではないかと思わせる采配に起因しているのではないでしょうか。
今まで、なんでという采配が多かったのですが、昨日と今日は、彼の考えの修正がそうさせたのか分かりませんが、不思議と今日は今までと違う雰囲気でした。
36セーブ目を上げた藤川 ヒーローの金本と能見
特に投手継投策は、今までにない継投でした。
今日も、かたくなに球児のイニングまたぎをしなかったのですが、今日は今までの反省点からか、周りからの批判からか、今季初めての登板でした。
先発の能見は、いつもよりコントロールが悪いように思われましたが、なんとかこらえて、ヤクルトの館山と辛抱の仕合でした。
先制は、トラの7回、ブラゼルのヒット、代走の大和がマートンのヒットで3塁まで走り、金本がライト前にタイムリーを放ち1点を入れました。
7回、金本の先制タイムリー 鳥谷、 多くあるファインプレーの一つ
8回から能見にかえ榎田が登板、その榎田が2アウト1塁で、藤川に代えました。
その裏、トラは1アウトから柴田の2塁打を鳥谷が返し、2点目。
さらに、新井が初球をセンターへ打ち、3点目。
9回は、球児が難なく押えて、理想的な完封リレーでの勝利でした。
投打のバランスがうまくいき、その上、若手とベテランが上手く噛み合い、今年、最高の試合ではないでしょうか?
前半は緊迫した投手戦で、勝敗は後半で決まったのですが、なぜか今日の試合は安心して見ていられたのはなぜなのでしょうか?
その裏には、好守があり、特に鳥谷のフアインプレーは、1度ならず、幾度も見事にこなした様は、これぞプロと言うものでした。
今まで、つまらないミスが試合を動かしていたようで、ミスがなければ締まった試合になったようです。
数字的には、まだAクラスに入ることが可能なのですが、実際は、難しいものです。
でも、ファンは、そのわずかな可能性を期待していますので、兎も角1試合1試合を大事に、後悔のないように闘って欲しいものです。
でも、少し遅かったように思われるのは残念です。