今日負けたチームは、優勝が消滅するそうです。
どちらにしても、トラはせいぜい3位狙いなので、この3連戦を3連勝しなくてはなりません。
まずこの3連戦を先勝し、後に望みを繋げました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
T 0 0 0 0 0 2 2 2 0 = 6 9 0
G 0 0 0 0 1 0 0 2 0 = 3 8 1
先発はトラが能見、巨人が西村で始まり、どちらが先に点を取るか、この試合の主導権を握るかが、この3連戦を占う上に大事と思っていました。
西村のセーフテイバンドで巨人が1点を先行した時は、あの横浜戦では、なかなかつながらず、点が取れなかったので、ヤバイと思ったのですが・・・・・
それに5回までは、四球が2つでヒットが打てず、点を取るどころか、ヒットが何時出るのかが気になりかけました。
6回 新井の勝ち越し打 7回 平野の2点タイムリー
が、それは全て杞憂に終わったようです。
6回、平野が今日、初ヒットを放つと、柴田が送り、鳥谷、新井の連打で逆転。
7回にも、金本の四球、小宮山がセカンドエラーで1,2塁とし、代打上本が送り、平野が2点タイムリー。
8回もブラゼル、マートンの連打に俊介が送り、関本が2点タイムリー。
実に、これらの攻撃は、連打で繋がり、送りバンドを有効に使い、そこにタイムリーが出るとという理想的な攻撃でした。
今まで、バンドをこのように有効に使った攻撃をしたでしょうか?
それは、柴田の功績が大で、今日の勝利は、柴田がアシストしたと言っても過言ではありません。
彼の足と思い切りの良い判断は、今までのトラに欠けていたものを持っているようです。
以前、彼が、平凡なセンターフライを落球した時から、打てなくとも使っていたのを非難したものですが、ここは素直に、頭を下げざるを得ません。
8回 マートン 29試合連続ヒット 8回 代打関本の2点タイムリー
マートンが、最後の打席で、チーム記録の29試合連続ヒットを打つのも、勝負強さに、チームの勝ちムードが打たせたのではないでしょうか?
球児も最後を締め、歴代5位となる江夏に並ぶ通算193セーブを上げ、明日からの勢いを付けたのではないでしょうか?