先発の久保は悪いなりに6回まで筒香のソロホームランだけに押えて勝利投手の権利を持って降板したのですが、勝てませんでした。
直接的な敗因は、9回に藤川がサヨナラ打を打たれたことに寄るのですが、間接的には打てなかったことに寄るのではないでしょうか?
1回、幸先良く新井のタイムリーで1点を先行します。
2回も、金本、藤井のヒットで1,2塁とし、久保のバンドが成功したかに思われたのですが、金本が3塁で刺されます。
足が遅いのも、試合の勢いを崩し、試合を潰してしまいます。
これで、一挙にチャンスを潰し、まして、その後、平野のバンド安打を生んで、余計に金本の死は惜しまれます。
その2回のチャンスを逃がしたあとは、トラの勢いはしりすぼみになり、あとはチャンスらしきチャンスがありません。
6回に無安打で1点を追加し、マートンが27試合連続となるヒットを打つのですが、あとが続きません。
ここでも、折角の盛り上がりを金本の三振で水をさされます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
T 1 0 0 0 0 1 0 0 0 = 2 6 0
YB 0 0 0 0 0 1 0 0 2X = 3X 8 1
2対1で逃げ切りを計ったのが間違いだったのでしょうか?
例え、藤川で逃げ切る思いがあったにせよ、得点は取れる時に、何点あってもよいのですが、1点で良いという思いがあったのなら、大きな間違いです。
8回にやっと柴田がエラーで出塁しますが、打って出てゲッツーで万事休す。
例え、鳥谷であっても、あと1点が欲しい時には、バンドと言う手はなかったのでしょうか?
兎も角、横浜の先発高橋を何時でも打てるという思いがあったのかどうか分かりませんが、高橋の術中にかかったようです。
8回、2アウト1塁で榎田から藤川に、そして9回は藤川で逃げ切りを計ったのですが・・・・・
この負けを引きずらないようにして、明日は、この悔しさを盾にして欲しいものです。