消化試合と言えども、もっと真剣にやって欲しいものです。
個々には真剣なのかも知れませんが、それが伝わらないのは残念です。
消化試合と分かっているのですが、なにか憤りを感じています。
例え、Bクラスになり、監督が辞めると言っても、来年もチームとしては続くのに余りにも情けない試合が2試合続いています。
この時期、チームの順位は決まった時点では、後は個人の成績と2軍の選手に興味は移ります。
その中で、来年の戦力をアップするためにも、成績に関係のないベテランには、休んでもらって、2軍選手を1軍の空気を吸わせる良い機会なのです。
1軍で未知数の選手にこそ、機会を与え、来期に期待を寄せるのが、この消化試合を見に来るお客さんに対するサービスなのです。
特に、今季のトラの先発メンバーの平均年齢は、他球団に比べかなり高いものになっており、ベテランと若手の引き継ぎが上手くいっていません。
最近には、やっと柴田が台頭してきましたが、今年の初めには俊介が期待されたのですが、腹痛で先発を外れてから、首脳陣の受けが悪く、また彼もアピールが出来ず低迷していました。
18日には、やっと俊介が先発ででたのですが、結果が出せませんでした。
昨日(19日)には、柴田を1番にし、来期の試運転をしたようで、若手は俊介、小宮山が先発、代打には森田、田上、捕手守備に清水と、一応来期に向けての取り組みをしたようです。
ただ残念なのは、その起用方法にあります。
岩田に二桁勝利を上げさせたいという親心は微塵も見えませんでした。
勿論、勝ちにこだわるのなら、それもあるのかも知れませんが、そこはもう少し我慢が必要ではなかったのではないでしょうか?
7回 代打の田上 レフト前にヒット 2年目で守備と走塁で来期にはこの雄姿が見れるか・・・
代打に出た田上がヒットで出ると、次の小宮山にも代打を出します。
若手育成なら なぜ、小宮山に打たせないのでしょうか???
それが、金本だったのには、ますます???でした。
ここでベンチから走れのサインでも出すのなら良いのですが、金本が打席ではうかつに走れず、結局金本が三振に倒れ、なにもしないで終わってしまいます。
結局、チームも田上も消化不良に終わってしまったようです。
岩田に代打関本が出た時点で、岩田もまた消化不良で終わってしまいます。
岩田に10勝を上げさせようとする親心、配慮がありません。
なにか、機械的にバッサリと切り捨ててしまうのは、首位争いしているならいざ知らず、選手のやる気を削ぐ行為では、テンションが下がってしまいます。
その真逆が昨日の落合監督でした。
吉見を18勝させたには、落合監督の意図についてきた選手も立派なのですが、それが出来る監督と真弓監督と比較するのは、可笑しいでしょうか?