徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

トラ、消化試合で消化不良

2011年10月20日 10時20分49秒 | 野球・タイガース

消化試合と言えども、もっと真剣にやって欲しいものです。
個々には真剣なのかも知れませんが、それが伝わらないのは残念です。
消化試合と分かっているのですが、なにか憤りを感じています。

例え、Bクラスになり、監督が辞めると言っても、来年もチームとしては続くのに余りにも情けない試合が2試合続いています。

この時期、チームの順位は決まった時点では、後は個人の成績と2軍の選手に興味は移ります。
その中で、来年の戦力をアップするためにも、成績に関係のないベテランには、休んでもらって、2軍選手を1軍の空気を吸わせる良い機会なのです。

1軍で未知数の選手にこそ、機会を与え、来期に期待を寄せるのが、この消化試合を見に来るお客さんに対するサービスなのです。

特に、今季のトラの先発メンバーの平均年齢は、他球団に比べかなり高いものになっており、ベテランと若手の引き継ぎが上手くいっていません。

最近には、やっと柴田が台頭してきましたが、今年の初めには俊介が期待されたのですが、腹痛で先発を外れてから、首脳陣の受けが悪く、また彼もアピールが出来ず低迷していました。

18日には、やっと俊介が先発ででたのですが、結果が出せませんでした。

昨日(19日)には、柴田を1番にし、来期の試運転をしたようで、若手は俊介、小宮山が先発、代打には森田、田上、捕手守備に清水と、一応来期に向けての取り組みをしたようです。

ただ残念なのは、その起用方法にあります。

岩田に二桁勝利を上げさせたいという親心は微塵も見えませんでした。
勿論、勝ちにこだわるのなら、それもあるのかも知れませんが、そこはもう少し我慢が必要ではなかったのではないでしょうか?

      
   7回 代打の田上 レフト前にヒット 2年目で守備と走塁で来期にはこの雄姿が見れるか・・・



代打に出た田上がヒットで出ると、次の小宮山にも代打を出します。
若手育成なら なぜ、小宮山に打たせないのでしょうか???

それが、金本だったのには、ますます???でした。
ここでベンチから走れのサインでも出すのなら良いのですが、金本が打席ではうかつに走れず、結局金本が三振に倒れ、なにもしないで終わってしまいます。  
結局、チームも田上も消化不良に終わってしまったようです。

岩田に代打関本が出た時点で、岩田もまた消化不良で終わってしまいます。
岩田に10勝を上げさせようとする親心、配慮がありません。
なにか、機械的にバッサリと切り捨ててしまうのは、首位争いしているならいざ知らず、選手のやる気を削ぐ行為では、テンションが下がってしまいます。

その真逆が昨日の落合監督でした。
吉見を18勝させたには、落合監督の意図についてきた選手も立派なのですが、それが出来る監督と真弓監督と比較するのは、可笑しいでしょうか?


トラ、中日とは、あまりにも真逆・・・・

2011年10月19日 11時06分38秒 | 野球・タイガース

ここで言う”真逆”とは、正反対の意なのです。
本来の真逆の意味は、”まさか””よもや”の意で予期しない緊急の事態にあることなのです。

僕の言いたいのは、中日とは、全くやり方も、監督の手腕もここまでの実績も、正反対であったと言いたいのですが、それと同時に、予期しない緊急の事態でもあるのです。

開幕当初は、絶大なる戦力を持ち、誰もが、多くの評論家もトラが優勝を疑わなかったのです。
この結末は、”まさか”なのです。
そして、予期せぬ緊急の事態なのです。

乏しい僕の知識からも、昔から、絶対優勢な状態でありながら、わずかなスキが命取りになった例が歴史にも多くありました。
古くは、おごれる平氏から、桶狭間の今川義元、なにもこんな大げさでなくとも、2008年や昨年の優勝を逃がしたことや、今年の試合に多く見ることができました。
つまり、多くの事例がありながら、学習能力の欠如と傲慢さが出たのではと思わざるを得ません。

今年のトラがまさに、そのまさかの結末なのです。

 
            真弓監督のこの姿を見るのも、あと6試合・・・・



ここで、監督一人の責任にすることはやさしいのですが、今はそれ以外に、多くの問題をはらんでいるように思います。
「油断」だったとするなら、選手個々人のパフオーマンスの欠如ではなかったのでしょうか?

個々の問題点については、後日にも、”愚痴”として述べるとして、結果として余りにも違いすぎる中日の戦い方を見習へとは言いませんが、少なくとも、球団運営も試合展開もはっきりとしたビジョンを示してゆくべきと思いますが・・・・・

下記は、真弓監督のメッセージが載っています。
平時は多くを語らなかった監督ですが、それがより監督としての意思表示が出来ておらず、フアンや選手の気持ちを汲むことが出来なかったのではないでしょうか・・・・・・

そういえば、真弓監督が、マウンドに行ったことがあったのでしょうか?
選手が、監督の意気込みを感じることがなかったのではないでしょうか?
監督として適任であったのかどうかは、結局結果がすべてなのです。

http://www.joe72.jp/voice/index.html

真弓監督は、選手としては偉大だったのですが、監督としては結果が出ず、失格と言われても仕方がなかったようです。
ここに、球団も緊急事態ということを念頭において、この教訓を生かした将来のビジョンを描いた運営をお願いしたいものです。


新大阪駅のトレビア ② 生まれ変われるか

2011年10月18日 13時05分12秒 | 鉄道のよもやま話

新大阪駅は、新幹線の玄関口と言うものの、要は巨大なる乗り換え駅に過ぎないのが現状です。
駅周辺には、これと言った施設があるわけでもなく、百貨店や映画館一つありません。

そんな中、JR西日本の大阪駅は、今年大変貌を遂げ、梅田北ヤードの建設も進んでいる中、JR東海の所管する新大阪駅は、その大阪駅の影に隠れて、着々と駅力を付けるべき計画が進行しています。

現在、新幹線の新大阪駅で進めている2つの改良計画が進められています。
新幹線ホームの改良工事と駅コンコース等の改良工事が、それです。

新大阪駅に行かれた人は、この工事がえらく長くかかっているなあと思われたことでしょう。

この工事は、平成19年から始まり、平成25年までかかるようです。

新幹線のホーム等の改良工事とは・・・・
輸送の安定と増強のために27番線の線路とホームの新設、及び引き込み線増設工事

 26番線から、新設の27番線を望む

駅コンコース等の改良とは・・・・・
駅北側地区との歩行者動線の整備、入出場可能な改札口への変更等、駅施設などの改良工事、コンコースの内の天井改良工事。

JR東海以外の計画では・・・・
駅の北側には、新しく新大阪阪急ビル(ホテルとオフイス)が建設されています。

  17階建の新大阪阪急ビル

在来線のJR西日本も負けてはいません。
何時になるか分からないのですが、「おおさか東線」の新大阪駅ホームの新設工事に入っています。

新大阪阪急ビルと「おおさか東線」の新駅工事については、後日に書きます。


トラ、4位確定、真弓監督辞意を発表

2011年10月16日 21時37分43秒 | 野球・タイガース

昨日の雨中での悔しい負け、今日の昼間には、巨人が粘り、中日を3タテし、その時点でトラの4位が決定し、CS進出が出来ませんでした。

これを受けて、球団は、真弓監督の引責辞任を発表し、今後は、監督とコーチ陣の人事に焦点が移ります。

そのような中での、試合は、トラは能見とカープは大竹が好投し譲らぬ投手戦?となりました。
勝ち味の遅いトラですが、やっと8回に無死から柴田の足で稼いだ3ベース、鳥谷の四球、ブラゼルの初球をセンター前にころがし、2点を入れ、能見が8回まで投げ、あと藤川が3者凡退に退け、なんとか勝つことが出来た試合でした。

  
                  今日の投打のヒーロー 8回、2点タイムリーを放ったブラゼルと
                  8回を98球 2被安打 8奪三振 無得点で11勝を挙げた能見

真弓監督は、契約を1年残しての辞意で、先日もNHKニュースでCSに進出出来ない場合は、監督を解任するというニュースの中で、その解任に至った理由として、球団はフアンの承認が得られないからと言っていました。

球団は、今月に入り、甲子園の入りが悪く、ここ数年で最悪の状態(300万人をわる)になると懸念し、真弓監督の解任をフアンの力を借りての辞任劇となり、成績が悪いからという理由をはっきり言わないのは、少しおかしいように思われます。

結果的に、成績が悪いから、フアンの指示が得られないのですが、フアンを前面に出して辞めさせるというより、成績不振を理由にした方が本来の姿ではないでしょうか?

球団の意志はどこにあったのでしょうか?
これでは、ファンも選手もフロントへの不信感が募るのではと思わざるを得ません。

ここまでくれば、新しい監督を、すんなりと、誰もが分かりやすい理由で決めてもらいたいものです。
聞くところによれば、真弓監督はやさし過ぎて、勝負師としては物足りない性格だそうです。
ほとんどが、コーチ任せとも云われています。
真偽のほどは分かりませんが、コーチ陣は勿論、フロントも、監督を選任した責任があり、それ相応の対処も必要ですが・・・・・・


トラ、降雨コールド負け・・・CSほぼ絶望

2011年10月15日 21時36分03秒 | 野球・タイガース

巨人は、意地を出し、中日の胴上げを阻止しました。

それに反して、トラは、昨日までの勢いがなく、雨だけのせいではなく、チャンスはあったのですが、あと1本が出ないという状態で、欲求不満での負け試合でした。

6回の内、チャンスは3回(内、満塁は2回も)もあったのですが・・・・・・・
このような試合が、あまりにも多過ぎます。

懸命の土入れなどで整備する阪神園芸の人達をしり目に、主審の手が上がりました。
終わるのなら、もっと早く決断すべきでした。
なにもかも、トンチンカンな終焉でした。


 
    40分以上、中断しましたが、雨がやみそうにありませんでした。  主審のゲームセット

 

最後まで、トラの意地というものがありませんでした。

これで、明日、巨人が勝てば巨人の3位決定、もしくは明日トラが負ければトラの4位決定となります。

ということで、今年の結末がはっきりするのが明日です。


 
   今日、終了時点での順位表             
  雨の中、半旗ではありません




トラ、連日の二桁得点の大勝は、何が起こったのか・・・・

2011年10月14日 22時45分43秒 | 野球・タイガース

昨日に続いて、おもしろいほど点が入り、大勝しました。
これは、あの苦しんだ巨人3連戦の重苦しい空気に対して、あまりにも違うのはなぜなのでしょうか?

CS出場出来なければ監督は解任という報は、今では、その条件がなくなり、監督解任の話がドンドン進んでいます。

どんな状況であっても、チームとしては勝つことが使命であり、貪欲に勝ってゆかなくてはならないのは当然のことです。

監督問題が出てから、昨日、今日とも人が変わったように、吹っ切れて、あの重苦しさがとれ、全てが上手くいっており、なにがこのように豹変させたのか、全く不思議なチームでもあります。

報道が過熱している次期監督候補が、多く上がっており、この状態は、真弓監督はどのように受け止めているのか、記者からの質問にも何も答えないそうです。

真弓監督としても、答えようがないというのは、まだ未練があるからか、下手なことを言ってチーム状態が悪くなることを懸念してのことでしょうか?
彼の胸中は、計りしれません。

  
  2回に及ぶ雨天中断で4時間12分を費やした試合は、マートンの13号本塁打などで10得点。

 

最有力候補には、和田コーチと報道されています。
その他に、落合監督、梨田監督、古田氏、平田氏、矢野氏の名前が挙がっています。

中でも、YOHOOの意識調査では、1214票中 トップの309票獲得しているのが、落合監督です。
  (得票数は、午後9時40分現在です)

これには、トラフアンは如何に優勝を望んでいるかの表れでしょうが、考えようによっては、試合に勝っても、試合内容はおもしろくなくなるのを覚悟する必要があるようです。

今日も、優勝を決める巨人戦であっても、初登板の投手を送り、今日は負けても良いと言う、負け試合を作る作戦で、見に行く人にとっては、この上ないおもしろくないものになってしまうのではないでしょうか?  これが、ナゴヤドームの観客数の減少ということで現れているようです。

どちらにしても、次期監督をあれこれ言うのが、ファンが楽しんでいるようで、まだ試合が残っている時点で、なにかおかしい気持がしないでもありませんが、一方、それだけ監督の交代を願っている表れでもあるのでしょう。


トラ、開き直ってノビノビ野球で10得点

2011年10月13日 21時30分24秒 | 野球・タイガース

連日のサヨナラ負けを喫したトラは、緊張がとれたのか、開き直ったのか、一転ノビノビとして、15安打10得点しました。

今日のスポーツ紙では、CS進出出来ない場合、監督を解任するという方針を球団が固めたと載っていました。

あれだけ、オーナーや球団社長が、契約が1年残っているので、監督は継続させる旨話していたのですが、この解任説は、以前から決めていたのか、または、あまりにも巨人戦が屈辱的な負けであったからなのか分かりませんが、何を今さらという感もしないではありません。

なんでこの時期に、発表したのか疑問に思います。


 
 
1回以外、毎回安打の15安打、2回には新井が17号ソロ、その新井は4安打、呪文が      
 解けたのでしょうか・・・但し、マートンは昨日30試合で途切れた安打は、今日も無安打。     

私見ですが、この方針は、既に以前から決まっていたように思います。
どちらにしても、今の状態では、CS進出は難しいと判断して球団が発表したのなら、もし、5割達成してCS進出した場合、真弓監督の続投となるのなら、選手の戸惑いが出て、選手の結束が乱れるのではないでしょうか?

ここまでくれば、解任の話は、4位決定した時点の方が良かったように思いますが・・・・・

今のファンの気持として、勝ってほしいし、さりとて・・・・複雑な気持ちをしている方が多いのではないでしょうか。

今シーズン初の先発、好投しながら2人ランナー出して交代・・・・大量点があるのだから、ここは
育てるのであれば、続投させるべきと思うのですが・・・・                         

トラ球団のお家騒動は、伝統的なものがありますが、これも球団の意志表示が悪いから起こったもので、今年は、このような事がないようにして欲しいのですが、これが火だねにならない事を願っています。

折角、野村、星野で築き上げた常勝トラを岡田が育ててきたのですが、ここにきて真弓が潰したと言うことのないようにするには、次の監督如何にかかっているのではないでしょうか・・・・・

 


トラ、連夜のサヨナラ負け、今季万事休す・・・

2011年10月12日 21時46分43秒 | 野球・タイガース

昨日は、打撃不振(4安打)の上に継投の失敗が敗因でした。
今日も、昨日と同じように打撃不振(5安打1得点)が大きな敗因です。

岩田、内海とも譲らず、投手戦なのかと思いきや、貧打戦ではないでしょうか?

5回にラミレスにホームランで先制されますが、6回、すぐに鳥谷のタイムリーで同点にします。

が、その後四球などを含めて毎回のようにランナーは出ますが、ヒットが続かず、押し気味ながら、リードが奪えません。


            1  2  3  4  5  6  7  8  9  10    R   H   E
    
   T   0  0  0  0  0  1  0  0  0   0 =  1   5   0 
       G   0  0  0  0  1  0  0  0  0  3X =  4   6   0

岩田は、9回 102球 4被安打 1被本塁打 5奪三振 無四球
 
内海は、10回 147球 5被安打  9奪三振 2四死球。

巨人は、4回までランナーが出ず、こちらも5回のラミレスのホームラン以外、点が入るような雰囲気がありませんでした。

延長10回 巨人は、榎田から代打高橋の3ランホームランでケリが付きましたが、この敗戦は、トラにとっては屈辱的な敗戦でした。

  
    好投しながら勝利投手を逃がした岩田       鳥谷のタイムリー 今日の唯一の得点

今年のトラには、勝負強さや勝負運がなく、勝負どころでことごとく裏目に出ています。
今日も、今年の試合の流れとして、勝負強さがなく、継投のミスが目立ち、気が付けば負けていると言う、じれったいものがあります。

最後は、勝つという気力の差と言うのはやさしいのですが、結果的に勝利の執念の差と言われても仕方がないような負け方なのではないでしょうか?

これで、今シーズンは、連夜のサヨナラ負けと言う嫌な負け方で、終わり、後味の悪いものになりました。

今季は、最後の最後まで、メンタル面の弱さがでたようです。

これを克服して、今季残り試合は有終の美を飾って欲しいのですが・・・・・・


トラ、継投失敗、変な余裕が禍か

2011年10月11日 21時19分27秒 | 野球・タイガース

始めから、巨人の闘志が、トラより勝っていました。
一時逆転するのですが、あまりにもメッセンジャーを引っ張り過ぎたようです。

メッセンジャーをこのように引っ張ったのは、後の試合の事を考えて、出来るだけ投手の出し惜しみをしたのか、はたまた、メッセンジャーを買い被っていたのか、分かりません。

もし、出し惜しみであるのなら言語道断です。
後の試合より、今の試合の勝ちを考えるべきです。

もし、メッセンジャーの調子を見破れなかったのなら、采配ミスと言われても仕方がありません。
変え時は、何回もあったのですから・・・・

6回にブラゼルを引っ込めたのは、なぜでしょうか?
ここでも、変な余裕があり、油断があったのではないでしょうか?

          1  2  3  4  5  6  7  8  9    R    H    E
     T    0  0  2  0  0  1  0  0  0 =  3    4   0    
     G    0  1  0  0  1  1  0  0  1X=  4X  11   0


昨日、あれほど上手い攻めをしながら、今日の試合は、メッセンジャーの力に頼り過ぎ、攻めがお留守になりました。

結局、昨日の試合はまぐれで、今日の試合が、トラの本来の姿なのかもしれません。

残り試合が、トラの方が多いから有利と言われていますが、トラに関してはそれが通用しません。

  
  3回 マートン 球団新の30試合連続ヒット             6回 新井の16号ソロも空砲に

マートンが連続30試合ヒットの球団新を達成したのが3回でしたが、その後尻つぼみになってしまいました。
東野や高木に押えられ、藤川が横浜戦といい伏兵にやられるというのも、油断なのか、変な余裕があったのではないでしょうか?


トラ、効率の良い攻撃で、3連戦を先勝。

2011年10月10日 22時30分45秒 | 野球・タイガース

今日負けたチームは、優勝が消滅するそうです。
どちらにしても、トラはせいぜい3位狙いなので、この3連戦を3連勝しなくてはなりません。

まずこの3連戦を先勝し、後に望みを繋げました。

         1  2  3  4  5  6  7  8  9     R   H   E
      T  0  0  0  0  0  2  2  2  0  =  6   9   0
      G  0  0  0  0  1  0  0  2  0  =  3   8   1

 

先発はトラが能見、巨人が西村で始まり、どちらが先に点を取るか、この試合の主導権を握るかが、この3連戦を占う上に大事と思っていました。

西村のセーフテイバンドで巨人が1点を先行した時は、あの横浜戦では、なかなかつながらず、点が取れなかったので、ヤバイと思ったのですが・・・・・

それに5回までは、四球が2つでヒットが打てず、点を取るどころか、ヒットが何時出るのかが気になりかけました。

 
  6回 新井の勝ち越し打               7回 平野の2点タイムリー

が、それは全て杞憂に終わったようです。
6回、平野が今日、初ヒットを放つと、柴田が送り、鳥谷、新井の連打で逆転。

7回にも、金本の四球、小宮山がセカンドエラーで1,2塁とし、代打上本が送り、平野が2点タイムリー。

8回もブラゼル、マートンの連打に俊介が送り、関本が2点タイムリー。

実に、これらの攻撃は、連打で繋がり、送りバンドを有効に使い、そこにタイムリーが出るとという理想的な攻撃でした。
今まで、バンドをこのように有効に使った攻撃をしたでしょうか?

それは、柴田の功績が大で、今日の勝利は、柴田がアシストしたと言っても過言ではありません。
彼の足と思い切りの良い判断は、今までのトラに欠けていたものを持っているようです。

以前、彼が、平凡なセンターフライを落球した時から、打てなくとも使っていたのを非難したものですが、ここは素直に、頭を下げざるを得ません。

  
  8回 マートン 29試合連続ヒット                  8回 代打関本の2点タイムリー

マートンが、最後の打席で、チーム記録の29試合連続ヒットを打つのも、勝負強さに、チームの勝ちムードが打たせたのではないでしょうか?

球児も最後を締め、歴代5位となる江夏に並ぶ通算193セーブを上げ、明日からの勢いを付けたのではないでしょうか?