キャラウェイ畑の柵

 

【キャラウェイの新緑】

３月に種まきしたキャラウェイの新緑が、小さな裏庭に群れなし新緑が風に一斉に揺れている。
しかし、いまとなって植えた明確な動機が思い出せないでいる。クミン（「美肌のバイオ工学」
）やカモミールなどの数種類のハーブの種の春蒔きを終えたものの植えた場所がうろ覚えの上、
キューリやトマトなどの野菜が育ちだしてんやわんやのホホ状態なのだ。ところで、最近、脱法
ハーブにまつわる事故、事件が多くなっているようだ。ハーブ（英語:herb）は草を意味するラテ
ン語:herba に由来する。一般にハーブという場合、特にヨーロッパで薬用の薬草やスパイス等と
して有用な植物を指し、野菜や穀物のように大量に生産される物や辛味、苦味などの風味を楽し
むために少量用いられるキッチンハーブを指すことが多い。劇薬として有用なものをも含むため、
いわゆる、有毒植物もハーブに含まれ使用や栽培に許可が必要なものもあるという。現在ではロ
ーズマリーやローリエ等、草ではなく木本植物でも、一般にハーブとして扱われる。またヨーロ
ッパとは関係がなく、薬用や調味用に小量使われる草もハーブと呼ばれ、ローズヒップ（バラの
果実）の様に、植物全体としては通常ハーブには含まれないが、その実や花弁等の有用部分のみ
を指してハーブと呼ぶようなものもある。

キャラウェイ（Caraway、学名：Carum carvi）は、セリ科の二年草。原産地は西アジア。香辛
料として用いられるのはその種子（植物学上は果実）。和名は姫茴香（ひめういきょう）。
フェニキア人の手によりヨーロッパ中に広まる。キャラウェイの名はアラビア人が カラーウ
ィヤーと呼んたことに由来するろか。パン、ケーキ、ビスケット、焼きりんご、卵料理、チー
ズ、キャベツ料理などに用いられるが、カレーにも時折使われる。 また、ドイツではリキュ
ールの材料として用いられ、シルバー・ヴリット等のカクテルに用いられる。 キャラウェイ
には人や物を引き止めたり結びつけたりする力があると信仰される。また、その実は惚れ薬
の材料としても用いられていたとも（香りの主成分はd-カルボン）。


　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　死ぬまでも　惚れていたね　キャラウェイ

【電子レンジでハーブ】 

ここで、下の絵のように簡単に電子レンジで簡単にハーブを節電しながら楽しむことができるか
らまた楽しい。

 

【脱法？合法？】

脱法ハーブ（＝合法ハーブ）は、幻覚成分を含むハーブ。大麻の代用品として嗜好的に使用され
ている実態があり、海外ではfake pot（偽大麻）とも呼ばれている。国内で合法ハーブが流通し
たことに伴い、大麻事犯による検挙者数が極端に減少している事実も報告され、2007年施行の改
正薬事法で治療や研究目的以外での指定薬物の製造、販売、輸入は罰則付きで禁じられ、警察は
販売している業者に対し、取り締まりを強化しているとのことだが、大麻の代替品として普及し
ているから、非大麻系ハーブならということで薬学臨床例の事例研究充分とはいえず普及してき
ている。現在市場に流通している脱法ハーブ（合法ハーブ）には厚生労働省が成分分析を行う前
の新物質が使用されていることが多く、ネットなどでも堂々と販売が容認されている状況だとい
う。新物質は法律で規制された指定薬物ではないため摘発できず、海外では類似物質を含めた包
括規制を行ったが、法逃れのために化学式に改変を加えた合法な新物質を使った脱法ハーブが販
売され、包括規制によっても規制出来ないというのだ。世界中で大麻の医療用途研究に合成カン
ナビノイドを使った実験がなされ、無闇な包括規制は将来の医薬品の研究開発に支障が出る可能
性があることが指摘され、脱法ハーブの影響下で自動車を運転し、その結果重大な交通事故を引
き起こしている。

ここでの問題は、麻薬と犯罪、古くは米国の禁酒法の成立背景のように禁止することでアンダー
グランド化し裏社会の資金源となること。もう１つは常習性（中毒性） と、さらに、医薬品と飲
み合わせ問題と同様な服用条件によるその影響の研究が十全でないことによる事故、事件の発生
の危険性だ。そういうわたしも、充分な予備知識なしでハーブと接していることを意識している
から(もしかして、将来このキャラウェイ畑も当局のシールド下におかれるかもしれないしと、誇
大妄想、被害妄想)、早々に研究し中間的な結論を持ちたいと考えている。

【キャラウェイシードパンのレシピ】

準　備：溶かした無塩バター２杯、冷凍ピザ生地１ポンド（453グラム）、干しぶどう2/3カップ
　　　　キャラウェイシード小さじ1/2、塩小さじ1/4　

　
作り方：バターを溶かしローフパンに塗る。ピザ生地に軽く打ち粉をほどこし、干しぶどうとキ
　　　　ャラウェイシード1/3をふりかけ、生地を捏ね、残りを繰り返し加え生地を捏ね、キッチ
　　　　ンタオルで覆い１時間半、大きさが倍ほどになるまで暖かいところで寝かせる。オーブ
　　　　ン中段で190～200℃（375°F）で残りのバターを塗り塩を振りかけ加熱し、焦げ目がつ
　　　　いたら、とりだし30～35分冷ますと完成。