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映画感想のブログ!!
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『ザ・リグ 深海からの覚醒』ザ・デプス2010

2011-07-19 21:36:58 | ホラー

ザ・リグ 深海からの覚醒
THE RIG(2010年アメリカ)
 監督          ピーター・アテンチオ
 脚本          スコット・マーティン
              マリリー・A・ベンソン
              ロリ・チャペス
 出演          ステイシー・ヒネン
              セーラ・ディレイン
              ウィリアム・フォーサイス
              マーカス・ポールク
              ダン・ベンソン

 ■ストーリー■
 海上の油田採掘基地のリグにハリケーンが近づいていた。責任者ジムの娘キャリーは、作業員との交際をめぐりジムとケンカする。しかし、ジムはその後、謎の怪物に襲われるのだった。海底から現れた怪物が、その後も次々とリグの作業員を襲っていくのだった。

 ■感想■
 海上にある油田採掘上にモンスターが現れるホラー映画。
 「う~ん、なんで、今さら、こんな映画??」
 B級というよりC級系のモンスター映画です~。
 でも、今作は2010年に作られるような作品なんでしょうか??
 
 特にこれと言った魅力の無い登場人物!
 造形が中途半端なモンスター!
 いつものストーリー!

 『エイリアン』(1979年)の舞台を石油採掘場にして、チョチョイのチョイで作っちゃいましょう!ってところなんでしょうか??
 でも、1989年にジョルジ・バン・コスマトス監督、ピーター・ウェラー主演のの海洋モンスター映画『リバイアサン』が、ありましたから、別に海洋を舞台にしたモンスター映画って珍しく無いですよね!!

 ところで、今作のモンスターが、なぜか突然現れて、暴れまくります!最後まで、モンスターの正体は不明のまま!そんなコト、説明するヒマがあったら、襲撃シーンを描こう!ってことなんでしょうね!!そういうところは、潔いんです!!

 
 まぁ、低予算モンスター映画は、いつになっても製作されるんでしょうけどね。それにしても1980年代の低予算のイタリア映画のエンターテイメント作品の方が、よっぽどモンスターもちゃんとしているような感じなんですけど、本当にどうしちゃったんでしょう??
 アメリカの映画にしては、制作費300万ドルは、超々低予算映画だから、こんな感じになっちゃうんでしょうかね??
 そんなコト言ったら、日本映画だって、トホホなアクション大作『ミッドナイトイーグル』(2007年)の制作費が10億円もしているくらいだから、今作が300万ドルで製作したのは、頑張っているほうですよね!!
  邦画みたいに、TVドラマの劇場版や、ケータイ小説や、地味地味な時代劇ばっかりよりは、よっぽど面白いですけどね!!

 「モンスター映画だったら、どんな作品でも観る!!」って決めている映画ファンには、おすすめですけど、それ以外の映画ファンには、よっぽど時間があるならどうぞ!って感じでしょうか??
 

 今作をソフト化するなら、1989年のイタリア映画『エイリアン・フロム・ディープ』、同じく1989年のイタリア映画で、戦争物と思わせて実は・・・の『アフガン・フォース戦場の黙示録』なんかをDVD化して欲しいんですけどね~!! 50点

ザ・リグ ~深海からの覚醒~ [DVD]
アート・ラフルー,サラ・レイン,ウィリアム・フォーサイス
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『デイブレイカー』ボクたち、二度と血吸います??

2011-06-29 00:45:44 | ホラー

デイブレイカー
DAYBREAKER(2009年アメリカ、オーストラリア)
 監督          マイケル・スピエリッグ
              ピーター・スピエリッグ
 脚本          マイケル・スピエリッグ
              ピーター・スピエリッグ
 出演          イーサン・ホーク
              ウィレム・デフォー
              クローディア・カーヴァン
              サム・ニール
              マイケル・ドーマン

 ■ストーリー■
 2019年、1匹のコウモリがもたらした吸血鬼になってしまうウィルスにより、人類は人口の95%がヴァンパイアとなり、食料源の人類は5%になっていた。ヴァンパイアたちは食糧難に陥るが、代替の人工血液の開発は進んでいなかった。製薬企業ブロムリー・マークスに勤める血液学者エドワードも、食料となる人工血液を開発に携わっていた。エドワードは、ある晩、運転中に人間が運転していた車と事故を起こすが、人間に同情的な彼は、人間たちを逃すのだった。その後、信頼できるヴァンパイアを探していた人間のレジスタンス組織から、連絡がくるのだった。

 ■感想■
 ゾンビ映画『アンデッド』(2003年)でデヴューしたスピエリッグ兄弟の吸血鬼映画。
 「もし、吸血鬼が多数になって、人類がわずかになってしまったら??」
 というSF映画チックな設定の吸血鬼映画です。

 今作のヴァンパイアは、歳を取らない、普通には死なないくらいな感じで、ほとんど人間のような生活を送っています。カメラにも普通に映りますね・・・。
 ヴァンパイアといっても、“伝統的な吸血鬼”ではなくて、ウィルスに感染したのが原因なんですもんね!でも、日光に当たったり、心臓にクイを打たれると死んでしまいます!!

 主人公の務める会社の社長役でサム・ニールが出演していますけど、もう出てきたときから、悪者!!って雰囲気プンプン出しまくり状態です!!で、実際に悪い役!なんて分かりやすいキャスティング!!
 
 ところで、人口が増えすぎちゃったヴァンパイアに比べ、減る一方の人類なんですけど、いくらなんでも減りすぎでしょう!ヴァンパイアたちも、もっと人類を増やすように努力しないとダメですよね!!計画性無さすぎ!!どこかの安全な施設に人間たちをある年齢まで閉じ込めて、人口を増やさせるとかしないと絶滅しちゃうの分かりそうなもんですけどね。
 ヴァンパイアたちは、人間の血を吸って生きているでしょうけど、人間たちは何を食べて生きているんでしょうね??ヴァンパイアが発生してから、まだ時間が経っていないといっても、缶詰とかも限りあるでしょうしね。

 そんなところが少しだけ気になっちゃいましたけど、映画自体は、すごく面白い作品になっています!低予算で面白い作品を撮った監督が、メジャー作品になったとたん、全然面白く無い作品を撮るなんてことは、良くありますけど、マイケル&ピーター・スピエリッグには、そんな心配、いらなかったですね!
 制作費をかけた分だけ、その分、面白くなっています!!ホラー映画ファンやSF映画ファン必見の作品になっています!!メジャー作品というプレッシャーがまるっきり無かったかのような面白い作品になっています!!
 制作費2000万ドルって、ハリウッドでは、大した金額じゃないんでしょうかね??2000万ドルの作品の脚本、監督をまかされちゃうなんてスゴイですよね~!!
 メジャー作品にも関わらず、ほとんど何も解決せずラストになってしまう放っぽりぱなし感、けっこう好きです!!結局、この後、どうなるの??続編でも製作する気??とも疑っちゃうようなラスト!!

 スピエリッグ兄弟に、アラスカを舞台にした吸血鬼ホラー『30デイズ・ナイト』(2007年)も撮って欲しかったです!!300倍くらい面白い作品になったかも??
 スピエリッグ兄弟には、今後も、どんどんホラー映画、SF映画を撮って欲しいですね!!70点


 

デイブレイカー [DVD]
ピーター・スピエリッグ,マイケル・スピエリッグ,ジェイソン・コンスタンティン,ピーター・ブロック
ポニーキャニオン
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ピーター・スピエリッグ,マイケル・スピエリッグ,ジェイソン・コンスタンティン,ピーター・ブロック
ポニーキャニオン
アンデッド [DVD]
フェリシティ・メイスン
アートポート


<声の出演>
イーサン・ホーク(エド)    宮本 充
ウィレム・デフォー(エルビス)   江原 正士
サム・ニール(チャールズ・ブロムリー)    金尾 哲夫
クローディア・カーヴァン(オードリー)    五十嵐 麗
マイケル・ドーマン(フランキー)   網島 郷太郎
ヴィンス・コロシモ(クリス)   高瀬 右光
イザベル・ルーカス(アリソン・ブロムリー)   勝島 乙江
<日本語版製作>
演出     岩田  敦彦
翻訳     石原  千麻
製作     ブロードメディアスタジオ

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『THE JOYUREI 女優霊』Jホラーリメイク、ハリウッド!

2011-05-16 00:05:10 | ホラー

THE JOYUREI 女優霊
DON'T LOOK UP(2009年アメリカ、日本、南アフリカ)
 監督      フルーツ・チャン
 脚本      ブライアン・コックス
 オリジナル脚本 高橋 洋
 出演      レシャード・ストリック
          ヘンリー・トーマス
          カルメン・チャップリン
          ケヴィン・コリガン
          イーライ・ロス

 ■ストーリー■
 精神が不安定だった監督マーカスは、監督復帰のため、魔女伝説の残るルーマニアのトランシルバニアでホラー映画を撮ることに。そこでは、かつて魔女伝説を映画化しようとして未完に終わっていた。マーカスは、彼女のクレアにしばらくの別れを告げ飛び立つのだが・・・。

 ■感想■
 中田秀夫監督の『女優霊』(1990年)を、ハリウッドでリメイクしたホラー映画。
 監督は『メイド・イン・ホンコン』(1997年)、『花火降る夏』(1998年)のフルーツ・チャン。
 フルーツ・チャン監督はドラマが中心に日本で公開されていますが、『美しい夜、残酷な朝』(2004年)ではホラー映画を撮っています。
 そういえば、『美しい夜、残酷な朝』の1篇“餃子”の香港で公開されたロングバージョンって、結局、未公開になってしまうんでしょうか??残念!!
 
 韓国の作品をソフト化するんだったら、もっともっと香港の映画をソフト化して欲しいですよね~。
 フルーツ・チャン製作のサスペンスドラマ“A-1 頭條”とかも未公開のまま!
 日本のドラマを放映しないで、韓国のドラマを放映するのは全然かまわないですけど、せめて、世界に誇れるアクション映画ばっかりの香港映画くらいソフト化して欲しいですよね。
 

 今作『THE JOYUREI 女優霊』ですけど、オリジナル版の『女優霊』を観ていないので、比較は出来ないんですけど、ホラー映画としては、けっこう普通に楽しめました!!精神障害のある、見えない物が見えちゃう感受性豊な主人公っていうキャラクター設定も、それなりに面白いですしね。
 でも、どこからが現実に起こっているホラー映画的な出来事なのか、主人公マーカスの見ている幻なのか良く分からないのが難点といえば難点ですかね??

 映画の中の設定では、わざわざ、ルーマニアまでロケに来ていますけど、それはルーマニアの方が安く映画が製作できるからってコトでは無いんですよね。アクション映画で制作費の関係で、意味も無く舞台がルーマニアの作品がいくつもありますけど、今作は、ドラキュラ伯爵や魔女っていう設定のためにルーマニアを舞台にしているだけで、実際はアメリカのロスで撮影しているんですよね??舞台がほとんど映画撮影のお城の中だけですもんね。

 低予算のホラー映画として観れば、及第点です!2度、3度と観るような作品では無いですけど、1度だけ観るなら楽しめるはず!!実質、本編がランニングタイムが80分というのも観やすい長さです!! 40点

THE JOYUREI ~女優霊~ [DVD]
リシャッド・ストゥリック,ヘンリー・トーマス,カルメン・チャップリン,ケビン・コリガン,ダニエラ・シー
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オリジナル版もリリースされています。

女優霊 [DVD]
柳ユーレイ,白鳥靖代,石橋けい,大杉 漣,根岸季衣
バンダイビジュアル
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『ファイナル・デッド・オペレーション』殺人鬼が棲むホスピタル 連続殺人

2011-05-05 20:55:43 | ホラー

ファイナル・デッド・オペレーション
(「ホラーフェスジャパン2009」題:『解体病棟』)
AUTOPSY(2008年アメリカ)
 監督      アダム・ギーラッシュ
 脚本      ジェイス・アンダーソン
          アダム・ギーラッシュ
          E・L・カッツ
 出演      ロバート・パトリック
          ジェシカ・ロウンデス
          ジャネット・ゴールドスタイン
          マイケル・ボーウェン
          ロバート・ラサード

 ■ストーリー■
 エミリー、ボビー、クレア、ジュード、ディミトリたち5人の若者たちは、マルティグラの帰り道、ルイジアナの田舎道で事故に起こしてしまうのだった。入院服を着た男が道路に飛び出してきたのだ。早速、逃げ出した患者を追ってやってきた救急車に乗って患者とともに病院に向かう5人だったが…。

 □■□ネタバレあり!□■□

 ■感想■
 ジェイス・アンダーソンと組んでいくつものホラー映画の脚本を書いているアダム・ギーラッシュ監督が描くティーンホラー。 
 今作の舞台は、田舎の病院になっています。謎の病院で起きている殺人事件を描いています。
 行方不明者の多いアメリカでも、病院や、そのまわりで行方不明者が大勢出たら捜査が及ぶはずですよね。

 まぁ、B級ホラー映画だから、そんなところ気にしちゃいけないんでしょうけどね。

 今作の脚本家のアダム・ギーラッシュとジェイス・アンダーソンが脚本を書いた主だった作品をあげると
 『クロコダイル2』(2001年)
 『ディレイルド 暴走超特急』(2002年)
 『殺人鼠 KILLER RATS』(2003年)
 『ツールボックス・マーダー』(2003年)
 『遺体安置室 死霊のめざめ』(2005年)
 『サスペリア・テルザ最後の魔女』(2007年)
 “NIGHT OF DEMONS”(2009年)
 “FERTILE GROUND”(2010年)
 このホラー映画ファンが喜ぶラインナップ!!
 トビー・フーパー監督や、ダリオ・アルジェント監督の作品で脚本を書いています!!
 そのアダム・ギーラッシュが監督したホラー映画って、いうんで期待度★★★★状態!!それに今作は、「ホラーフェスジャパン2009」で『解体病棟』のタイトルで上映されました!
 期待度が、やたら高くなってしまったんですけど、期待が高すぎたせいか、あんまり楽しめませんでした!!

 1980年代に製作されて公開されていたら、大量に作られたスラッシャー映画の大群の中に埋もれてしまいそうな作品でした!可も無く不可も無く、普通のスラッシャー映画って感じの作品でした!
 まぁ、単純なホラー映画、スラッシャー映画が観たいっていうときのは、良い作品なんでしょうけどね。
 登場人物たちも、いかにもスラッシャー映画的な感じで1人づつ1人づつ減っていきます!!
 ヒロインを助けるために、爆発を起こすのは、ちょっとやりすぎな感じも…。あんなコト、現実には出来ないですよね。
 最後のヒロインの精神がおかしくなってしまうようなオチも、「そんなバカなぁ~」って感じですけど、ホラー映画だし、良しとしましょう!!

 ホラー映画のジャンルで、今後も活躍しそうなアダム・ギーラッシュ、ジェイス・アンダーソンの作品を絶対に要チェック!!と思っているホラー映画ファンは必見!!
 
 ところで、「ホラーフェス・ジャパン」ってどうなったんでしょうね??
 2009年に、今作以外に4作品『血の魔術師』、『VLOG殺人サイト』、『地底の呻き』(DVD題:『ジェニーズ・ボディ 地底の呻き』)、『マーダーゲーム殺意の連鎖』(DVD題:『ファイナル・デッドゲーム』)が公開されただけで、その後は何もないんですもんね~。
 毎年の恒例の映画祭になって欲しかったんですけどね~。 55点
 

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『スコージ 災いをもたらす獣』ホラー版ヒドゥン、超こじんまり

2011-04-14 22:32:26 | ホラー

スコージ 災いをもたらす獣
SCOURGE(2009年アメリカ、カナダ)
 監督       ジョナス・カステル
 脚本       ジョナス・カステル
 出演       ニック・リンド
           ロビン・ルドゥー
           ラス・フェリアー
           ジェイソン・ハーダー
 
 ■ストーリー■
 1871年、ワシントン州ハーバーフォードの町で、怪物に寄生された1人の男に、落雷を利用して怪物を封じ込めることに成功するのだった。そして、現代、その怪物を閉じ込めた教会が火事になるのだった。火事の現場で消防士が封じ込められた怪物コリージアに寄生されてしまうのだった。消防士は異常な食欲をもって町を徘徊し、彼女のリディアの元へと現れるのだった。消防士の口からコリージアが現れリディアのへそから彼女に寄生するのだった。その夜、リディアはクラブで出会った男にコリージアを移し、血を垂れ流し、絶命するのだった。
 彼女のリディアの消防士との浮気を疑っていた彼氏のスコットは、リディアを追ってクラブのトイレにやってきて、血をあふれ出し死ぬリディアを抱きかかえるが、その場を違う客に目撃され、その場から逃亡するのだった。スコットの父親は犯罪者であったため、保安官はスコットを犯人と決め付け指名手配するのだった。スコットは、保安官の姪で、元カノのジェシーの元に身を寄せ、事件の真相を探ろうと奔走するのだった。


 ■感想■
 人々に寄生するモンスターを描くホラー映画。
 ゾンビのように、感染した人間が増えていくわけではないので、被害者は1人づつしか増えないので、そんなに怖くないです。
 ただし、モンスターが寄生したあと、次の犠牲者に寄生するまでの時間が6時間しかないので、次から次へと犠牲者が出ちゃいます!これだけ犠牲者が出たら、すぐにFBIとか出動しそうですけど、どうなんでしょうね??犯人が誰であれ同じ手口で犠牲者が短期間に出ているので連続殺人事件として大きな騒ぎになりそうです!!

 こういう作品の定番の展開で、主人公は犯人ではないかと疑われます!でも、被害者たちのあの状況を見たら、絶対に犯人は普通の人間で無いコトはわかりそうなもんなんですけどね!!
 主人公は、ウィルスか何かで事件を起こしていると思われ保安官に追われる結果にッ!!

 ストーリー自体は、人に寄生するモンスターが犠牲者を増やしながら乗り移っていくのを、主人公とヒロインが追うだけの単純なストーリーなんで、軽い気持ちで楽しく観れます!!
 低予算のモンスター映画が作れるアメリカって、やっぱり良いですよね!!

 ところで、電気に弱いスコージですが、寄生された人間にスタンガンでショックを与えるよりも、コンセントから電源を取った電気の方が、電気ショックが強いんでしょうかね??電気銃のスタンガンの方が電気ショックが強そうですけどね!!
 北米だと、コンセントの電圧は120ボルトじゃないんでしょうかね??スタンガンなら5万ボルトはありますよね??電圧はあまり関係ないんでしょうかね??電気の量の方が問題なんでしょうかね??
 そんなこと言うと映画が、中盤で終わっちゃいますけどね!!ヒロインがスコージに寄生されたおじさんをスタンガンで電気ショックを与えるシーンがありますからね!!

  『ヒドゥン』(1987年)のようなハデさや突出した面白さは無いですが、劇場未公開の低予算ホラー映画としては、十分面白い作品です。低予算ホラー映画ファンは必見の1本です!65点

 

スコージ 災いをもたらす獣 [DVD]
ロビン・ルドー,ニック・リンド,ラッセル・フェリアー
ポニーキャニオン
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『邪神バスターズ』♪邪神バスターズ♪

2011-03-22 00:24:52 | ホラー

邪神バスターズ
THE LAST LOVECRAFT RELIC OF CTHULHU(2010年アメリカ)
 監督      ヘンリー・セイン
 脚本      デヴィン・マッギン
 出演      カイル・デイヴィス
          デヴィン・マッギス
          バラク・ハードリー
          エドムンド・ルビンスキー

 ■ストーリー■
 クトゥルフ教団が、海の底に閉じ込められた邪神クトゥルフを開放する2つの鍵レリックの1つをエジプトで手に入れた。クトゥルフ教団を監視していた協議会は、残るもう1つのレリックをH・P・ラヴクラフトの子孫に預け、人類の未来を託そうとするのだった。
 しかし、ラヴクラフトの唯一の子孫ジェフはさえないサラリーマンだった。同居する友人チャーリーと会社から帰ってくると、レリックを守ってくれという教授がいるのだった。教授の話を信用しないジェフだったが、その場にレリックを求め、クトゥルフの使いスタースポーンと半漁人たちが現れるのだった。

 ■感想■
 H・P・ラヴクラフトの「クトゥルフ神話」を題材にした脱力系ホラーコメディ。
 ターゲットとしては、『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)や『ビッグ・バグス・パニック』(2009年)みたいなところを狙ったんでしょうかね??
 B級っぽさが全体を覆っていて、上記2作のような万人受けするような作品にならなかったのは残念な感じですけど、ホラー映画ファンは必見の作品にはなっています!!
 コメディということもあって、クトゥルフの使いのスタースポーンや半漁人の造詣がチープなのも気にならないです!!
 タイトルの“邪神バスターズ”は『ゴーストバスターズ』から取ったんでしょうかね??そういう何も考えてなさそうな日本版タイトルも、けっこう好印象な感じです!!


 ランニングタイムが78分と短めなのも幸いして、テンポ良くかなり面白く観れる作品になっています!!
 78分です!78分!90分枠のTVの映画劇場でもほとんどカットしないで観れる長さです!!潔い短さ!!

 自分は、H・P・ラヴクラフトも「クトゥルフ神話」もあまり詳しくないですけど、楽しく観るコトができました!!映画の中でも、序盤の方で、主人公の友人チャーリーがサラっと説明してくれるので、余り詳しくなくても大丈夫です!!

 制作費もそんなにかかっていないようですし、H・P・ラヴクラフト大好きなスチュアート・ゴードン監督もTVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」や「13サーティーン」で、これくらいの作品を撮ってくれれば良かったのに…。
 でも、今作のようなコメディ系の作品は作りたく無かったんでしょうねぇ。でも、今作『邪神バスターズ』って、クトゥルフ神話を知らない自分みたいな映画ファンが観ても十分楽しく観れたんで、こういう軽いアプローチもけっこう良いかもしれないと思うんですけどねぇ。
 
 お約束といえば、お約束のラストの展開ですけど、このまま終わらせてしまうのには、余りにももったいないので、それこそ続編でも作って欲しい感じがしちゃいます!!75点

邪神バスターズ [DVD]
デヴィン・マッギン,キャメロン・キャノン,マイク・マッジン
メーカーオリジナル
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『ソウ・ザ・ファイナル』とうとうファイナル!!

2011-03-21 00:31:41 | ホラー

ソウ・ザ・ファイナル
SAW 3D(2010年アメリカ)
 監督      ケヴィン・グルタート
 脚本      パトリック・メルトン
          マーカス・ダンスタン
 出演      トビン・ベル
          ケイリー・エルイィズ
          コスタス・マンディロア
          ショーン・パトリック・フラナリー

 ■ストーリー■
 ジグソウの妻ジルが仕掛けた罠を脱したホフマン刑事は、殺人ゲームを再び開始した。一方、ホフマンから逃げようと警察に逃げ込むのだった。そんなとき、世間ではジグソウが仕掛けた殺人ゲームから辛くも生き残った生存者ボビー・デイゲンは、生き残った体験を本に書き、ベストセラーになり大金を稼いでいた。ホフマンの次の標的は、殺人ゲームに生き残ったことになっているボビーだった。ボビーは、ジグソウの仕掛けた罠に掛かったことが無かったが、生き残ったことにしていたのだった。

 ■感想■
 2004年から続いた「ソウ」シリーズの最終作。
 本当に、この第7作目で、ファイナルなんでしょうか??
 第1作『ソウ』(2004年)から、
 第2作『ソウ2』(2005年)
 第3作『ソウ3』(2006年)
 第4作『ソウ4』(2007年)
 第5作『ソウ5』(2008年)
 第6作『ソウ6』(2009年)
 と、良くも、毎年、毎年、毎年、毎年、毎年、続編を作り続けましたよね…。
 
 1作目から、あまり好きなシリーズで無かったですけど、とうとう、とうとう、とうとう“ファイナル”ということで最後になるみたいでウレシイです…。
 良くもまぁ、同じストーリーで、ここまで引っ張ってきましたよね。3作目くらいまでは、それでも、面白く観れましたけど、4作目、5作目、6作目と、もうどれがどれでもOKな同じ内容で、観るたびびに損した気分に…。
 同じ内容の続編なら、「13日の金曜日」シリーズの方がよっぽど楽しく観れるシリーズですよね!!

 ところで、今作ではショーン・パトリック・フラナリーやジェームズ・ヴァン・パタン等、最近あまり見かけない俳優が出ていて少しだけウレシクなりました。でも、それだけ。
 “ファイナル”という割りに、唐突な終わり方!5作目や6作目に同じオチのシーンを持ってくれば、“ファイナル”とうたうことが出来るような感じの終わり方。

 登場人物たちも、一部の人間を残してみんな死んだし、今作で本当に終りにしてください!!
 今作の脚本家パトリック・メルトン、マーカス・ダンスタンが脚本を書いた『ワナオトコ』(2009年)もシリーズ化するんでしょうかね??まるっきり同じ内容でシリーズ化するのは、もう「ソウ」で終りにして下さい。
 どんな作品でも、観続けるホラー映画ファンだけを頼りにシリーズ化してもうけようっていうのが、ミエミエな感じを受けちゃいます。
 同じような内容でも、「13日の金曜日」やゾンビ映画だったら、笑って許しちゃうんですけどね。

 今作の「ソウ」シリーズって、良く考えると、おかしなところが。
 ジグソウが作った仕掛けって、2作目以降は大掛かりすぎで、絶対に少人数では作れないですよね。材料を手配したところを調べたら、すぐに犯人がばれちゃうはずですよね!!アメリカの警察やFBIをナメすぎ!!
 殺人ゲームに参加させられる人間を選ぶ基準も、なんか適当な感じですしね。
 まぁ、エンターテイメントのホラー映画にそんな細かいコト言ってもしょうがないですけどね。40点

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『マッドネス・ヒル』いつもの田舎ホラー

2011-03-07 00:20:52 | ホラー

マッドネス・ヒル
STAUNTON HILL(2009年アメリカ)
 監督      G・キャメロン・ロメロ
 脚本      デヴィッド・ラウントゥリー
 出演      キャシー・ラムキン
          クリステン・コッペン
          デヴィッド・ラウントゥリー
          キコ・エルワース
          クリスティン・カルロ

 ■ストーリー■
 1969年の秋、ヴァージニアで、ジョーダン、コール、ブーン、レイナ、トリッシュたち5人の若者たちはヒッチハイクでワシントンD.Cで開かれる予定の集会に向かっていた。ある車の修理工場で車を修理にきたクエンティンに乗せてもらいD.C.に向かうが、途中で車が壊れてしまい、近くの農場に留まることにするのだった。しかし、その農場には不気味な家族が住んでいたのだった。

 ■感想■
 ジョージ・A・ロメロ監督の息子キャメロン・ロメロ監督の描くホラー映画。
 今作は、本国アメリカでは、オリジナルビデオでリリースされた作品のようです。

 「う~ん、微妙なデキ」

 それが、今作の素直な評価です!
 なんで、今さら、こんな1970年代チックな単純な田舎を舞台にしたホラー映画をワザワザ作ったんでしょうね!!ホラー映画ファンだったら、今までに、20本くらいは、同じような内容のホラー映画を観たことがあるはず!
 ヒッチハイクしていた、5人の若者たちが、精神が不自由なファミリーに襲われるだけの、いつもの、いつもの田舎ホラー!!
 ゴアシーンだけは、今風な感じでそれなりですけど、だから、何??
 新人監督でも、今どきこんなホラー映画作らないですよね!!
 ストーリーに何のヒネリも無い!!
 この内容で、ランニングタイム90分は厳しいですね!!
 せめて、あと15分くらい短ければ良かったのに…。
 
 デジャヴュ感★★★★★

 と、どこかで観たことがある印象だけは、満点な感じです・・・。

 ところで、今作の設定は1969年なんですけど、なんで、1969年なんでしょう??
 ケータイ電話が無い時代ってコトなんでしょうか??この時代だったら、若者が行方不明になっても、捜査が真剣に行われないってコトなんでしょうか??
 
 こんなどこかで、観たことがあるような田舎ホラーの映画でなく、どうせなら、リビングデッド物でも撮れば良かったのに。せっかく、ジョージ・A・ロメロ監督を父親に持っているんだから、父親のネームヴァリューを利用しなくちゃ!! 25点

マッドネス・ヒル [DVD]
キャシー・ラムキン
角川エンタテインメント

 

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『オープンドア』ラジオ大魔王

2011-02-06 17:22:03 | ホラー

オープンドア
THE OPEN DOOR(2008年アメリカ)
 監督      ドク・デュハム
 脚本      ドク・デュハム
 出演      キャサリン・ジョージ
          サラ・クリスティン・スミス
          ダニエル・ブッコ
          ライアン・ドゥーム

 ■ストーリー■
 17ヶ月前の満月の夜から、殺人と自殺があいつぎ、13人が死ぬ事件が発生した。以後、満月の夜に人が死ぬが、ある特定の地域に集中していた。
 家が厳しいアンジェリカは、ある日、門限を破ったため夜の外出が禁止されていた。パーティに参加したい彼女は、満月の夜に放送される、何でも願いがかなえられるという海賊放送のラジオ番組“開かれた扉”に外出したいという願いを投稿してしまうのだった。

 ■感想■
 女子高生が体験する恐怖を描くホラー映画。
 監督のドク・デュハムは、多くの作品でスタントをやっている人です。TV番組で、俳優としても出演しているみたいですね。
 満月の夜に謎の連続殺人事件が起きているにも関わらず、変な海賊放送に願いを投稿するなんて、今作のヒロインのアンジェリカは思慮が無さすぎ!!
 それにお願い自体も、変なお願い!
 あのお願いの段階で、ラストのオチが分かっちゃいます…。
 ただ、オープニングのテロップで、連続して起きている満月殺人事件で、「4ヶ月前に生存者が1人いる」って出たので、「その生存者がアンジェリカなのかな??」っていうのは、想像しましたけどね。

 でも、ヒロインのアンジェリカが、生き残ろうと、死のうと、どうでも良い感じですよね。そこに行くまでに、「早く終わってくれないかなぁ・・・」としか思って無いですから。

 ホラー映画を余り観たことが無い人には、それなりに展開が楽しいのかもしれないですけど、それにしても、途中で最後までのネタを言っちゃうなんて、どういうこと??


 こんな途中で、ネタがわれてしまうような作品に、ランニングタイム94分は、フィルムの使いすぎ!ムダ使いです!どんなに長くても、せいぜい80分の内容です!!
 75分くらいだったら、ちょうど良かったかもしれないですね。
 大体、事件が起きるまでが長すぎ!!映画が始まってから、50分強から、犠牲者が、やっとやっと出始めます!!
 ホラー映画で、映画が始まってから事件が起きるまで50分は長すぎでしょう!!そこに行くまで、まだ面白ければOKですけど、ダラダラ、ダラダラ、ダラダラ、クソ面白くないアメリカの高校生の生活を見せられてもね…。
 アメリカの高校生の生活が観たかったら、別にホラー映画で観たいとは思わないでしょ。
 ホラー映画で青春物みたいなシーンなんて観たくないでしょ!!そんなコトも分からないんでしょうかね??
 90分枠の映画劇場で放映されたら、それなりに楽しく観れるかもしれないですけど今作の94分は、苦痛です。

 でも、実は今作は、世界の映画祭で、色んな賞を獲っているんですよね。
 【2008年シュリークフェスト映画賞】 
   観客賞
 【2009年ホラーUK 28時間後映画祭】 
   最優秀作品賞  助演男優賞
 【2009年ネバダ映画祭】
   シルバースクリーンアワード受賞
 【2009年ビッグベアーホラー映画祭】 
   メイクアップ賞
 
 こんなに賞を獲っちゃうなんて、こういう映画祭って、ろくでもない作品しか出品されないんでしょうかね??
 映画祭でも、
 【ポルト国際映画祭】(ファンタスポルト)
 【シッチェス・カタロニア国際映画祭】
 【ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭】
 【ジェラルメール国際映画祭】
 【トリエステ国際映画祭】
 
のような有名な映画祭で賞を獲った作品しか信用出来ないんでしょうかね??20点

オープンドア [DVD]
ドク・ドゥハム,グレゴリー・ホブソン
J.V.D.
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『ゾーンA』ネタバレ紹介、禁止!

2011-01-30 21:24:42 | ホラー
ゾーンA
DJINNS(2010年フランス、モロッコ)
 監督      ユーグ・マルタン
          サンドラ・マルタン
 脚本      ユーグ・マルタン
          サンドラ・マルタン
 出演      グレゴワール・ルプランス=ランス
          ティエリー・フレモン
          サイード・タグマウイ
          シリル・ラファエリ

 ■ストーリー■
 1960年、アルジェリア、砂漠で行方不明になった輸送機を捜すために、ある部隊が派遣される。軍人のミシェルは、記録係として同行するのだった。行方不明になった輸送機は、ほどなく発見されるが、10名いた人間のうち8名は遺体になっていた。ランジェ将軍をと工兵2名が行方不明のままであった。部隊は、重要書類の入ったケースを回収するが、そのとき、敵のテロリストに発見され攻撃を受けるのだった。なんとか敵からの攻撃をかわすものの、その後、砂嵐に襲われ、部隊はアトミスという村に辿り着くのだった。そこで、ランジェ将軍と工兵が埋葬されている事実が判明し、将軍の探索は打ち切られるのだった。しかし、彼らを襲う何者かが迫っていたのだった。

 ■感想■
 フランス、モロッコ合作のホラー映画。
 ホラーといっても、正体不明の伝説の霊ジンが、フランスの軍人に、幻を見せるだけで、直接的に襲ってはきません。襲われるのが軍人なので、てっきり、軍隊の部隊とモンスターが戦うようなアクション映画風のホラー映画かと思ったんですけど、全然違いました!
 
 ダラダラな感じで、ランニングタイム104分は少し長すぎでしょうか??あと25分くらい短かければ、それなりにテンポ良く楽しめる作品になっていたかもしれないですけどね。
 土地を守る精霊“ジン”がなぜ、フランス軍の部隊を襲うかというと、それは、途中(というかラスト)に判明します。でも、ジンの力でも、阻止することが出来ずに、実験が行われちゃいます。なんか、後味が悪い印象です。結局、精霊の力、及ばずってコトなんですよね。

 ジンって、人間に幻を見せて、お互いに争わせるという地味な方法しか取れないんですよね。こういう展開じゃ、映画的には、盛り上がらないですよね!人間同士を争わせるなんて、どこかで観たコトあるような手段ですもんね。B級ホラーやC級ホラーで、何回も、何回も、何回も観たことがあるような…。
  
 今作の大事なオチなんですけど、DVDの紹介とかでネタバレしちゃってるサイトとか多いんですよね。重要書類のケースの中身を言っちゃたら、面白さが半減どころか、すべて無くなってしまうようなものなのにねぇ~。ミステリー映画のトリックを、事前に紹介しちゃうようなもんですよね。少なくとも、公の販売サイトとかでの紹介で、ネタを書いちゃうのはダメですよね…。

 こんなフランス、モロッコ製の、今作のようなC級ホラー映画をDVD化するなら、もっと話題になった作品とか名作とかをソフト化して欲しいですね~。

 ◆刑事アクションの傑作『愛しきは女 ラ・バランス』(1983年)
 ◆ミッシェル・ビアニー監督、脚本、リシャール・ベリ主演の刑事アクション『フレンチポリス殺しのムーブメント』(1985年)
 ◆ジャン=ポール・ベルモント主演のハードアクション『プロフェッショナル』(1981年)
 ◆イヴ・モンタン主演のノワール『真夜中の刑事パイソン357』(1976年)
 ◆アラン・ドロン主演、ジャン=パトリック・マンシェント原作のアクション『必殺ビッグガン最後の標的』(1982年)

 等々、フランス映画で、未ソフト化の作品でDVD化して欲しい作品はいくらでもあるのに…。10点

ゾーンA [DVD]
グレゴワール・ルプランス=ランゲ
ビデオメーカー

  
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『レズビアン・ヴァンパイア・キラー』正統派ゴシックホラーコメディ

2011-01-11 00:54:49 | ホラー

レズビアン・ヴァンパイア・キラーズ
LESBIAN VAMPIRE KILLERS(2009年イギリス)
 監督      フィル・クレイドン
 脚本      スチュアート・ウィリアムズ
          ポール・ハップフィールド
 出演      マシュー・ホーン
          ジェームズ・コーデン
          ポール・マッガン
          マイアンナ・バリング
          ルーシー・ガスケル
          シルヴィア・コルカ
          ヴェラ・フィラトワ

 ■ストーリー■
 数百年前、赤い月の夜が明けるときにある村で惨劇が起きた。地獄の底の燃え盛る炎から甦ったヴァンパイアの女王カーミラの仕業だった。十字軍の遠征より帰った男爵が見たのは、カーミラの毒牙に掛かった美しい妻エヴァの姿であった。男爵は、村を救うため立ち上がった。「死の書」によりヴァンパイアを倒す方法を発見した男爵は、古代バビロニアの魔法をかけた剣を作り上げるのだった。そして、自分の血をかけた剣でカーミラに立ち向かうのだった。剣でカーミラを倒す男爵だったが、トドメをさす前にカーミラに呪いをかけられてしまうのだった。その呪いとは、男爵の子孫と処女の血が混ざったときに、カーミラが甦るというものだった。また、以後、その村では女性達が18歳になるとレズビアンヴァンパイアになるのだった。
 そして、現代…、ジミーと、頭の中がHのコトだけのフレッチは親友同士。彼女にふられたジミーと、ピエロの仕事中に生意気な子どもを殴って仕事をクビになったフレッチは、ハイキングに行くことにするのだった。飲みに行ったバーに貼ってあった地図に、ダーツで行く場所を決めるのだった。ダーツが刺さった場所はクラグウィッチという田舎の村だった。

 ■感想■
 イギリス製のオバカ吸血鬼ホラー!
 オバカ映画でも、ちゃんと吸血鬼映画の約束は守っています!
 「吸血鬼は、招かれないと家の中に入ってこれない!
 「吸血鬼は鏡に映らない!
 さすが、ハマー・プロダクションがあるイギリスのホラー映画!!
 こういう吸血鬼物の約束を守るような細かいところが、ホラー映画ファンも納得できるところですよね!
 最近の吸血鬼が出てくる映画の中には、カメラに普通に映っちゃたりする吸血鬼とかが平気で出てきちゃったりしますもんね。
 もう吸血鬼が、フィルムに映っちゃったりするだけで、興ざめですからね。
 それも面白い作品ならまだしも、そういう作品に限って、吸血鬼物として面白くなかったりするコトが多いですからね。
 今作の脚本家、スチュアート・ウィリアムズ、ポール・ハプフィールドは、吸血鬼映画のコトがちゃんと、分かっていますよね~!!
 
 今作は、オバカな2人組みが主人公のコメディ系のホラーですけど、コメディ要素を無くしてマジメに作っても、それなりに楽しめる正統派ホラーになったでしょうね。
 とにかく、主人公2人、特にフレッチが、吸血鬼を怖がる!怖がる!十字架や、聖水を入れたコンドームを持っていても逃げる!逃げる!実際、吸血鬼がいたら、逃げまくるでしょうけどね。
 
 村の娘は、18歳になるとヴァンパイアになってしまうということで、18歳の誕生日を迎えようとする娘レベッカがいる牧師が、何とか阻止しようとしますが、普通はここで盛り上げるのに、あっと言う間に吸血鬼になって、フレッチの前に現れます!!
 そういう映画的な約束の外しで、“笑わそう”ってことでは無いのか、そういうシーンが淡々と描かれていきます!!

 また、“吸血鬼は招かれないと家に入れない”ということを知ったジミーが発言する内容とかも、サラリと描かれすぎ!アメリカのコメディだったら、けっこう笑わそうって感じのシーンも、とにかく、淡々と描かれていきます!!
 ゲラゲラ笑うというより、“クスッ”って感じの笑いです!!

 笑いの下ネタも、セリフくらいなので、過激なシーンもなく健全なレベルの下ネタなので、安心して観れる内容になっています。
 
 「う~ん、でも、今作の脚本家のコンビには、コメディホラーでなく、マジメな吸血鬼物を書いて欲しいかも…」  70点

レズビアン・ヴァンパイア・キラーズ [DVD]
ジェームズ・コーデン,マシュー・ホーン,マイアンナ・バーリング,ポール・マッギャン
Happinet(SB)(D)
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『デコーダー[解読者]』終末ホラー、長すぎ。

2011-01-10 10:33:29 | ホラー

デコーダー[解読者]
BEACON 77(2009年イギリス)
 監督      ブラッド・ワトソン
 脚本      デビー・ムーン
 原案      ブラッド・ワトソン
 出演      ケリー・アダムス
          ルーシー・エヴァンス
          ジョナサン・ローデス
          カリータ・レインフォード
          デヴィッド・ホートン

 ■ストーリー■
 大学のゼミの教授、マルコムとつきあっていた学生ゾーイは、友人のサラとマルコムのアパートの部屋へと行くのだった。部屋に行くと、そこにはデクランとケンドラの2人が居座って、何かの研究を行っているのだった。デクランに誘われ、マルコムは部屋を貸し、“ビーコン77”というインターネットラジオを放送していたのだった。デクランは、聖書に隠された予言を探るため、バチカンやCIA、国防省のコンピュータにハッキングしていたのだった。


□■□ネタバレあり!□■□
 
 ■感想■
 イギリス映画の低予算終末ホラー。
 主な登場人物5人で、小さな部屋の中が主な舞台になっています!
 「聖書に隠された予言を研究」って、こんなコトをしている人たちに、普通は関わりたくないですよね。今作のヒロインのサラとゾーイって、なんで、1度帰ったのに、部屋に戻って来ちゃうんでしょうね??
 絶対に事件に巻き込まれるはず!!
 実際、最後は、トンデモないことに…。
 電波系のあっちの方に行っちゃった人を描いたスリラー映画」かと思いきや、最後は「世界規模の終末を描くホラー」になっちゃうあたり、低予算のホラー映画として、それなりの作品になっていますけど、とにかくつまらない!!
 発想が良くても、つまらない…。
 エンターテイメント作品として、つまらないのは、1番良くないですね。

 良く知らないんですけど、聖書ってもともとラテン語か何かで書かれたんじゃなかったでしたっけ??その後、ラテン語で書かれたものを、英訳したんじゃなかったんでしたっけ??ラテン語から英語に訳したときに、暗号がそのまま生きているとは思えないんですけど、どうなんでしょうね??
 別にどうでも良いんですけど…。

 「聖書に隠された予言」を解明することを題材にしていて、終末ホラーとしては、それなりに面白い発想の作品になっていますけど、それにしても、長い!長い!長い!長い!長い!
 ランニングタイム95分を持たせるだけの内容が無いですね!どう考えても70分くらいの内容の映画です!!
 日本語吹替えで、なおかつランニングタイムが70分くらいの作品だったら、それなりに楽しめる作品になっていたと思うんですけどね。

 もう少しエンターテイメント的に楽しく観れる作品になっていれば良かったのに!!
 今作の登場人物のデクランのように、1人だけ納得しちゃっているようで、監督、脚本家のブラッド・ワトソンって1人よがりな演出とストーリーに超不満足な感じです。
 理屈っぽい感じで、大したストーリーが無いのは、ちょっと問題ですよね!!いかにもつまらないイギリス映画って感じの作品です。
 ホラー映画や、スリラー映画を作るなら、もう少し観客のコトを考えて映画を撮って欲しいですね!!  0点

 

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『ミラーズ2』ジャック・バウアーから、ジョン・コナーへ

2011-01-04 00:02:44 | ホラー

ミラーズ2
MIRRORS 2(2010年アメリカ)
 監督       ヴィクター・ガルシア
 脚本       マット・ヴァン
 出演       ニック・スタール
           ウィリアム・カット
           エマニュエル・ヴォージェ
           クリスティー・カールソン・ロマーノ
           エヴァン・ジョーンズ

 ■ストーリー■
 社長である父親の紹介で、メイフラワーデパートの夜間警備員の仕事についたマックスだったが、不可思議なコトが身の周りで、起きはじめるのだった。一方、会社の重役たちも、何者かに殺される事件が発生する。マックスは、2ヶ月前に、行方不明になった女性社員が、この事件に関係しているのでは、無いかと思い調査を始めるのだった。

 ■感想■
 アレクサンドル・アジャ監督、キーファー・サザーランド主演のホラー映画『ミラーズ』(2008年)の続編。
 今作は、本国アメリカでは、オリジナルビデオで、当然、前作とのつながりは全然無いです!!
 舞台となっている、デパートの名前が同じ“メイフラワー”なのと、鏡の中から、幽霊が出てくるという設定が同じだけの、まるっきり別の作品です!!前作の続きと思って観ようと思っている映画ファン(あまりいないと思いますけど)は、注意!注意!

 ところで、良く考えると、今作のストーリーは、鏡の中の幽霊は、主人公に事件を解決されたがっているようですけど、 恨みのある人間を殺そうとしているだけで、別に主人公は何もしなくても良かった気がしちゃうんですけど、どうなんでしょう??
 なのに、映画を盛り上げるためか、主人公のマックスが警備員の仕事を辞めると言い出したら、全然事件に関係ない社長を殺そうとしちゃうし、どういうコトなんでしょうねぇ~??
 この社長のウィリアム・カットを幽霊が殺そうとするシーンなんですが、映画を観ているときは、何とも思わなかったシーンですけど、最後まで観ると、けっこう不思議なシーンに思えてきちゃいますね!!
 ハラハラ、ドキドキのためだけに用意したんでしょうね!!
 でも、だったら、ランニングタイム91分も必要無いんで、このシーンは不要でしたよね!
 今作の内容だったら、80分くらいで、ちょうど良いのに…。


 今作は、主人公の父親役で、TVシリーズ「アメリカン・ヒーロー」「新・弁護士ペリー・メイスン」のウィリアム・カットが出演していましたけど、それにしても、老けましたね~。久々に映画で見て、あまりの老けように、ちょっとショックでした。
 ウィリアム・カット出演といえば、犯罪物“DETERMINATION OF DEATH”(2001年)が未公開のままですね~。あと、SF映画“DEADLAND”(2009年)も観公開のままですね。主演はゲーリー・ウィークスです。ポストワールドウォーIII物ですけど、あまり評判の良くなさそうですけど、いつか観れる日がくるんでしょうかね??
 同じく、ウィリアム・カットが共演した2010年のSF映画“EARTHLING”は、評価が高いので、観れると良いですね~。監督、脚本はクレイ・リフォード。出演はレベッカ・スペンス、ピーター・グリーンです。  40点


ミラーズ2(前作「ミラーズ (完全版)」付) (初回生産限定) [DVD]
ニック・スタール,ウィリアム・カット,エマニュエル・ヴォージア
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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『ザ・ホード 死霊の大群』ダッシュ!フレンチゾンビ!ダッシュ!

2010-11-22 22:45:28 | ホラー

ザ・ホード 死霊の大群
LA HORDE(2009年フランス)
 監督    ヤニック・ダアン
        バンジャマン・ロシェ
 脚本    ヤニック・ダアン
        バンジャマン・ロシェ
        アルノー・ボルダ
        ステファーヌ・モイサキ
        ニコラ・ブフェーイ
 出演    クロード・ベロン、ジャン=ピエール・マルタンス
        エリック・エブアニー、オーレリアン・ルコワン
        ドゥードゥー・マスタ、アントワーヌ・オッペンハイム
        ジョー・プレスティア

 ■ストーリー■
 ギャングに仲間の警官が殺されたウィセムたち4人の警官は、ギャングが本部にしている古いビルに完全武装し襲撃をかけるのだった。しかし、ギャングの反撃にあい、囚われてしまうのだった。そんなとき、ギャングの部屋では、少し前に殺した男がゾンビとなり甦って、ギャングを襲い始めるのだった。


 ■感想■
 新人監督、ヤニック・ダアンとバンジャマン・ロシェのコンビが放つフレンチゾンビ映画。
 各国の映画祭で、高く評価され賞を、受賞&ノミネートされています!
 
 【ポルト国際映画祭】
   ・最優秀脚本賞
   ・最優秀撮影賞  受賞
 【ジェラルメル国際映画祭】
   ・Sci-Fi審査員賞 受賞
 【シッチェスカタロニア国際映画祭】
   ・作品賞       ノミネート

 いや~、それにしても、高く評価されましたね!
 ジェラルメル国際映画祭とシッチェスカタロニア国際映画祭と、世界3大映画祭の2つで評価されたんですからね!アカデミー賞獲ってもなんとも思いませんけど、【ジェラルメル国際映画祭】、【シッチェスカタロニア国際映画祭】、【ポルト国際映画祭】とかで賞を獲ったっていったら、スゴク評価が高い作品なんだな!って思いますもんね。
 自分にとって、映画祭といえば、上記3つ以外だったら【香港金像奨】【トリエステSF国際映画祭】くらいです!
 まぁ、【トリエステSF国際映画祭】の作品は、ほとんど日本では公開されないので残念なんですけどね。
 映画祭で高い評価を受けた作品ですけど、面白さは、ごく普通な感じです!
 でも、今までのゾンビ映画には無かったような、死んだ警官がヒロインと不倫関係にあったとかいった主人公の刑事たちのドラマや、ナイジェリア人のギャングのボスの兄弟の関係とか、本当にゾンビ映画に必要なの??って思うような設定を盛り込んで、90分強の長さに収めていて、それなりに楽しく観れる作品にはなっています!

 今作のゾンビは、『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)や『28日後...』(2002年)系のダッシュするゾンビです。このダッシュするゾンビは、もう手の打ちようがないというか、追いかけられたら、どう考えても逃げられない感じがしちゃって、絶望感★★★★★です!
 それに今作のゾンビは強すぎ!拳銃で蜂の巣にされているのに、普通に襲ってきますからね。
 今作のゾンビは、なぜ発生したのか、説明らしきものもなく、とにかく突然、発生します!まぁ、ゾンビ映画に、そんな理由は特に必要も無いですけどね。
 ところで、反目しあう警官とギャングが手を組んでゾンビと戦う設定って、低予算のアメリカ映画『シティ・オブ・ザ・デッド』(2006年)と同じような設定ですね。主人公が武装した警官とギャングだったら、ゾンビを殺すのも簡単に出来ますもんね!一般人だったら、逃げるのが精一杯でしょうけどね。
 一般人といえば、今作では、ギャングの本部になっているビルに住む戦争帰りの老人とか、やたら武器を隠していた管理人とか、その他の登場人物も、ちょっとオカシイ人ばっかり出てくるんですけどね!

 珍しいフランス製のゾンビ映画としては、十分面白く観れますけど、ゾンビ映画としては、これといった特長もなく、ただ普通にゾンビ映画って感じです!ブルーノ・マッティ監督のゾンビ映画よりは、格調高く完成度も高いですけどね! 65点

ザ・ホード 死霊の大群 [DVD]
クロード・ペロン,ジャン=ピエール・マルタンス,エリック・エブアニー,オーレリアン・レコン
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『ウルフマン』狼男vs狼男

2010-10-31 22:48:13 | ホラー

ウルフマン
THE WOLFMAN(2010年アメリカ)
 監督    ジョー・ジョンストン
 脚本    アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
        デヴィッド・セルフ
 出演    ベニチオ・デル・トロ、アンソニー・ホプキンス
        エミリー・ブラント、ヒューゴ・ウィーヴィング
        ジェラルディン・チャップリン

 ■ストーリー■
 1891年、ロンドンで俳優をするローレンス・タルボットの前に、行方不明の彼の弟ベンを捜す婚約者グエンが現れる。アメリカ公演があったために、最初は故郷ブラックムーアに帰ることを断ったローレンスだったが、やはり気にかかり、ブラックムーアへと帰るのだった。
 ブラックムーアで待っていたのは、ベンの死体と、母親の死後、疎遠になった父親からの冷たい出迎えだった。帰る数日前にベンの死体が発見されたのだった。その殺害状況から野獣に襲われたものと思われたのだが…。

 ■感想■
 ベニチオ・デル・トロ、アンソニー・ホプキンス出演の狼男映画。
 クラシック映画『狼男』(1941年)のリメイクです。
 自分的には、狼男映画の古典と言えば、ハマープロの『吸血狼男』(1960年)です。
 ユノバーサルの『』は未見なので、今作がオリジナル版と同じ展開なのか不明なんですけど、中盤以降の展開にはけっこう驚きがありました。

 2009年に全米で公開される予定でしたが、追加撮影に次ぐ追加撮影で、公開が1年延びたってコトで有名になった作品です。
 あえて、クラシックな作品をリメイクしたんでしょうねぇ??
 
 つまらなくはないですけど、特別面白いワケでもない、ごくごく普通のデキのホラー映画になっています。
 中盤から、後半にかけて、やっと少し盛り返しますけど、冒頭から中盤までがダラダラです。全体的な印象は可も無く、不可も無くって感じです!
 
 豪華なキャスティングと高い制作費で、こんなクラシックな狼男映画のリメイクを作るなら、“ハウリング”の新作でも作ってくれた方がうれしかったりして…。
 今作が大ヒットして、全世界で狼男映画が作られるキッカケにでもなれば、意味がありますけど、そんな感じでもないしねぇ。
 ヒューゴ・ウィーヴィングが、狼男に襲われるシーンがあるんで、あわよくば続編って、ことなんでしょうけど、多分作られないでしょうね!

 ところで、“ハウリング”といえば、 日本では6作目の『ハウリングVI突然変異』(1991年)までソフト化されていおますけど、その後の作品“HOWLING NEW MOON RISING”(1995年)はどうしちゃたんでしょうね??
 ハウリングとは関係ないドイツでは“HOWLING RESURRECTION”のタイトルのついた“THE STRANGERS”(1998年)とかも未公開のままですね!
 もう、狼男映画はリリースされにくいんでしょうかね??

 『ハウリング』(1981年)といえば、最近、HD-リマスター版として、豪華な特典付きでDVDが再発されましたけど、なぜか日本語吹替え音声がついていないままでの発売!
 「なぜ?」
 ・ジョー・ダンテ監督、主要キャスト、スタッフによるインタヴュー
 ・デヴィッド・アレンのインタヴュー
 ・未使用シーン、削除シーン
 ・オリジナル予告編
 ここまで、映像特典があるのに、日本語吹替えを付けないなんて!!
 TV東京の「午後のロードショー」でも、ここ数年で何回も放映されているから音源はあるはず!もう、怠けているとしか思えないです!
 『ハウリングII』(1985年)とセットにして、DVD-BOXで再発して欲しいくらいです。『ハウリングII』も、もちろん、フジTVの深夜枠で放映された日本語吹替え音声つきでお願いします。
 50点

  

ウルフマン ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
アンソニー・ホプキンス,エミリー・ブラント,ベニチオ・デル・トロ,ヒューゴ・ヴィーヴィング
ジェネオン・ユニバーサル


 

ハウリング -HDリマスター版- [DVD]
ディー・ウォーレス,パトリック・マクニー,デニス・デューガン,ジョン・キャラダイン
エスピーオー
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