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『ラヴァーズ&ドラゴン』小龍包の由来は?

2005-07-23 21:39:05 | 香港映画
ラヴァーズ&ドラゴン
THE WHITE DRAGON 小白龍情海翻波(2004年香港)
 監督    ウィルソン・イップ
 脚本    ジョー・マ
        Y・Y・コン
 出演    セシリア・チャン、フランシス・ン
        アンディ・オン

 ■ストーリー■
 明の時代。ごく平凡な女子大生ハクフォンは、大学の演奏会にやってきた皇帝の第2皇子ティンオンと知り合う。ハクフォンはテインオン皇子から宮殿に招待され喜ぶのだが、その夜、盲目の刺客「鶏(とり)の羽」と対決して重症を負った義賊、小白龍(シュウパクロン)から偶然、不思議な力を授かってしまう。不思議な力とともにニキビも出来てしまったハクフォンはニキビを取るため2代目小白龍となるのだった。


 ■感想■
 『トランサー霊幻警察』(2001年)、『スパイチーム』(2000年)、『OVER SUMMER爆裂刑事』(1999年)のウィルソン・イップ監督が描くコメディタッチの武侠系アクション。

 時代設定は、明の時代ですけど、演奏会はロック調だし、ハクフォンと皇子のデートは、テニスだったり、ローラーブレイドだったり、あくまでも現代劇風味です。
 
 まぁ、普段、武侠映画見ない人には、とっても、とっつきやすいでしょう。
 でも、コメディと知らずに観たらちょっとショックな感じですかね??
 だって、アクションシーンがメインなんじゃなくて、ケガをしたハクフォンと、鶏の羽との交流がメインなんですもんね。
 
 登場人物のハクフォンってけっこう嫌なコですよね~。
 周りの友達を「ブス」とか「デブ」とか「引き立て役よ~」とか言って。
 それで、理想のタイプは、“家臣が山ほどいて、第2皇子って!”
 キャラクターの設定も、現代劇風なのね。
 キャラクターっていえば、フランシス・ンが演じる殺し屋の“鶏の羽”ってちょっと不死身すぎでしょ。コメディタッチだから、全然OKですけど。
 
 以前、他の作品のビデオの予告で、今作の予告をやっていたんですけど、超マジメな武侠アクション風の予告でした!実際に、観た印象と差が激しすぎでしょ!予告では、対決シーンしかやってなかったですもんね。

 そういえば1つだけ勉強になりました。小龍包の名前の由来のこと!(←うそです。小龍包の名前の由来を知る為に見ないでね。

 主演は『マッスルモンク』(2003年)で、衝撃的な役を演じたセシリア・チャン。ラブコメの佳作『エブリデイイズバレンタイン』(2001年)、『喜劇王』(1999年)とコメディ演技もお手の物。
 共演は『ザ・ミッション非情の掟』(1999年)、『OVER SUMMER爆裂刑事』(1999年)、『インファナル・アフェア無限序曲』(2003年)、『ヒロイック・デュオ英雄捜査線』(2003年)のフランシス・ン。

 どちらかといえば、肉体アクション派ではない2人を主演になってるんで、正統派アクションじゃないのかな??っていうのは気づくかもしれないですけどネ。でも、何が起きてもおかしくない香港映画ですからねぇ!。
 軽い気落ちで観るには十分面白くて、最後は感動的!
 こんなコメディタッチの映画でも観終わったあとに、少しの感動を与えてくれる香港映画って最高です!!    70点

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コメント (5)
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