『ホステル』
HOSTEL(2005年アメリカ)
監督 イーライ・ロス
脚本 イーライ・ロス
出演 ジェイ・ヘルナンデス、デレク・リチャードソン
■ストーリー■
バックパッカーでヨーロッパ旅行中のアメリカ人の大学生パクストンとジョッシュは、フランスで知り合ったアイスランド人オリーの3人でアムステルダムにやって来る。アムステルダムである若者から、スロバキアのブラチスラヴァという町には外国の男たちを求める女性ばかりがいるホステルがあると聞き早速、そのホステルへと向かうのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
『キャビン・フィーバー』(02年)のイーライ・ロス脚本、監督の旅行ホラー映画。2006年、ホラー映画ファンの間で最も話題になった作品の1本が本作です!今作と、アレクサンドル・アジャ監督の『ハイテンション』(03年)、ニール・マーシャル監督の『ディセント』(05年)の3本がなんと言っても話題になりました!
製作総指揮をクエンティン・タランティーノがやってます(スコット・スピーゲル、ボアズ・イェーキンと共同)あと、スタッフでは無いですけど、日本の三池崇史監督がセリフのある役で1瞬出てきますよ。
ところで、ストーリー上、しょうがないですけど、アメリカ人のバックパッカーの2人がノーテンキすぎ!アイスランド人もですけど。大体、言葉の通じなさそうな外国に何も調べずに行っちゃダメ!英語は世界共通とでも思ってるの??まぁ、主人公の1人、パクストンはドイツ語も話せる設定ですけどね!調べても、あんなホステルのことは書いてないでしょうけどね。
もっと、スプラッター、スプラッターした作品かと思いきや、どんどんと登場人物が減って、クライマックスは活劇風な展開に!スプラッタームービーっていうより、ホラー系のサスペンス映画って感じです。
こんな展開の作品だとは、思ってもいなかったです!ノーテンキなアメリカ人が外国のホステルに泊まったら、そのホステルが“恐怖の宿”みたいな『悪魔の沼』系な展開だと思っていたのに、良い意味で裏切られました!
それにしても、ただでさえ旅行中は、無防備なのに、外国だからどうしようも無いですよね!言葉が通じない上に、みんなが敵に思えてくる演出!「怖いよ~!」こういう映画を観ると、外国旅行したくなくなっちゃいます。
怖いといえば、あのスロバキアの子どもたちも怖すぎ!あの子どもたちと、組織の追っ手たちとの争いのシーン、かなり笑えました!(あれ、あのシーンって、笑うシーンじゃないのかな??)あの追っ手たちは拳銃持ってるのに、子どもたちに皆殺しにされちゃいますもんね!!命の安い描写が満載です。
スロバキアの国の人が観たら怒りそう。少なくともブラスチラヴァの人が今作を観たら怒りますよ!まぁ、舞台設定にブラスチラヴァを選んだのは、多数のアメリカ人が、スロバキアがどこにある国かもわからないだろうから選んだんでしょうけど。(あれ、そんなことないのかな??みんなスロバキアが、どのあたりか分かるのかな??)
ところで、アメリカ人だけでなく日本人とかアイスランド人とか、見境無しに殺しまくり!でも、アメリカ人が1番高いみたいですネ!(あれ、日本人の方が高いみたい)ヨーロッパの人からも嫌われてるってコトですかね。バックパッカーとはいえ、行方不明者がどんどん出たら、絶対に疑われるはず。いくらなんでも、設定にムリがあるような気がするんですけどね!だって、この映画のストーリーの中だけでも、5人くらいの犠牲者がいましたからね(1瞬だけ映る犠牲者も入れてます)。ストーリーから想像すると、スロバキアのあのホステルに泊まった若者たちが、ドンドン行方不明になってるはずだから、絶対に捜査の手が伸びるでしょ。
あと、主人公って、逃げるときパスポート持って逃げたんですか?けっこう冷静でしたね!普通は動揺して、逃げるのが精一杯だと思うんですけどね。逆に冷静に「パスポート!」って思うのかな??
今作は、アメリカ本国で大ヒットしたんで、同じくイーライ・ロス脚本、監督で続編が製作中なんで、今からすごく楽しみです。
今作の主人公が、引き続き同じ役で出演するみたいなんで、ストーリーは一体どうなるんでしょう??楽しみです。65点
HOSTEL(2005年アメリカ)
監督 イーライ・ロス
脚本 イーライ・ロス
出演 ジェイ・ヘルナンデス、デレク・リチャードソン
■ストーリー■
バックパッカーでヨーロッパ旅行中のアメリカ人の大学生パクストンとジョッシュは、フランスで知り合ったアイスランド人オリーの3人でアムステルダムにやって来る。アムステルダムである若者から、スロバキアのブラチスラヴァという町には外国の男たちを求める女性ばかりがいるホステルがあると聞き早速、そのホステルへと向かうのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
『キャビン・フィーバー』(02年)のイーライ・ロス脚本、監督の旅行ホラー映画。2006年、ホラー映画ファンの間で最も話題になった作品の1本が本作です!今作と、アレクサンドル・アジャ監督の『ハイテンション』(03年)、ニール・マーシャル監督の『ディセント』(05年)の3本がなんと言っても話題になりました!
製作総指揮をクエンティン・タランティーノがやってます(スコット・スピーゲル、ボアズ・イェーキンと共同)あと、スタッフでは無いですけど、日本の三池崇史監督がセリフのある役で1瞬出てきますよ。
ところで、ストーリー上、しょうがないですけど、アメリカ人のバックパッカーの2人がノーテンキすぎ!アイスランド人もですけど。大体、言葉の通じなさそうな外国に何も調べずに行っちゃダメ!英語は世界共通とでも思ってるの??まぁ、主人公の1人、パクストンはドイツ語も話せる設定ですけどね!調べても、あんなホステルのことは書いてないでしょうけどね。
もっと、スプラッター、スプラッターした作品かと思いきや、どんどんと登場人物が減って、クライマックスは活劇風な展開に!スプラッタームービーっていうより、ホラー系のサスペンス映画って感じです。
こんな展開の作品だとは、思ってもいなかったです!ノーテンキなアメリカ人が外国のホステルに泊まったら、そのホステルが“恐怖の宿”みたいな『悪魔の沼』系な展開だと思っていたのに、良い意味で裏切られました!
それにしても、ただでさえ旅行中は、無防備なのに、外国だからどうしようも無いですよね!言葉が通じない上に、みんなが敵に思えてくる演出!「怖いよ~!」こういう映画を観ると、外国旅行したくなくなっちゃいます。
怖いといえば、あのスロバキアの子どもたちも怖すぎ!あの子どもたちと、組織の追っ手たちとの争いのシーン、かなり笑えました!(あれ、あのシーンって、笑うシーンじゃないのかな??)あの追っ手たちは拳銃持ってるのに、子どもたちに皆殺しにされちゃいますもんね!!命の安い描写が満載です。
スロバキアの国の人が観たら怒りそう。少なくともブラスチラヴァの人が今作を観たら怒りますよ!まぁ、舞台設定にブラスチラヴァを選んだのは、多数のアメリカ人が、スロバキアがどこにある国かもわからないだろうから選んだんでしょうけど。(あれ、そんなことないのかな??みんなスロバキアが、どのあたりか分かるのかな??)
ところで、アメリカ人だけでなく日本人とかアイスランド人とか、見境無しに殺しまくり!でも、アメリカ人が1番高いみたいですネ!(あれ、日本人の方が高いみたい)ヨーロッパの人からも嫌われてるってコトですかね。バックパッカーとはいえ、行方不明者がどんどん出たら、絶対に疑われるはず。いくらなんでも、設定にムリがあるような気がするんですけどね!だって、この映画のストーリーの中だけでも、5人くらいの犠牲者がいましたからね(1瞬だけ映る犠牲者も入れてます)。ストーリーから想像すると、スロバキアのあのホステルに泊まった若者たちが、ドンドン行方不明になってるはずだから、絶対に捜査の手が伸びるでしょ。
あと、主人公って、逃げるときパスポート持って逃げたんですか?けっこう冷静でしたね!普通は動揺して、逃げるのが精一杯だと思うんですけどね。逆に冷静に「パスポート!」って思うのかな??
今作は、アメリカ本国で大ヒットしたんで、同じくイーライ・ロス脚本、監督で続編が製作中なんで、今からすごく楽しみです。
今作の主人公が、引き続き同じ役で出演するみたいなんで、ストーリーは一体どうなるんでしょう??楽しみです。65点