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『デッドマンズ・プリズン』低予算ゾンビホラー

2007-06-05 00:57:01 | ホラー
デッドマンズ・プリズン
DEAD MEN WALKING(2005年アメリカ)
 監督 ピーター・マーヴィス
 脚本 マイク・ワット
 出演 グリフ・ファースト、ベイ・ブルーナー

 ■ストーリー■
 ショットガンで4人を殺したトラビス・ディーがハーウッド重警備刑務所に移送されてきた。逮捕時に、トラビスの供述に興味を持った疾病管理センターはサマンサ・ベケットを刑務所へ派遣するのだった。しかし、そのころトラビスはすでにゾンビとなり看守を襲っていた。サマンサは、トラビスと一緒に移送されてきた囚人ジョニーから、トラビスから聞いた話を聞くのだった。その話によると、彼が殺した4人はバイオ毒素に感染しており、その毒素に犯された者は狂暴になり人を襲うのというものだった。そして、トラビス自身も体液を浴びてしまい感染しているのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 刑務所を舞台にした低予算ゾンビ映画。
 ゾンビも、アメリカの地方都市、ロンドン、飛行機、刑務所と色んな場所で暴れまくりですね!
 低予算のゾンビ映画ですけど、ランニングタイムが80分っていうこともあって、それなりに最初から最後まで楽しんで観ていられます。(「低予算ゾンビ映画としては」って意味です)でも、本当は、あと10分くらい短い方が良かったですけどね。
 やっぱり、映画のランニングタイムって、大事です。やたら長いだけの最近のハリウッド映画も、もう少し短くして欲しい作品が多いですからね。

 それなりに楽しく観れたのは、低予算のゾンビ映画ってことで、ある程度、覚悟していたのも良かったのかも。でも画面が「暗い!暗い!暗い!」まぁ、照明もお金かけられなかったんでしょうねぇ!

 超低予算のゾンビ映画としては、及第点ですかね!ラストの展開も、想像どおりの展開です。あのラストか、ゾンビが町にあふれ出すラスト以外考えられないですからね。でも、こういうゾンビ映画を観ると、ゾンビ映画って、30年くらい、いや、少なくても20年くらいは、進歩が無いような気がしちゃいます。

 こういう本当の低予算映画を観ると、先日亡くなったブルーノ・マッティ監督の『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』(80年)も少しなつかしい感じがします。なつかしいというより、「まだ、ガマンの範囲内だったかな」って!
 死んでから、作品の評価をあげてもしょうがないんですけど。それに、日本の1映画ファンの意見なんて関係ないでしょうけど。「ガマンの範囲内」って評価が「高い評価」なのかどうかは、ちょっと微妙ですけど。

 それにしても、今作は展開が早いです。余りにも、早く犠牲者が出るんで、最後の展開は、ある程度想像できちゃいます。最初、刑務所につれて来られた男性が主人公かな??って思って見てると、彼がゾンビに!あとは、もう次から次へと、被害者が!
 看守たちも何も知らないまま、どんどん傷つけらていくので、「あ~、もうダメだ!」って感じです。分かりやすすぎです。まぁ、“「ゾンビ映画」だったらどんな作品でも観るぞ”っていう映画ファン向けです。40点
コメント (2)
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