『ザ・センチネル陰謀の星条旗』
THE SENTINEL(2006年アメリカ)
監督 クラーク・ジョンソン
脚本 ジョージ・ノルフィ
原作 ジェラルド・ベティヴィッチ
出演 マイケル・ダグラス、キーファー・サザーランド、キム・ベイシンガー、エヴァ・ロンゴリア
■ストーリー■
シークレットサービスが自宅前で殺される事件が起きる。シークレットサービス、ピート・ギャリソンは情報屋から、同僚が殺されたのは大統領暗殺計画を知ったからだという情報を得る。情報屋が言うには内部に暗殺者との内通者がいるらしい。捜査にあたるのは、ピートと離婚問題で仲たがいをしていたデヴィッド・ブレッキンリッジだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
マイケル・ダグラス、キーファー・サザーランド主演のアクション映画。監督は『S.W.A.T.』(03年)のクラーク・ジョンソン。原作はジェラルド・ベティヴィッチの「謀殺の星条旗」(ヴィレッジ・ブックス)。
TVシリーズの映画化作品としては、かなり面白かった『S.W.A.T,』の監督が撮るっていうんで、すごく期待して観たら、ごくごく普通のアクション系サスペンス映画でした!!
親友の奥さんとは寝ちゃうし、大統領夫人とも不倫しちゃう主人公にマイケル・ダグラス。この主人公の設定って、下半身に節操ないなぁ!!こういう人って仕事出来てもイヤだなぁ。“仕事人間で下半身に節操無し!”現実的には、そばにいて欲しくないタイプの人です。
そう言えば、マイケル・ダグラスって、現実に、以前セックス中毒でしたもんね。だから、今作の主人公役にキャスティングされたってこともないんでしょうけど、まさにピッタリのキャスティングです。あと今作には、TVシリーズ「24」のキーファー・サザーランドも主演してます。1つの作品に、マイケル・ダグラスにキーファー・サザーランド!豪華!豪華!超豪華です!!
でも、面白いのはそこの設定までで、あとはごくごく普通な平凡なサスペンス映画になっちゃってます。それこそ超豪華なTVムービーって感じな作品です。
伝説的なシークレットサービスの1員が、罠にはめられ、大統領暗殺犯の一味に仕立て上げられていくっていう、まさにサスペンス映画の王道のようなストーリーなのに、全然盛り上がらない!!
マイケル・ダグラスが、もっともっと罠にはまっていくのかな?とか思ってたんですけど、けっこうアッサリその疑惑が解決して、クライマックスは、普通のアクション映画になっちゃいますからね!!せっかくの設定がっ!!
アクション映画の大傑作『S.W.A.T.』のときの盛り上がりがウソのようです。クラーク・ジョンソン監督は、サスペンス映画より、アクション映画が得意なのかも。
今作も特に、どこかが悪い作品じゃないんですけど、「特別、観なくちゃいけないくらい面白いのか??」って聞かれたら、そこまでは行ってないかも!!っていうくらいの作品です。
主演の俳優も、せっかくマイケル・ダグラスとキーファー・サザーランドと2人も主人公級の俳優を使っているのに、今作での、この使い方はスゴクもったいないかも。
ところで、大統領暗殺犯なんですけど、シークレットサービスの内通者と話していた内容が良くわからないんですけど、みなさん分かりましたか??
「以前の契約だ」とか、「約束だ」とかって言ってましたけど、それって何??
アクション映画だから、そんな説明は、あんまりしなくてもOKってコトなんでしょうかね??アクション映画だからこそ、そのヘンのあたりをちゃんと説明してくれなきゃ!それとも、「原作がベストセラーなんだから、読んでおけ!」ってコト??あ、“ベストセラー”って、本国アメリカでのことですけどね。
でも、実は、原作を読んでみたい気もするんですけどね!!小説としては、この設定は、面白そうな設定ですもんね。
でも、映画版の今作は、ポップコーンを食べながら何も考えずに見るにしても、ちょっと盛り上がりに欠けるかも!!熱狂的なアクション映画ファン向けってことですかね。55点
原作は「謀殺の星条旗」
THE SENTINEL(2006年アメリカ)
監督 クラーク・ジョンソン
脚本 ジョージ・ノルフィ
原作 ジェラルド・ベティヴィッチ
出演 マイケル・ダグラス、キーファー・サザーランド、キム・ベイシンガー、エヴァ・ロンゴリア
■ストーリー■
シークレットサービスが自宅前で殺される事件が起きる。シークレットサービス、ピート・ギャリソンは情報屋から、同僚が殺されたのは大統領暗殺計画を知ったからだという情報を得る。情報屋が言うには内部に暗殺者との内通者がいるらしい。捜査にあたるのは、ピートと離婚問題で仲たがいをしていたデヴィッド・ブレッキンリッジだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
マイケル・ダグラス、キーファー・サザーランド主演のアクション映画。監督は『S.W.A.T.』(03年)のクラーク・ジョンソン。原作はジェラルド・ベティヴィッチの「謀殺の星条旗」(ヴィレッジ・ブックス)。
TVシリーズの映画化作品としては、かなり面白かった『S.W.A.T,』の監督が撮るっていうんで、すごく期待して観たら、ごくごく普通のアクション系サスペンス映画でした!!
親友の奥さんとは寝ちゃうし、大統領夫人とも不倫しちゃう主人公にマイケル・ダグラス。この主人公の設定って、下半身に節操ないなぁ!!こういう人って仕事出来てもイヤだなぁ。“仕事人間で下半身に節操無し!”現実的には、そばにいて欲しくないタイプの人です。
そう言えば、マイケル・ダグラスって、現実に、以前セックス中毒でしたもんね。だから、今作の主人公役にキャスティングされたってこともないんでしょうけど、まさにピッタリのキャスティングです。あと今作には、TVシリーズ「24」のキーファー・サザーランドも主演してます。1つの作品に、マイケル・ダグラスにキーファー・サザーランド!豪華!豪華!超豪華です!!
でも、面白いのはそこの設定までで、あとはごくごく普通な平凡なサスペンス映画になっちゃってます。それこそ超豪華なTVムービーって感じな作品です。
伝説的なシークレットサービスの1員が、罠にはめられ、大統領暗殺犯の一味に仕立て上げられていくっていう、まさにサスペンス映画の王道のようなストーリーなのに、全然盛り上がらない!!
マイケル・ダグラスが、もっともっと罠にはまっていくのかな?とか思ってたんですけど、けっこうアッサリその疑惑が解決して、クライマックスは、普通のアクション映画になっちゃいますからね!!せっかくの設定がっ!!
アクション映画の大傑作『S.W.A.T.』のときの盛り上がりがウソのようです。クラーク・ジョンソン監督は、サスペンス映画より、アクション映画が得意なのかも。
今作も特に、どこかが悪い作品じゃないんですけど、「特別、観なくちゃいけないくらい面白いのか??」って聞かれたら、そこまでは行ってないかも!!っていうくらいの作品です。
主演の俳優も、せっかくマイケル・ダグラスとキーファー・サザーランドと2人も主人公級の俳優を使っているのに、今作での、この使い方はスゴクもったいないかも。
ところで、大統領暗殺犯なんですけど、シークレットサービスの内通者と話していた内容が良くわからないんですけど、みなさん分かりましたか??
「以前の契約だ」とか、「約束だ」とかって言ってましたけど、それって何??
アクション映画だから、そんな説明は、あんまりしなくてもOKってコトなんでしょうかね??アクション映画だからこそ、そのヘンのあたりをちゃんと説明してくれなきゃ!それとも、「原作がベストセラーなんだから、読んでおけ!」ってコト??あ、“ベストセラー”って、本国アメリカでのことですけどね。
でも、実は、原作を読んでみたい気もするんですけどね!!小説としては、この設定は、面白そうな設定ですもんね。
でも、映画版の今作は、ポップコーンを食べながら何も考えずに見るにしても、ちょっと盛り上がりに欠けるかも!!熱狂的なアクション映画ファン向けってことですかね。55点
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原作は「謀殺の星条旗」
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