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『シー・ノー・イーヴル肉鉤のいけにえ』スラッシャー

2007-06-26 00:25:03 | ホラー
シー・ノー・イーヴル肉鉤のいけにえ
SEE NO EVIL(2006年アメリカ)
 監督 グレゴリー・ダーク
 脚本 ダン・マディガン
 出演 ケイン、スティーブン・ヴィドラー、クリスティナ・ヴィダル、マイケル・J・ベイガン

 ■ストーリー■
 パトロール中の警官2人は、不審な家を捜索中に、目をくりぬかれた被害者の女性を発見する。しかし、その後、殺人鬼と遭遇し、警察官の1人は殺され、もう1人のウィリアムズは、犯人を倒すものの、斧で腕を切り落とされてしまうのだった。そして、4年後、ウィリアムズは、青少年を更生させる仕事についていた。今回、軽犯罪を犯した男女の若者8人は、ウィリアムズのもと、減刑のため、老朽化したホテルをホームレスのための施設にするための修繕作業に従事することになるのだった。しかし、その老朽化したホテルには、巨体の連続殺人鬼がいたのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□ 
 ■感想■
 2006年のスラッシャー映画です。監督は、アダルト映画の監督を経て、ミュージックビデオを監督したグレゴリー・ダーク。
 アダルト作品を手がけただけあって、今作のランニングタイムは84分と短めで、観やすく出来てます。84分のうち、最初のおよそ30分弱で登場人物たちを紹介して、あとは残り50分はドンドンと登場人物たちが殺されていきます!

 今作の殺人鬼を演じるのは、アメリカのプロレス団体WWEのレスラーのケイン。でも、そんなにインパクトが強く無い気が…。
 『13日の金曜日』シリーズのジェイソンは当然としても、『バーニング』(81年)の植木バサミを使った殺人鬼(名前忘れました!!アメリカでは名前はバンボロじゃないですよね!)や、『血のバレンタイン』(81年)の殺人鬼の方が印象的かも??
 でも、話題作りには最高です!WWEのレスラーを殺人鬼役のケインに持ってくるなんて!

 今作の作りから言うとヒーロー役は、警察官のときに殺人鬼ケインを倒したウィリアム監察官のはずなんですけど、中盤で早くも退場しちゃいます!これが、もっと有名なアクション映画俳優だったら、この展開にも、もっともっとビックリできるのに!チャック・ノリスとかマーク・ダカスコスとかがウィリアム監察官の役だったら、かなりビックリの展開だったのに!
 もっとメジャーどころで、スティーブン・セガールがウィリアム監察官役でもいいですけど、この役じゃオファーを受けないでしょうね!それに、どう考えても、スティーブン・セガールの方が強そう!元SEALの教官のコック役とかね!
 そのときは、リンダ・ブレアの『ヘルナイト』(81年)や、『クライモリ』(03年)みたいに、殺人鬼を複数用意しとかないとね!それでも、何人殺人鬼がいてもセガールが勝っちゃうんだろうなぁ!

 もう少し若い俳優でいうとゲイリー・ダニエルズとか、ジェイソン・スコット・リーとかがウィリアム監察官を演じても良かったかも!まぁ、それでもオファーは受けないでしょうけど。
 でもチャック・ノリスにしても、セガールにしても、ジェイソン・スコット・リーにしても、殺人鬼よりも強そうな感じがして、ホラー映画としてはダメですね!最初の家を捜査するシーンで、自分は無傷で確実に殺人鬼を倒しちゃいそうなイメージですもんね。

 ところで、あのケイン演じる殺人鬼なんですけど、なぜ頭を撃たれたのに、生きてるの??それに、あの家を捜査して犯人が生き延びていたら、絶対に大ニュースになるはず!17人の人間の死体があったんだから。
 犯人が判明したら、あの母親の存在もハッキリするはず!いくら、スラッシャー映画でも、設定にムリがありすぎ!あそこは、冒頭の殺人鬼は、ケインの父親っていう設定にしないとオカシイでしょ。それでも、あの家族は執拗にワイドショーで報道されるはず。
 でも、ランニングタイム84分なんで、良しとしましょう。まずは、グレゴリー・ダーク監督の今後の活躍に期待します。58点
コメント (2)
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