『ウェス・クレイヴン’S カースド』
CURSED(2005年アメリカ)
監督 ウェス・クレイヴン
脚本 ケビン・ウィリアムソン
出演 クリスチーナ・リッチ、ジョシュア・ジャクソン、ジェシー・アイゼンバーグ、スコット・バイオ
■ストーリー■
ロサンゼルスのTV局に勤めるエリーは、弟ジミーを乗せて運転中に、マルホランドドライブで何かと衝突してしまう。その衝撃で対向車に激突してしまい、対向車をドライバーの女性ごと谷底へ突き落としてしまうのだった。女性を救助したものの、女性は何かの獣に襲われ、噛み殺されてしまうのだった。そして、エリーとジミーも女性を助けようとして、傷を負ってしまう。獣を目撃したジミーは、狼ではないかと疑うが、南カリフォルニアに狼がいたのは70年前ということもあり、クーガーか熊の仕業であると考えられるのだった。しかし、この日以来、2人は体の異常を感じ始めるのだった。
■感想■
ウェス・クレイヴン監督の狼男ホラー。脚本は「スクリーム」シリーズ、『ラストサマー』(97年)、『パラサイト』(98年)のケビン・ウィリアムソン。
本格ホラー映画でなく、ティーン向けの軽い作品になってます!それこそポップコーンでも食べながら観るのにちょうど良い感じの作品です。こういう軽く観れるホラー映画を作れるハリウッドってやっぱりすごいな!と感じさせられちゃいます。外国映画や、古い作品のリメイクでなく、こういうオリジナルな作品を作る姿勢だけで、自分的にはプラス10点!って感じです!
ティーン向け作品だけに学園でのシーンが、今作の1番の見せ場です!いじめっ子のボーが、狼男に傷つけられて体に変調きたし始めてるジミーにレスリングの試合で負けた夜のシーンとかおかしかったです!
「おいおい、性格が昼間と変ってるだろ!」
こういうところが、いかにもティーン向け映画って感じ。ホラー映画なのに、このシーンとか、クスリとしちゃいました。ケビン・ウィリアムソンって、ティーン向け作品を書くのが得意なんでしょうね!今回も、学園生活がうまく描けてます。自分は、『バーニング』(81年)とか、今作とか、ティーンの生活シーンとホラー映画のシーンがちぐはぐなのも、けっこう好きなんですよね!
それにしても、ウェス・クレイヴン監督って、前作『パニック・フライト』(05年)が日本劇場未公開だったんですけど、なぜか本国アメリカでもあまりヒットしなかった今作が劇場公開されました!『パニック・フライト』の方が全然面白いのにね!自分的にはこの『ウェス・クレイヴン'S カースド』も好きですけど、一般的に言ったら『パニック・フライト』の方が評判良いでしょ!『パニック・フライト』は『フライトプラン』(05年)と2本立てで公開して欲しかったくらいです。
ところで、アメリカのホラー映画好きには、常識のようなコトなんで全然説明が無いんですけど、狼男に傷つけられた者は、やはり呪われて狼男になるみたいな設定が活きてます。
銀を溶かした弾丸でしか死なないとかいう設定は、少し変則的になってます。『スクリーム』の犯人あてじゃないですけど、誰が大元の狼男か探るミステリー的な要素もあって、けっこう楽しめますよ!でも、そんなに真剣に考えないで下さい。すぐに分かるし、本作のランニングタイム97分ですから、観てるうちにすぐにクライマックスになっちゃいますから!
ミステリーの定石は、「1番怪しくない人間が犯人」ですけど、果たして今作では??勘の良い人は何かコメントすると分かっちゃうので、何も書きません。観る人は少し楽しみながら観てください!こういう軽い作品も好きです!
ところで、今作のDVDって、レンタルオンリーなんですけど、「なぜ??」販売しても売れないと思ってるんでしょうか??まぁ、観た人の評判があまり良くない今作ですけど、最初からレンタルのみなのは悲しすぎます!68点
CURSED(2005年アメリカ)
監督 ウェス・クレイヴン
脚本 ケビン・ウィリアムソン
出演 クリスチーナ・リッチ、ジョシュア・ジャクソン、ジェシー・アイゼンバーグ、スコット・バイオ
■ストーリー■
ロサンゼルスのTV局に勤めるエリーは、弟ジミーを乗せて運転中に、マルホランドドライブで何かと衝突してしまう。その衝撃で対向車に激突してしまい、対向車をドライバーの女性ごと谷底へ突き落としてしまうのだった。女性を救助したものの、女性は何かの獣に襲われ、噛み殺されてしまうのだった。そして、エリーとジミーも女性を助けようとして、傷を負ってしまう。獣を目撃したジミーは、狼ではないかと疑うが、南カリフォルニアに狼がいたのは70年前ということもあり、クーガーか熊の仕業であると考えられるのだった。しかし、この日以来、2人は体の異常を感じ始めるのだった。
■感想■
ウェス・クレイヴン監督の狼男ホラー。脚本は「スクリーム」シリーズ、『ラストサマー』(97年)、『パラサイト』(98年)のケビン・ウィリアムソン。
本格ホラー映画でなく、ティーン向けの軽い作品になってます!それこそポップコーンでも食べながら観るのにちょうど良い感じの作品です。こういう軽く観れるホラー映画を作れるハリウッドってやっぱりすごいな!と感じさせられちゃいます。外国映画や、古い作品のリメイクでなく、こういうオリジナルな作品を作る姿勢だけで、自分的にはプラス10点!って感じです!
ティーン向け作品だけに学園でのシーンが、今作の1番の見せ場です!いじめっ子のボーが、狼男に傷つけられて体に変調きたし始めてるジミーにレスリングの試合で負けた夜のシーンとかおかしかったです!
「おいおい、性格が昼間と変ってるだろ!」
こういうところが、いかにもティーン向け映画って感じ。ホラー映画なのに、このシーンとか、クスリとしちゃいました。ケビン・ウィリアムソンって、ティーン向け作品を書くのが得意なんでしょうね!今回も、学園生活がうまく描けてます。自分は、『バーニング』(81年)とか、今作とか、ティーンの生活シーンとホラー映画のシーンがちぐはぐなのも、けっこう好きなんですよね!
それにしても、ウェス・クレイヴン監督って、前作『パニック・フライト』(05年)が日本劇場未公開だったんですけど、なぜか本国アメリカでもあまりヒットしなかった今作が劇場公開されました!『パニック・フライト』の方が全然面白いのにね!自分的にはこの『ウェス・クレイヴン'S カースド』も好きですけど、一般的に言ったら『パニック・フライト』の方が評判良いでしょ!『パニック・フライト』は『フライトプラン』(05年)と2本立てで公開して欲しかったくらいです。
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ところで、アメリカのホラー映画好きには、常識のようなコトなんで全然説明が無いんですけど、狼男に傷つけられた者は、やはり呪われて狼男になるみたいな設定が活きてます。
銀を溶かした弾丸でしか死なないとかいう設定は、少し変則的になってます。『スクリーム』の犯人あてじゃないですけど、誰が大元の狼男か探るミステリー的な要素もあって、けっこう楽しめますよ!でも、そんなに真剣に考えないで下さい。すぐに分かるし、本作のランニングタイム97分ですから、観てるうちにすぐにクライマックスになっちゃいますから!
ミステリーの定石は、「1番怪しくない人間が犯人」ですけど、果たして今作では??勘の良い人は何かコメントすると分かっちゃうので、何も書きません。観る人は少し楽しみながら観てください!こういう軽い作品も好きです!
ところで、今作のDVDって、レンタルオンリーなんですけど、「なぜ??」販売しても売れないと思ってるんでしょうか??まぁ、観た人の評判があまり良くない今作ですけど、最初からレンタルのみなのは悲しすぎます!68点