『殺人の告白』
CONFESSION OF MURDER(2012年韓国)
監督 チョン・ピョンギル
脚本 チョン・ピョンギル
出演 チョン・ジェヨン
パク・シフ
キム・ヨンエ
■ストーリー■
1990年代、女性を狙った猟奇連続殺人事件が起き、刑事のチェ班長は図らずも犯人の広告塔となってしまっていた。最後の事件後、チェ班長は犯人に襲われ、あと一歩のところで犯人を捕りおさえようとするが、結局はとり逃し、顔に傷を負わされてしまうのだった。
事件から15年後、時効が成立するが、犯人を名乗るイ・ドゥソクという男が現れ、事件のことを書いた告白本を出版するのだった。連続殺人鬼に見えないそのさっそうとした外見から、人気者となり告白本は売れていくのだった。チェ班長は、犯人に復讐心を燃やすが、イ・ドゥソクが本当に犯人かどうか怪しむのだった。
一方、犯人に復讐しようと被害者の遺族たちが、ドゥソクの命を狙い始めていた・・・。
■感想■
韓国で実際に起きた連続殺人事件をモチーフにしたサスペンス映画。
「時効が成立したあとに、もし犯人が名乗り出てきたら??」ということがテーマになっています。
そして、その犯人が、若くてカッコ良い男だったら??というオマケつきです!
果たして、名乗り出てきた若者は犯人なのか??というサスペンスで盛り上げていく作品になっています!!
でも、でも、映画の最初の方で、少しネタが割れ気味でストーリーが進んでいきます。
チェ班長に、小声で耳打ちして、「食べかけのジャージャー麺を投げつけろ」っていうシーンで、勘の良いエンターテイメント映画ファンは、ピーんときちゃいますよね。
後から考えても、この耳打ちのシーンは要らないです!!
何も無いシーンから、ジャージャー麺を投げつけないとッ!!
ランニングタイム119分は長すぎ!長すぎ!
冒頭のチェ刑事と犯人の対決シーンも、ちょっと長くて、無意味なシーンでは??とは思いましたが、ストーリーに絡んでくるんで、あれはあれでOKでした!
でも、中盤の遺族が犯人をさらうシーンや、クライマックスの犯人と刑事、遺族たちの追跡、対決シーンはいくら何でも、無意味に長すぎ!!
この2つのシーンから15分くらいカットして100分くらいの作品にすれば、すごくテンポが良くて面白い作品になったのに・・・。
遺族が犯人をさらうシーンや、クライマックスのシーンですが、チェ刑事も、ドゥソクも、遺族も犯人も絶対に生きていられないはずです!チャック・ノリスや、スティーヴン・セガールじゃないんだから、あんなコト起きたら絶対に大事故で、みんな重体です!!
ミステリー映画なのか、アクション映画なのか、しつこいアクションシーンが浮きまくりで、どっちつかずな感じの作品になっちゃてます。ミステリー度が高いだけによけい残念です! 60点
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