『コルシカン・ファイル』
L' ENQUETE CORSE(2004年フランス)
監督 アラン・ベルベリアン
出演 クリスチャン・クラヴィエ、ジャン・レノ、カテリーナ・ムリーノ
■ストーリー■
私立探偵ジャック・パーマーは、公証人からコルシカ島にいるアンジュ・レオーニという男を捜して欲しいと依頼されるのだった。ジャックは、コルシカへやって来るが、アンジュ・レオーニの名を出すと、住民の態度が変わり、よそよそしくなってしまうのだった。
■感想■
クリスチャン・クラヴィエ主演、アラン・ベルベリアン監督のフランス製コメディ。アラン・ベルベリアン監督は『パパラッチ』(98年)、『ル・ブレ』(02年)の監督です。その他には、サスペンス映画『シックス・パック』(00年)も撮ってます。俳優&脚本家のクリスチャン・クラヴィエが、今作でも主演で脚本(ミッシェル・デルガドと共同脚本)書いてます。ビデオ(DVD)のパッケージでは、いかにもジャン・レノが主演の雰囲気なんですけど、あくまでもジャン・レノは助演です。端役で助演って感じでも無いですけど、あくまでも主役はクリスチャン・クラヴィエです。
フランス製のユルユル系のコメディですけど、ベタなネタの割りに、見せ方が上品でウマイので、それなりに楽しめます。あ、これも、ビデオのパッケージではアクション映画の感じになってますけど、ユル系コメディです!主演も違えば、ジャンルも違う!ビデオのパッケージ、少し考えて欲しいなぁ。
今作で、笑えたシーンをいくつか紹介しちゃいます。ネタバレで紹介しちゃいます!
主人公のジャックが、コルシカに行く飛行機の中で、乗客に「コルシカってタクシーあります??」って聞くと「秘境じゃないから、あるよ」って言われて安心して空港に降りると、雨が降ってきて、タクシーが1台もありません。
バーで、「犬は雑種に限る。雑種の方が頭が良いんだよな」ってバーの犬を可愛がってると、「それは雑誌じゃない!コルシカ種だ!1番人気の品種で子犬の予約は数年待ちだ!」って言われるシーンとか。
アンジュ・レオーニの居場所を尋ねたジャックに、バーのマスターが「この島に住んでまだ5代目だ!顔は広くない!」とか。
質問されるのがイヤなコルシカの島民は、トイレの場所教えてくれなかったり。コルシカの島民を、ネタに笑いにしてること自体、面白いです。ちょっと自虐ネタなんですかね。フランスあたりでも、ユーモアが無いとか言われるのが、1番イヤそうですもんね。セリフでの、笑いのシーンが中心ですけど、けっこう笑えました。
フランス映画のコメディって、全然、笑えない作品も多い中、自分は今作の「笑い」のセンスは好きですよ!そうは言っても、爆笑できるほどの「笑い」ではないですけどね。フランス映画のコメディって、全然、笑えない作品が多いですから!あくまでも他の笑えないフランス映画のコメディと比べておかしいって意味ですからね。
アクション映画みたいな、日本タイトルとビデオ(DVD)パッケージですけど、コメディと分かって見れば、ちゃんと楽しめますよ。もちろん、フランス映画のコメディと思って見て下さいね。58点
L' ENQUETE CORSE(2004年フランス)
監督 アラン・ベルベリアン
出演 クリスチャン・クラヴィエ、ジャン・レノ、カテリーナ・ムリーノ
■ストーリー■
私立探偵ジャック・パーマーは、公証人からコルシカ島にいるアンジュ・レオーニという男を捜して欲しいと依頼されるのだった。ジャックは、コルシカへやって来るが、アンジュ・レオーニの名を出すと、住民の態度が変わり、よそよそしくなってしまうのだった。
■感想■
クリスチャン・クラヴィエ主演、アラン・ベルベリアン監督のフランス製コメディ。アラン・ベルベリアン監督は『パパラッチ』(98年)、『ル・ブレ』(02年)の監督です。その他には、サスペンス映画『シックス・パック』(00年)も撮ってます。俳優&脚本家のクリスチャン・クラヴィエが、今作でも主演で脚本(ミッシェル・デルガドと共同脚本)書いてます。ビデオ(DVD)のパッケージでは、いかにもジャン・レノが主演の雰囲気なんですけど、あくまでもジャン・レノは助演です。端役で助演って感じでも無いですけど、あくまでも主役はクリスチャン・クラヴィエです。
フランス製のユルユル系のコメディですけど、ベタなネタの割りに、見せ方が上品でウマイので、それなりに楽しめます。あ、これも、ビデオのパッケージではアクション映画の感じになってますけど、ユル系コメディです!主演も違えば、ジャンルも違う!ビデオのパッケージ、少し考えて欲しいなぁ。
今作で、笑えたシーンをいくつか紹介しちゃいます。ネタバレで紹介しちゃいます!
主人公のジャックが、コルシカに行く飛行機の中で、乗客に「コルシカってタクシーあります??」って聞くと「秘境じゃないから、あるよ」って言われて安心して空港に降りると、雨が降ってきて、タクシーが1台もありません。
バーで、「犬は雑種に限る。雑種の方が頭が良いんだよな」ってバーの犬を可愛がってると、「それは雑誌じゃない!コルシカ種だ!1番人気の品種で子犬の予約は数年待ちだ!」って言われるシーンとか。
アンジュ・レオーニの居場所を尋ねたジャックに、バーのマスターが「この島に住んでまだ5代目だ!顔は広くない!」とか。
質問されるのがイヤなコルシカの島民は、トイレの場所教えてくれなかったり。コルシカの島民を、ネタに笑いにしてること自体、面白いです。ちょっと自虐ネタなんですかね。フランスあたりでも、ユーモアが無いとか言われるのが、1番イヤそうですもんね。セリフでの、笑いのシーンが中心ですけど、けっこう笑えました。
フランス映画のコメディって、全然、笑えない作品も多い中、自分は今作の「笑い」のセンスは好きですよ!そうは言っても、爆笑できるほどの「笑い」ではないですけどね。フランス映画のコメディって、全然、笑えない作品が多いですから!あくまでも他の笑えないフランス映画のコメディと比べておかしいって意味ですからね。
アクション映画みたいな、日本タイトルとビデオ(DVD)パッケージですけど、コメディと分かって見れば、ちゃんと楽しめますよ。もちろん、フランス映画のコメディと思って見て下さいね。58点
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