@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『タブロイド』南米サスペンス

2007-01-11 00:39:59 | サスペンス
タブロイド
CRONICAS(2004年メキシコ、エクアドル)
 監督 セバスチャン・コルデロ
 出演 ジョン・レグイザモ、レオノール・ワトリング、ダミアン・アルカザール、ホセ・マリア・ヤスピク、カミロ・ルスリアーガ

 ■ストーリー■
 TV番組「真実の1時間」の記者マノロは、エクアドルで起きている連続小児殺人犯“ババイオのモンスター”の報道のため、プロデューサーのマリサと現地へ飛ぶのだった。取材中、子どもが飛び出し車にひかれてしまう。子どもを轢いた聖書販売員のビニシオ・セベタは、現場にいた興奮した民衆にリンチにあうのだった。留置場にやってきたマノロに、“モンスター”の情報を提供する代わりに、番組の力で冤罪を晴らして欲しいと言うのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 セバスチャン・コルデロ監督が描くメキシコ、エクアドル製のサスペンス映画。メキシコ、エクアドル映画なんて珍しいです(@KOBA的にネ!)。まぁ、そうは言っても、ジャンルは当然、サスペンス映画です。自分がめったに観ない国の映画を観るときは、大体、サスペンス映画か、スリラー映画です!
 主演は『コラテラル・ダメージ』(01年)、『ランド・オブ・ザ・デッド』(05年)、『アサルト13要塞警察』(05年)のジョン・レグイザモ。

 連続殺人犯“モンスター”の凶行と、それを追うジャーナリスト、また、冤罪で捕らえられた善良な男が、複雑に絡み合うサスペンス映画なのかな??と思って見たら、捕らえられた男と、ネタを物にしようとするジャーナリストだけで地味に展開していくんで、ちょっとガッカリでした。(今回も、事前情報なしで見ちゃいました)もう少し、ミステリー要素があっても良かったかな??とも思うんでうすけどね!
 ランニングタイム98分の作品ですけど、惜しいです!ちょっと長い!もう少し、あと10分くらい短かったら、もっともっと面白かったのに!
 サスペンス映画の題材としては、良くありがちなテーマの作品ですけど、南米な感じの雰囲気というか、空気というか、(あ、もちろん景色を含めて)そういう面が画面から出ていて、新鮮な印象です。それだけに、ちょっと長く感じてしまうのはマイナスで、惜しいです。
 それにしても、なんか、警察も捜査がズサンでしょ!まぁ、自国を描いてるから良いんでしょうけど、こんな捜査をする国で捕まりたくないですね。

 今回、DVDのレンタルで見たんですけど、別エンディングを見ましたけど、完成版が1番好みかも。映画的に、この完成版が1番良いです!ジョン・レグイザモが殺されちゃう別エンディング版は、こういう映画にありがちなパターンで好きじゃないです。
 完成版も、決して後味は良くもないですけど、サスペンス映画としては、完成されてます。サスペンス映画を見慣れてる人には、想像できるラストですけど、まぁ、珍しいエクアドル、メキシコ映画ということでプラス5点。60点

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『新・刑事コロンボ』殺意の... | トップ | 『コルシカン・ファイル』ジ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サスペンス」カテゴリの最新記事