『デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森』
THE BARRENS(2012年アメリカ、カナダ)
監督:ダーレン・リン・バウズマン
脚本:ダーレン・リン・バウズマン
出演:スティーヴン・モイヤー
ミア・カーシュナー
エリック・ヌードセン
アリー・マクドナルド
ピーター・ダクーニャ
■ストーリー■
家族一緒にキャンプを過ごそうとリチャードは、妻のシンシアと2人の子ども、年頃の娘のサディと小さなダニーを連れて出かけるのだった。
このキャンプは、再婚した妻と子どもたちと絆を深める意味もあり、また、自分の父親の遺灰を川に流す目的もあったのだ。
自然を楽しむキャンプを想像していたが、キャンプ場はゲームやパソコンで遊ぶ若者たちで一杯だった。また、子どもたちがいる前でキャンプファイヤーで、ジャージーデビルの話をして子どもたちを怖がらせる若者がいるのであった。
この地域には、もともとジャージーデビルの言い伝えがあったのだ。
そんなコトに怒りを覚えたリチャードは、家族を連れ、キャンプ場に遊びに来た他の客のいないキャンプ場の奥の森へと進んでいくのだった。しかし、この森に怪物がいると言い出したり、怒りっぽくなっていくリチャードを不審に思ったシンシアは、リチャードが飼い犬に咬まれて狂犬病にかかったのではないかと疑い出すのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
この作品を観ようと思っている方は、記事を読まずに映画を観て下さい。
■感想■
『ソウ2』(2005年)、『ソウ3』(2006年)、『ソウ4』(2007年)のダーレン・リン・ハウズマン監督のホラー映画。
家族だんらんを楽しもうとする父親が、犬に咬まれておかしくなっちゃう映画です。
ジャージーデビルの伝説まで出てきて、おかしくなる一方!
ところで、狂犬病の予防接種ってアメリカ、カナダでは受けさせないんですかね??
受けさせた方が良いですよね。自分のワンちゃんでしょ!
映画が進むに連れて、行動ばかりでなく、見た目もおかしくなっていきます。
ホラー映画だと思って、観ていたのに、狂犬病の犬に咬まれた父親の映画だったんで、少しショックでした・・・。
でも、それにしては、説明できない意味不明なコトが!
映画の冒頭のシーンですが、何か、野生動物にでも襲われたような後のような動物の死骸や、何かに襲われた若者とか、どう考えても、リチャードの仕業には思えないんですが・・・。
ちょっと疑問符はつくものの、あまり考えずに、ボケ~ッと映画を観ていると・・・。
「あれ?」
「あれれ?」
「あれは、ジャージーデビル!!」
「エーッ、本当にいたの!?」
最後は、ジャージーデビルが現れて、暴れまくり!
出てくるのが、遅すぎ!
あと、15分くらい早く登場して、キャンプ場を血まみれの死屍累々状態にしたら、大傑作だったのに。最後に出てくるだけなんてもったいない。
エンディングのあとの展開を含めて、時間配分を変えて、ジャージーデビルとの戦いのシーンを入れた方が楽しめたのに!まぁ、低予算の作品だし、観ている映画ファンをビックリさせる方に力を入れたかったんでしょうね!
自分は、驚きました!!
監督の思うツボにはまっちゃいました!
でも、ダーレン・リン・バウズマン監督って、「ソウ」シリーズのときより、断然こっちの方が良いです!ホラー映画ファン必見!
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