『Hotel ホテル』
HOTEL(2004年オーストリア、ドイツ)
監督:ジェシカ・ハウスナー
脚本:ジェシカ・ハウスナー
出演:フランツィスカ・ヴァイス
ビルギッド・ミニッヒマール
マレーネ・ストリールヴッチ
ロサ・ワイズニックス
クリストファー・シャーフ
■ストーリー■
前任の従業員のエーファがいなくなったホテル、ヴァルトハウスで働き始めたイレーネは部屋でエーファの眼鏡を発見する。上司のマシェックから禁じられていた交際関係で駆け落ちしたのではないかと言う者もいた。
ある時、プールで泳いでいるときにネックレスが盗まれるのだった。そしてネックレスは森の中で発見されるのだった。
その後も、エーファのことを調べようとするのだが何も手がかりは得られないでいた、、、。
□■□ネタバレあり!□■□
また、今回の記事は、ミヒャエル・ハネケ監督や、かれの監督作品が好きな映画ファンの方は読まないで下さい!!
■感想■
『リトル・ジョー』(2019年)のジェシカ・ハウスナーが脚本&監督した2004年のスリラー映画。
リアルタイムでリリースされたときは見逃していたのですが、『リトル・ジョー』を観たら、ジェシカ・ハウスナー監督の以前の作品を観たくなり鑑賞しました。
オリジナルタイム84分の作品ですが、日本でリリースされたのは74分版。
短めの作品なので、9分違うと全然印象変わってしまうのでは??
サム・ライミ監督、シャロン・ストーン、ジーン・ハックマン出演のウエスタン『クイック&デッド』(1995年)も日本公開版は107分ですが、アメリカ公開版は105分で2分違いますが、たった2分でも観た印象がずいぶん違っています!!
たった2分です!!シャロン・ストーン演じるヒロインのエレンとラッセル・クロウ演じるコートがHするシーンがあるのと、ないの違いですが、、、。
90分に満たない作品の9分は大きいのでは??
そんなコト言っても、1980年代まではTVの地上波で放送する映画は、それくらい普通にカットしてたのを満足して喜んで観ていたんだから、あんまり偉そうなことは言えないんですが、、、。
ミヒャエル・ハネケの助手を務めていたそうですが、自分はミヒャエル・ハネケ監督より全然面白いし、好きです!!
調べたら今作は、ネット上ですごーく評判が悪いです。日本公開版はランニングタイム74分だし、1時間強だしこれくらいでも良いのでは?と自分は思っちゃうのですが、、。オリジナル版がどうのこうのと書きましたが、9分カット版で十分と思うような作品でした、、、。すいません、、。
でも、でも、何か事件が起きているのは確かですし、それなりには楽しめたので、超Z級の映画に比べてら面白いような気がします。
まぁ、確かに事件らしい描写もなければ、連載雑誌が休刊になったコミックの最終回のようなラストと言い、みんなにオススメするか?と聞かれたら、オススメしないですけど、、、。
自分的には『SF惑星の男』(1969年)、『SF地底からの侵略 無差別襲撃!戦慄の殺人有機ガス』(1972年)、『ドクター・ブラック 殺しのバイブル』(2015年)、『スナイパー・フロム・MI6』(「2019年)とかとかと比べたら全然ましなのでは??と思っちゃいます、、、。
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