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『もしも昨日が選べたら』早送りに注意

2007-03-13 06:13:05 | コメデイ
もしも昨日が選べたら
CLICK(2006年アメリカ)
 監督 フランク・コラチ
 出演 アダム・サンドラー、ケイト・ベッキンセール、クリストファー・ウォーケン、デビッド・ハッセルホフ、ヘンリー・ウィンクラー

 ■ストーリー■
 建築士のマイケルは、美しい妻や2人の子どもに囲まれ幸せに暮らしていた。しかし、仕事で大きなプロジェクトが入り、仕事を優先する日々が続いていた。TVやガレージのリモコンがたくさんあって分からなくなったマイケルは、万能リモコンを買いに出かけ、寝具屋で怪しげな店員から万能リモコンをもらうのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 アダム・サンドラー、ケイト・ベッキンセール主演のコメディです。
 良くありがちなストーリーのアメリカンコメディです!もう寝具店のベッドで横になった段階でラストがわかっちゃいます!
 なのに、なのに、なんでランニングタイム107分!長い!長い!長すぎ!超長すぎ!どう考えてもあと10分は短くして!気分的には20分くらい短くてもOKです!こういう説教くさいコメディは苦手なんですよね!こんな作品でも、あと20分短かったら20点くらいプラスなのに!アダム・サンドラーじゃなくて、観てる自分が、それこそDVDのリモコンで“早送り”したくなっちゃいます!

 コメディ、コメディって言ってますけど、どちらかといえばハートウォーミングなファンタジーなのね!万能リモコンを手に入れて、数日間の描写は、それなりに面白かったんですけどね!まさか、あんなにドンドンストーリーが進んでいくとは思わなかったです。万能リモコンをめぐって、もっとドタバタのコメディが展開されるのかな??と思ってました!まぁ、誰もドタバタなスラップスティック系コメディだなんて言って無いんですけど、勝手に勘違い!ハートウォーミングコメディ系だったか!!
 アメリカ人って、こういう作品が好きなのね!これなら、フランス製の笑えないドタバタコメディの方が10000倍好き!
 
 なんか、このストーリーの時間の進み具合って『アンドリューNDR114 』(99年)みたいな感じ!なんか観て、時間ムダつかいした気持ちになるところまで『アンドリューNDR114 』にソックリ!
 
 今作の主人公、アダム・サンドラー演じるマイケルが「仕事!仕事!」って言ってますけど、あんなに大きな家に住んでて、秘書までいるような仕事してて、あんなにキレイな奥さんがいるのに!!性格オカシイ!
 自分から見たら、“すごく裕福!”(でも、出世するまで、子どもに自転車は買ってあげられないのね!良くわからないです)
 わからないと言えば、奥さん役のケイト・ベッキンセールが分からなかったです!今作って、
 「誰が奥さん役やってるの??ジェニファー・アニストンだっけ??」って思って観てたら、
「あれ、全然違う!それって『ブルース・オールマイティ』だった」
って!だって、なんか似てるでしょ!万能のリモコンを手に入れた男の物語だなんて!とにかく、誰が出演してるのかも確認しないで、借りてきちゃいました!
 (ちなみに、脚本の スティーヴ・コーレン、マーク・オキーフは『ブルース・オールマイティ』の脚本家です)
 ケイト・ベッキンセールってキレイな女優さんですね!

 あと、アダム・サンドラーが早送りしまくりですけど、そんなに便利だとも思わないですけど、ドラえもんの「どこでもドアー」とか「もしもボックス」とかならスゴイ便利だと思いますけどネ!

 結局、今作のラストって、仕事しないで、家族でキャンプ行っちゃったんですよね!そしたら、会社に損害出してるんじゃないの??だって、アダム・サンドラーが仕事引き受けなかったら、違う誰かが、その仕事やったんだろうから!それとも、間に合ったのかな??20点
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『タイムトリッパー幻遊伝』田中麗奈ファンタジー

2007-03-12 00:21:55 | ファンタジー
タイムトリッパー幻遊伝
TRIPPING 神遊情人(2006年日本、台湾)
 監督 チェン・イーウェン
 脚本 チェン・イーウェン、ファースゥ
 出演 田中 麗奈、チェン・ポーリン、大杉 蓮、リー・リーチュン

 ■ストーリー■
 台湾で父親と住む少女シャオディエは友人たちと遊んでいるときに映画の撮影に使われている屋敷に忍び込み、はるか昔にタイムスリップしてしまう。その時代は、キョンシーが存在する時代だった。シャオディエは、洪水で飢饉になった村を救うために盗賊になったハイションと知り合うのだった。

 ■感想■
 日本の女優、田中麗奈と台湾の俳優、チェン・ボーリン主演の日本、台湾合作のファンタジー映画。
 
 台湾に住む少女が、昔にタイムスリップ(肉体じゃ無くて精神だけタイムスリップかも??)して冒険を繰り広げるっていう単純なファンタジー映画としては定番のストーリーです。
 でも、そこは台湾映画!!日本でもお馴染みのキョンシーが出てきたり、昔の時代でのロマンスがあったり、権力を手に入れようと魔物の力を利用しようとする悪いヤツが出てきたりと、退屈しないように色々な要素を詰め込んでます!でも、でも、ランニングタイム101分は、長い!長い!長い!こういうエンターテイメント映画は、やっぱり90分くらいのランニングタイムに収めて欲しいです!!

 まぁ、田中麗奈をヒロインにした「アイドル映画」としてみたら、面白すぎな作品なんですけど、今作はアイドル映画なんでしょうか??台湾で人気あるんでしょうかね。キョンシーが出てきたり、それなりのアクションシーンも用意されてますけど、やっぱり、アイドル映画としてではなく、一般のエンターテイメント作品として観ちゃいますよね。はっきり言って、今作のターゲットってどんな層なんでしょうか??

 とにかく、ストーリーは定番中の定番の展開に違いないと思って観ていると、それなりにちゃんとしたエンターテイメント作品の展開に!!田中麗奈とチェン・ボーリンが2人で旅を続けていくうちに、お互いに好きになっちゃうんだろうなぁ。とか軽い思ってると、途中から権力を手に入れようとする浄心道士とやらが出てきて、全然違う作品のテイストになっていきます!!
 村人が殺されまくりの描写が出来たりして、驚きの展開に!!田中麗奈が、最初にみんなから勘違いされる義賊も、役人斬りまくりだし、この展開は何??アイドル映画として作って無いんでしょうね。
  
 でも、でも、そういうシーンが用意されちるにも関わらず、結局どの要素も中途半端!っていうのが今作の感想です!!笑いのシーンも(あれ、笑いのシーンなんてあったかな??)、ロマンスシーンもアクションシーンも、どれもこれも、ただ入れましたよ!って印象が強いです。

 でも、浄心道士が狙っていた玉の半分を持っていた少女は、どうなったの??あと、あの魔物は、また封印できたんでしょうか??
 せっかく出てきた浄心道士も、あのやられかた!あっさりしたもの!村人を殺していた役人は、全員殺されちゃったの??
 
 ストーリーのそういうところも中途半端感に輪をかけさせているかも。でも、こんな風に書いてますけど、観ている間はそれなりに楽しめますよ~!でも、やっぱり、あと10分カットしてくれたら良かったのに!
 ストーリーがここまで中途半端なら、ランニングタイムも90分くらいだったら、もっともっと良かったのに! 55点

タイムトリッパー 幻遊伝 GEN・YU・DEN [DVD]

ポニーキャニオン

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『デトネーター』スナイプス運動会②

2007-03-11 06:39:48 | アクション
デトネーター
THE DETONATOR(2006年アメリカ)
 監督    レオン・ポーチ
 脚本    マーティン・ホイーラー
 出演    ウェズリー・スナイプス
        シルヴィア・コロカ、ウィリアム・ホープ、
        マイケル・ブランドン、マシュー・リーチ
        ティム・ダットン、スチュアート・ミリガン

 ■ストーリー■
 武器密輸組織を追って元CIAの国土安全保障省のエージェント、サニー・グリフィスがブカレストへやってくる。しかし、潜入捜査に失敗、争いをおこしてしまう。サニーは、2日後にアメリカでの裁判を控えており、アメリカへ返したいCIAからある殺人事件の容疑者ナディア・カミンスキーをアメリカへ護送する仕事を依頼されるのだった。

 ■感想■
 ウェズリー・スナイプス主演のアクション映画。
 
 監督は『クロコダイルの涙』(1998年)、『ICHIGEKI一撃』(2004年)のレオン・ポーチ。
 今作といい、スティーブン・セガールの『ICHIGEKI一撃』といい、香港映画時代を思いだしたかのようにB級アクション映画を連続して監督しています。
 香港映画時代は『バナナ・コップ』(1984年)、『風の輝く朝に』(1984年)、『迷宮少女サイキック・ガール』(1985年)と、いかにも香港映画っぽい作品を監督していますからね。
 
 こういうB級アクションにありがちな、途中でラスボスの悪党が変っちゃいます。
 途中までは、ディミトリというヤツが悪党なのかなとか思って見てると、中盤で、仕事に何回も失敗して退場していきます!
 最近のB級アクションは、途中で悪党がこういう形で退場することって多くないですか??スティーブン・セガールの『撃鉄2クリティカル・リミット』(2005年)とか。

 それにしても、ウェズリー・スナイプスがカッコ良すぎ!強すぎです!行くところ、行くところまさに敵無し!行く先々で、死体の山が出来ていきます。
 A・J・クィネルの「燃える男」の映画化作品『マイ・ボディガード』(2004年)の主人公もこれくらい強かったら面白かったのッ!
 『マイ・ボディガード』のスタッフも、今作くらいB級アクション映画感覚にあふれた作品を作っていたら、面白かったのに!
 ちなみに『マイ・ボディガード』の脚本家はブライアン・ヘルゲランド、監督はトニー・スコットでした。
 B級アクションとは、縁もゆかりも無いブライアン・ヘルゲランド、トニー・スコットに「燃える男」の映画化作品の『マイ・ボディガード』のスタッフなんかにするから、あんなヒドイ作品になったんですよね!!

 今作のウェズリー・スナイプスって、『マイ・ボディガード』で主人公の親友ポール・レイバーンが主人公クリーシィを指して言うところの、まさに“殺しが芸術的”なくらい不死身な殺人マシーンですもんね。レオン・ポーチ監督、ウェズリー・スナイプス主演で「燃える男」の映画化して欲しいくらいです。

 出演はウェズリー・スナイプス以外には、同じくウェズリー・スナイプスの『ザ・マークスマン』(2005年)、スティーブン・セガールの『沈黙の追撃』(2005年)のウィリアム・ホープや、TVシリーズ「華麗な刑事デンプシー&メイクピース」(1984~1986年)、『レプスキー』シリーズのマイケル・ブランドンが出演してます。
 こんな共演者にも、B級アクション映画の香りがプンプン匂ってきます。マイケル・ブランドンは、主役級の俳優ですけどね。

 ところで、2日後に裁判所に呼び出しっていう設定は、別に要らなかったような気がするんですけど。なんか、ムダにタイムリミットを設けられても、全然盛り上げる要素になってないんですが…。
 あと、サッカー競技場でのクライマックス、毒ガスがあるのに、撃ちあいしちゃダメでしょ。もし、ガスに当たったら、競技場にいた人間、皆殺しでしょ。もう少し、考えて欲しかったです。『ザ・ロック』(1996年)では、あんなに大事に扱ってたのにね。

 スナイプスの大運動会ということで連続公開された3作品の2本目ですけど、第1弾の『ザ・マークスマン』(2005年)より面白かったです!今作は、アクション映画ファンなら観て損は無いはず!第3弾の『7セカンズ』(2005年)も今から楽しみです。65点
デトネーター [DVD]
ウェズリー・スナイプス,シルヴィア・コロカ,ティム・ダットン,ウィリアム・ホープ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
「燃える男」もレオン・ポーチ監督、ウェズリー・スナイプス主演で映画化した方が、デンゼル・ワシントン版より1000倍良かったはず。
燃える男 (集英社文庫)
大熊 榮
集英社
「ウェズリー・スナイプス」大運動会
7セカンズ [DVD]
ウェズリー・スナイプス,タムジン・アウスウェイト,ジョージナ・ライアンス,デオビア・オパレイ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ザ・マークスマン [DVD]
ウェズリー・スナイプス,エマ・サムズ,ピーター・ヤングブラッド・ヒルズ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

レオン・ポーチ監督作

バナナ・コップ [DVD]
ラム・ツーチェン,テディ・ロビン,チェリー・チャン
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
風の輝く朝に [DVD]
チョウ・ユンファ,イップ・トン,アレックス・マン
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
ICHIGEKI/一撃 [DVD]
トレヴァー・ミラー
アミューズソフトエンタテインメント
クロコダイルの涙 DTSエディション [DVD]
ジュード・ロウ,エリナ・レーヴェンゾーン,ティモシー・スポール,ケリー・フォックス
パイオニアLDC
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『続荒野の用心棒』DVD

2007-03-10 06:41:34 | 映画、DVDに関する雑記
 昨年の『荒野の用心棒』(64年)の完全版のスペシャル・エディションのDVD発売に続き、マカロニウエスタンの傑作『続荒野の用心棒』のDVDが2007年3月24日に再発になります!もうネットとかで、どこでも発表されてるんでみなさんご存知でしょうけど…。

 2001年にバンダイビジュアルさんから発売されて、その後、長らく入手しづらい状態でしたけど、SPOさんから廉価版(以前に比べて。以前が5040円→今回が3990円)での発売です!
 しかも、デジタルニューマスター&日本語吹替音声収録です!!なんといっても今回の目玉は“日本語吹替音声収録”ですよ~!
続 荒野の用心棒

エスピーオー

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 SPOさんからは、その後も、2007年4月27日にマカロニウエスタンのDVDを再発するみたいで、すごく楽しみです!以前SPOさんから発売されていた『ガンマン無頼』(66年)と『情無用のジャンゴ』(66年)もスペシャルエディションで発売されるそうです!同じく日本語吹替え音声収録です!どうやらこの2作もデジタルニューマスターみたいです!
 どうやら、日本語吹替音声はTV放映版の音源を使うみたいですね!ということは、字幕→吹替え→字幕→吹替えに切り替わっちゃうんですよね!『ガンマン無頼』は92分だから、2時間枠の音声を使ってくれるんなら、ほとんど全編吹替えでしょうけど、『情無用のジャンゴ』はランニングタイム117分なんで、ちょっと厳しいかも!どうせだったら、TV音源版と、新録の2種類の日本語吹替えをつけて欲しかったです。新録は、TV音源が無い部分の追加の部分だけでもOKですよ!(『オリエント急行殺人事件』(74年)のDVDの日本語吹替えみたいな感じですね)
 あ~、またまた、出費がかさんじゃいますけど、当然買います!もう、日本語吹替えがついているだけで、もう買わなきゃ!って思っちゃいます!今から楽しみ!

ガンマン無頼 スペシャル・エディション

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情無用のジャンゴ スペシャル・エディション

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こんな作品をTVで観たい!

2007-03-08 00:32:10 | 映画、DVDに関する雑記
 先日の『戦闘機対戦車・砂漠の対決』(73年)を見逃したショックも癒えぬまま、今日は、TVの映画劇場の日本語吹替えで観たい作品の記事を書きます!

TVムービー編
 
■『リレントレス若妻誘拐』RELENTLESS(77年)
 監督 リー・H・カッツィン
 出演 ウィル・サンプソン、モンテ・マーカム、マリアナ・ヒル

 ブライアン・ガーフィールド原作の現代を舞台にした西部劇風アクション!逃亡した極悪な犯罪者を、先住民族系の州警官が追い詰めるアクション!「もう1度、観たい!」へたな劇場映画より面白いです!日本語吹替えつきでDVD発売されたら、即購入します!

■『エアプレーン超高層ビル激突』FLIGHT TO HOLOCAUST(76年)
 監督 バーナード・コワルスキー
 出演 パトリック・ウェイン、クリストファー・ミッチェル、シド・シーザー

 ビルに突き刺さったセスナ機から、主人公たち民間のレスキューチームが救出するアクション作。英国の「サンダーバード」のリアル版!って言ったらホメすぎかな??この作品もシリーズ化されませんでしたが、かなり好き!今作も日本語吹替え付いてDVD発売されたら買っちゃいますよ!

■『改造人間の復讐』EXO-MAN(77年)
 監督 リチャード・アーヴィング
 出演 デビッド・エイクロイド、アン・シェディーン、ケビン・マッカーシー

 ギャングに襲われ下半身が不自由になった科学者が、ロボットみたいなスーツを身につけて戦うヒーロー物。そのスーツの造形のカッコ悪さがなんともいえないですけど、こういう作品は好き!オリジナル100分ですけど90分枠で放映なんで、30分くらいカットされてます!2時間枠で放映してくれないかなぁ。

■『コンピューターマン』PROBE(72年)
 監督 ラス・メイベリー
 出演 ヒュー・オブライエン、エルケ・ソマー、バージェス・メレディス、ジョン・ギルグッド

 TVシリーズ「プローブ捜査指令」のパイロット版。今作は無事にシリーズ化されました!主人公の指令中の行動をカメラやヘッドフォンで管理する設定は、ハッキリ言って20年早かったかも!この作品は90分枠で放映されましたけど、ぜひ2時間枠のほとんどノーカット状態で観てみたいです。

■『ブルー・ファイア』THE POSSESSED(77年)
 監督 ジェリー・ソープ
 出演 ジェームズ・ファレンティノ、ジェーン・ハケット、ハリソン・フォード、P・J・ソールズ

 悪魔を祓うために死から甦った神父が悪魔を倒すオカルト。ジェームズ・ファレンティノ主演でシリーズ化を狙った作品のか、最初から単発狙いのみだったのか、わからない作品ですけど、オカルト物のヒーロー物として及第点の作品。

■『爆走ライダー!超人キャプテン・アメリカ』CAPTAIN AMERICA(79年)
 監督 ロッド・ホルコム
 出演 レブ・ブラウン、スティーブ・フォレスト

 現代を舞台に、アメコミのヒーロー、キャプテン・アメリカが活躍するTVムービー。大して特長ない作品ですけど、これもけっこう好きな作品。アメリカではヒットしたのか続編“CAPTAIN AMERICAⅡ DEATH TOO SOON”(79年)もあります。続編はクリストファー・リーも出演してます。「う~、この続編も観てみたい」
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やってしまった…!ショック!

2007-03-05 23:43:16 | ホントの日記
 やってしまいました!ショック!
 昨日朝から、落ち込んでます!土曜日、具合がおかしかったので、つい23時ころに寝ちゃいました!
 気がついたら、日曜明け方5時!

 「あ~!録り忘れた!」

 TV東京の「バリシネ」で放映された『戦闘機対戦車・砂漠の対決』(73年)をエアチェックできませんでした…

 「バリシネ」で『キリング・ミー・ソフトリー』を放映したときの予告で観た時から、絶対に録画するぞ!って思ってたのに!
 いまや90分枠の映画枠が無いので、このチャンスを逃したら見れないと思っていたのに!!!!

 実は昨年も「午後のロードショー」枠で放送されたブロンソンの『地獄で眠れ』を録り逃しちゃって、そのときも会社を休んじゃおうかな??って泣くほどツライ思いをしたのに!またまたやっちゃいました!(DVDは吹替えが付いていないですからね!) 

 ショックで、倒れそうです!まぁ、自分のミスだからしょうがないんですけどね。

 TV東京さん、もう1度放送して!今作に限らず、90分枠で放映できるオリジナルタイム74~78分くらいの70年代のTVムービーを「バリシネ」の枠で日本語吹替えでドンドン放送して下さい!
 
 自分の希望は、「事件記者コルチャック」のパイロット版のクリエイター、ダン・カーティスが監督した『怪奇!戦慄の怪人』(73年)、『影なき恐怖』(74年)とか,
低予算を逆手にとったアイデア作品『恐怖のSF戦争』(70年)とかロッド・サーリング原案の『SFタイムトラベルシカゴ大火に遭った男たち』(76年)とか、セオドア・スタージョン原作、脚本の『殺人ブルドーザー』(74年)とか、雪山を舞台にしたスリラー『恐怖の酷寒地獄・雪山宇宙研究所の謎』(73年)とか放送して下さい!(なんか、SFやスリラーばかりになっちゃいました)
 こういった作品を、TV放映版の日本語吹替えつきで、DVD-BOX発売にならないかな!!

 もちろん、以前、90分枠で放送してた作品で、オリジナルタイムが90分以上の作品も、2時間枠で放送もして下さい!
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『サイコ・シスター呪われた修道女』ジャウマ・バラゲロ原案

2007-03-04 06:04:34 | ホラー
サイコ・シスター呪われた修道女
THE NUN(2005年スペイン)
 監督 ルイス・デ・ラ・マドリット
 脚本 ジャウマ・バラゲロ
     マヌ・ディエス
 出演 アニータ・ブリエム、ベレン・ブランコ、クリスティーナ・ビアジェット

 ■ストーリー■
 アメリカの高校生イヴは、母親マリアが何者かに殺されるのを目撃する。イヴは葬式の日に、母親の寄宿学校の同級生だったクリスティナに出会い、他の同級生も死んでいることをしるのだった。しかし、クリスティナも死に、調査のため母親が行くことになっていたバルセロナへと向かうのだった。

 ■感想■
 『ネイムレス無名恐怖』(1999年)、『ダークネス』(2002年)『機械仕掛けの小児病棟』(2005年)のジャウマ・バラゲロが原案、脚本のホラー映画。
 製作は『ファウスト』(2000年)、『アラクニッド』(2001年)のフリオ・フェルナンデスと「死霊のしたたり」シリーズ、『バタリアンリターンズ』(1993年)のブライアン・ユズナ。
 監督のルイス・デ・ラ・マドリットは、『ネイムレス無名恐怖』、『ダークネス』、『デビルズ・バックボーン』(2001年)の編集をやっていた人です。

 『ネイムレス無名恐怖』、『ダークネス』のジャウマ・バラゲロが原案、脚本(マヌ・ディエスと共同脚本)なんで、全然期待して無かったのが良かったのか、けっこう面白かったです!
 ストーリー的には、ヒロインのイヴが、スペインに飛ぶあたりで、ほとんどネタが割れちゃってるんですけどね!
 
 始まって30分くらいでネタが分かっちゃってるのでに、
 
 「また、ダラダラと展開するんだな~!」

 って、思って観てたら、映画の中でも、その後20分くらいしたら、登場人物たちにも犯人のネタが割れちゃうんで、展開はけっこう早くて良かったです!単純なオカルト映画ですけど、それなりに楽しく観れました。

 ジャウマ・バラゲロは、自分で監督しないで、原案とか共同脚本の方が良いのかもしれないですね!
 ハッキリ言って『ネイムレス無名恐怖』や『ダークネス』より、今作の方が全然好きです!
 上記2作は、大したストーリーでもないのに、思わせぶりな演出だけで、展開が遅い上に、作品の中のキャラクターがホラー映画の被害者として登場しがちバカなんで、自分的にはかなり評価が低いんですよね!

 でも、本当は、今作は、オカルト映画と思わせといて、ジャッロ風のスリラー映画、殺人ミステリー映画でした!っていう展開の方が1000倍良かったのに!
 
 殺人ミステリー映画だったっていう展開の方が、観てる人は1000%絶対に驚くはず!
 ところで、スペインの寄宿学校にいた今作の被害者って、大人になったら、イギリス、アメリカと世界中に暮らしてるのね!世界への配給を考えて、ヒロインのイヴをアメリカ育ちにしたのかもしれないですけど、@KOBA的には、スペインだけを舞台にしても、良かったのに!って思っちゃいました!

 だって、そんなに簡単にスペイン行っちゃったりとかって、ヒロインに行動力ありすぎ!

 ところで、ヒロインが見たシスターって、どう見てもお化けなのに、ヒロインがオバケだと認識してないところもスゴスギですけどね。実は、それには理由はあるんですけど…。
 でも、こういう未公開作品がDVDでリリースされて、実はかなりウレシかったりして!これがアメリカ映画だったら、「ふ~ん、未公開のホラー映画なんだ」って感じですけど、スペイン映画なんで、未公開のままってこともあり得ますからね!どんどん、スペイン映画やイタリア映画のエンターテイメント作品をリリースして下さい!
 もちろん、1980年代くらいの古い作品でも全然OKですからね!
 自分的には、マカロニウエスタンや、1980年代のイタリア警察アクションをどんどんリリースして欲しいんですけどね!

 でも、もし今作が殺人を描くスリラー映画(ミステリー)でした!ってオチだったらプラス20点なのに残念!普通のオカルト映画なんで(と言っても、けっこう良く出来てるとは思いますよ) 65
サイコ・シスター ~呪われた修道女~ [DVD]
ジャウマ・バラゲロ
ギャガ・コミュニケーションズ

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『ブラックホール地球吸引』ティボー・タカクス

2007-03-03 21:53:33 | SF
ブラックホール地球吸引
THE BLACK HOLE(2006年アメリカ)
 監督 ティボー・タカクス
 出演 クリスティ・スワンソン、ジャド・ネルソン、デビッド・セルビー、ヘザー・ドーン

 ■ストーリー■
 アメリカのセントルイスにある研究所でハウザー博士はブラックホールの研究中にブラックホールを作り出してしまうのだった。しかし、ハウザー博士は調査中に飲み込まれてしまうのだった。どんどん大きくなるブラックホールに対して、政府はハウザー博士と一緒に研究をしていたブライスにこの事態の収拾を依頼するのだった。
 
 ■感想■
 ティボー・タカクス監督の描くSFパニックムービー。
 ティボー・タカクス監督といえば、最近はTVムービーでの活躍が多いですけど、今作もTVムービーです。かつての80~90年代は『未来囚人984』(84年)、『ザ・ゲート』(87年)、『ハードカバー黒衣の使者』(88年)、『サボタージュ』(96年)とファンタジー系の作品やアクション物で才能を発揮してたんですけどね~。最近は『殺人鼠KILLER RATS』(03年)も監督してました。
 
 でも、TVムービーとはいえ、『処刑マニア』(89年)、『ファイナル・ゲーム』(92年)のジャド・ネルソンと『デッドリー・フレンド』(86年)、『バッフィ ザ・バンパイア・キラー』(92年)、『ミッションブルー武装金融地帯』(01年)のクリスティ・スワンソンが主演の豪華な作品です。
 でも、ジャド・ネルソンも最近は未公開だったり、TVムービーが多いですけどね。それに、クリスティ・スワンソンも何か顔が変ったような気が!自分が、クリスティ・スワンソンを見たのは『エイト・ヘッズ』(97年)以来だから、10年くらい経ってるのね!どこにでもいそうな女優さんになってました!『バッフィ ザ・バンパイア・キラー』のときは、すごくカワイカッたのに!

 とまぁ、この作品はスタッフ、キャストを観ながら、豪華な作品だなぁ!とか思っちゃいました。あと、スタッフでいうと、製作はアヴィ・ラーナー、ボアズ・デビッドソンだったんで安心して観れました。これといって特長はないですけど、良質のB級作品を制作するスタッフなんで安心、安心!

 それにしても、いかにもTVムービーな展開で、普通に楽しめます!(いかにもTVムービーなのは、今作がTVムービーだからしょうがないんですけど)。ブラックホールの発生して、大ディザスタームービーになるのかと思いきや、ブラックホール以外にも、謎の発光体の登場には、あんまりの展開に、少し唖然って感じですけど、それはそれで、全然OKです!TVムービーだから大ディザスタームービーには制作費の関係で出来ないんですけど、まさか、謎の発光体がブラックホールにエネルギーを送りつける存在で登場するとは!

 でも、やっぱりTVムービーなんで、場面のつなぎがおかしいところが!多分、その間にCMが入ったんでしょうけど、さっきまでパニックに陥っていた人々が、次のシーンではまばらになってたりとかしてます。
 そんなことより気になるのがタイトル!原題が“THE BLACK HOLE”だから、今作の邦題『ブラックホール地球吸引』でOKなんですけど、“ブラックホール”ってうタイトルの作品が多すぎ!
 ディズニーの1979年のジュヴナイル向けみたいな大作SF『ブラックホール』。あと未公開で1997年と2001年に同じく『ブラックホール』というタイトルの作品が!まぁ、同じタイトルの作品が何本あってもいいんですけどね。それに今作には『~地球吸引』って副題もついてて分かりやすくて良いですけどね!
 安心して観てられますけど、やはり地球規模のパニックなのに、全然緊張感の無い展開なんで45点
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『怨霊の森』厳しい校則

2007-03-02 05:34:12 | ホラー
怨霊の森
THE WOODS(2006年アメリカ)
 監督 ラッキー・マッキー
 出演 アグネス・ブルックナー、パトリシア・カラークソン、レイチェル・ニコルズ、ゴードン・カリー、ブルース・キャンベル

 ■ストーリー■
 1965年、森の中のファルバーン学院に医師の娘ヘザーがやってくる。放火癖のあるヘザーだったが入学を認められる。そして、マーシという友人もできる。しかし、その晩から、おかしな夢にうなされ始めるのだった。厳しい校則やイヤなグループに嫌気がさしたヘザーは学校から脱走しようとするのだが。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 『MAYメイ』(02年)やTVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」第1シーズンの1エピソード「虫おんな」(05年)のラッキー・マッキー監督の描く60年代の全寮制の女子校を舞台にしたホラー。
 60年代の全寮制の女子校って、こんな校則が普通なんですか??おかしい!おかしい!ソックスを折り返したらダメだとか、ブラウスをスカートから出してはダメとか。イヤだなぁ、アメリカの60年代の学校!

 映画が始まって、クララ・トンプソンが100年前に学園にやってきたときの言い伝えを、生徒が話し出したときにストーリーがわかっちゃいました。
 「わかりやすすぎ!」なんで、途中でネタをばらしちゃうの??というより、なんで、こんな何でもないストーリーを映画化したの??って感じです。ランニングタイム91分の作品なのに、30分強で、この“森の秘密”が割れちゃって!「森の秘密」っていうより「学園の秘密」なのかな??
 80年代のアメリカのTVムービーのレベルの話を、格調高く映画化したって感じの作品です。最後の展開も、校長先生とヒロインの最初の入学するときの面接のシーンでなんとなくバレバレだし。今作に限ったコトじゃないですけど、最近のホラー作品は親切すぎ!
 そういえば、同じくホラー映画の『スケルトン・キー』(05年)もヒドかったです!どうってことないホラー映画で、ドンデン返し系のカラクリのみの作品なのに、中盤で最後の方のシーンがすべて思い浮かべるコトができましたから!もし、ビックリ映画のくせに、“途中ネタ割れ映画”ベスト10をやったら、絶対に入っちゃいますよ!

 話がずれちゃったので『怨霊の森』に話を戻すと、今作は、前半でネタが割れちゃいますけど、ホラー映画としての雰囲気は良いです!舞台設定を65年にあえてして、ゴシックホラー系の雰囲気を出してて良いです!ストーリー展開は、ちょっとだけ中盤の展開がダルイかもしれないですけど、ホラー映画としてはその分、雰囲気でカバーしてます!60年代後半~70年代前半のイギリスのホラー映画のリメイクといっても通用するような作品です。ラッキー・マッキー監督のホラー映画大好き状態が感じられます!
 途中、あんなに説明するかのようなていねいさだったのに、最後は、すごく唐突です。そういうところも60年代~70年代イギリスホラー映画みたい!好きです、最後のシーン!

 キャラクター的には、いじめっ子のサマンサのキャラクターが、1番かも。学園物に絶対に出てくる主人公たちをいじめる役!何かあるたびに、ヒロインのヘザーの給食のミルクを、ヒロインの友人のマーシにぶっかけて意地悪します!「あ~、服が汚れちゃう!」って!と何気なく見てたのに、このミルクぶっかけシーンが、あとあと意味を持ってくるのには“驚き”でした!全然気がつきませんでした!(気づくわけないんだけど!)

 あと“驚き”と言えば、いじめっ子サマンサのキャラクター!ハッキリ言って、ヒロインのヘザーよりもおいしい役です!「おいおい、そんなのアリなの??」って感じのキャラクターでした!ビックリ、ストーリーには全然驚かされなかったですけど、このサマンサの役にはビックリ!学園物に良くいるいじめっ子と思わせといて、あのキャラですもんネ!
 まぁ、それだって、ヒロインのヘザーたちと同じ部屋で仲良く寝てたしね。(あれ、あの寝室にはいませんでした??)

 ランニングタイム91分も、少し長いかも。ストーリーは、オーソドックスすぎなんで、同じく91分を使うなら、思わせぶりな教師たちの高圧的なシーンや不気味なシーンとかに使わないで、もっと、ヒロイン以外のキャラクターを描くシーンがあった方が良かったのに!雰囲気とラストの展開が唐突なところにプラス10点で65点

 
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『ナイロビの蜂』社会派サスペンス

2007-03-01 08:27:17 | ドラマ
ナイロビの蜂
THE CONSTANT GARDENER(2005年イギリス)
 監督 フェルナンド・メイレレス
 原作 ジョン・ル・カレ
 出演 レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ

 ■ストーリー■
 園芸が趣味のイギリスの外交官ジャスティンは、慈善活動をしている妻テッサとケニヤのナイロビで過ごしていた。テッサの仕事の邪魔はしないと約束していた。
あるとき、テッサは慈善活動のために黒人の医師と外出したときに殺されてしまうのだった。地元の警察は、医師による殺人事件として処理しようとしていた。事件を不審の思ったジャスティンは独自に捜査を始めるのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 2005年アカデミー賞でレイチェル・ワイズが助演女優賞を受賞した、ジョン・ル・カレの小説の映画化作品です。
 重い、重い、重いテーマの社会派サスペンス映画です。ジョン・ル・カレ原作なんで、けっこうマジメな作品だとは、思ってたんですけど、マジメを通り過ぎて、超マジメすぎでした!
 テーマがアフリカを舞台にした製薬企業の暗躍で、そのうえ、監督が『シティ・オブ・ゴッド』(02年)のフェルナンド・メイレレス。で、製作国がイギリスって。これだけでも十分です。ハッキリ言って明るくなる要素のカケラもなかったです。
 
 見終わって、イヤな気持ちになれること、必至です。製薬会社と、各国の利権がからんだ、現実的なテーマを見せてくれます。
 発展途上の国では、命が安いとばかりに、世界的な製薬企業が、人体実験(臨床試験でした。すいません)を繰り返しているという国際的な陰謀を描いています。
 でも、ハリウッドのちょっとIQの低いエンターテイメント作品でないので、何も解決されません。実際の、殺人を犯した実行犯さえ、わかりません!主人公は、もっていなかった3種類の銃で撃たれてるのに、自殺扱いです!国家や企業の力の前には個人の力なんて、なんの意味も無いよ!って、真っ暗!
 映画館に行かないで良かったです!行ったら暗い気持ちで、映画館を出ることになっちゃいましたから。
 
 イヤだ!イヤだ!現実でもイヤなことがあふれているのに、映画でも、こんなに考えさせられる作品を見せられるなんて!
 でも、ハリウッドの知能指数低下作品を見るばっかりでもネ!ホントにバカになっちゃいますからね。たまには、こういう作品も良いですけど、こんな映画ばかりになると、それはそれで、真っ暗な気持ちに!マジメなエンターテイメント作品が見たい人はどうぞ。68点
コメント (2)
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