たぶんパソコン入力のせいでしょうが、肩に何かのっているのかと思われるほど、異常に肩が重くてたまりませんでした。
昨日かむろ大師で、霊験あらたかな紀伊山地の名水をお加持水として、降りかけてもらいました。
こんなに急に良くなるの?
って不思議なほど、それから快適で、肩が軽い。
画像に写っているようにこの水を分けてもらうこともできます。
高校時代から30年以上お付き合いいただいている友人が、お家代々そこの信者です。
四国お遍路をまわった話から、この歳になって初めて知り案内してもらいました。
若い頃は他に話すことがいっぱいあってか、こんな話しなかった。
加持祈祷ってセットでよく耳にしますが、本来加持と祈祷とは異なる概念で、
加持は仏の慈悲を賜り、悟りを開いたり,病が治ったりすることだそうです。
密教では3種の加持があると説かれています。
この時の加持の一連の流れは、非常に興味深いものがありました。
生駒山・聖天さん宝山寺の加持祈祷も強烈な思い出があり、
いずれ密教の加持祈祷についてご紹介します。
かむろ大師は和歌山県学文路にあり、真言密教聖地のおひざ元・女人高野のすぐ近くです。
紀伊山地の霊場は古代から神の鎮まる地として考えられ、奈良時代、役行者によって山岳仏教の修行の地となりました。
空海が高野山開創にあわせ、そのふもとに伽藍(がらん)を設置。
高野山内の食料の集散地、湿気の多い山の文書を保管する場でした。
この慈尊院には、やがて空海の母が女人禁制の山に入れず、ここに住まれました。
弘法大師は月に九回、山を降りて母を訪ねたことから「九度山」の地名が起こったと言われています。
昨日は紀伊山地の霊気に触れることができ、すがすがしい一日になりました。