平均寿命や経済状況、教育レベルなどを数値化してランキング。
1位デンマーク、スイス、オーストリア、アイスランドと続くらしい。
アメリカは23位、イギリスは41位、最下位はアフリカのブルンジだって。
なんだか腑に落ちないと感じる一方、日本ってこんなもんかなぁって妙に納得できたり…
毎日新聞の経済面のコラム「経済観測」で大三署名の「
不用心民族」というタイトルで記事が書かれていました。
最後はこう結ばれています。
「日本人は世界最高の不用心民族になったらしい。
こんな不用心な民族が、目から鼻に抜けるような知恵の働く他民族と競争できるのだろうか。」
海外旅行を経験された方なら、みな頷かれることでしょう。
今年のお正月に伊勢神宮にお参りして、その後おかげ横丁でお昼を食べることにしました。
どことも満員で、ならんでやっと席に着けたものの相席でした。
ふと見ると隣のテーブルは誰も腰掛けていなくて、テーブルの上にヴィトンの財布はじめ、ブランド物の財布が4つ置いてありました。
なんじゃぁこりゃ~
こっそり隠しといて、驚かしてやろうかと思いあぐねているうちに、その席の4人は、ノー天気な顔をしてトイレから揃って戻ってきました。
20歳前後の若者達に、席を取るにはハンカチとかもっと取られてもいいのを置いとくもんやでと注意するにとどまりました。
免許証などが入った財布を置くなんてありえへん
国内旅行と違って海外へ出かけると、パスポートはじめ貴重品に常に注意を払わないといけません。
あそこにいるのがヒッピーです、とかボスニアヘルチェゴビナからの難民で、掏られる可能性があるので注意してください、なんてしょっちゅう言われます。
日本ではリュックを背負った妙齢の女性、リュックの貴重品を入れるファスナーが開いていたりするのにもよく出くわします。
大型バッグもへっちゃらでその辺に置いて、全く気配りなし。
海外なら絶対置き引きにやられますもん。
高級時計やジュエリーを身につけたたら、手首ごと切り落とされた例もあるなんておどかされます。
日本の若い女性の、なんておおらかでしとどけない格好、コレなら襲ってくれて誘っているかのようです。
一事が万事、こうした外出先のことだけでなく、普段の日常生活でも日本人はいたってお気楽無用心です。
にもかかわらず、最近はとんでもない事件が続出して、子供達は学校帰りに寄り道することもできなくなりました。
放課後もお外で日が暮れるまで遊びほうけるわけにいきません。
やっぱり不幸ですね。
戦後こんなに経済的に突出したはずが、手にしたものは何だったんでしょう?