秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

能登地震の爪あと

2007-05-06 | 旅・関東&中部&北陸地方

奥能登重要文化財・時国家の奇縁について書く前に、
能登地震の5/5現在の被害状況から。

能登有料道路は途中で何箇所か道路が破損しましたが、
迅速な復旧で、4/27には全線開通していました。

最初の画像は、輪島から曽々木海岸へ向かう途中の道路標識。
無残にも折れ曲がっていました。

海岸の道路沿いの道はあちこちで土砂くずれで、片側通行になっています。
壊れた家は取り壊され、すでに空き地になっていました。

南惣美術館の壁も落ちたようで、青いシートで覆われていました。

じろべさんの屋敷前の石灯篭は上蓋が落ちていました。

他には、蔵の壁が一部落ち、ガラスのコップが3つの破損、
墓石が時計回りで45度動いた程度ですんだそうです。

以前阪神大震災のあと3ヵ月後に神戸を訪れたときは、
まだまだ被害のあとが生々しかったけど、
輪島市は全般に復旧が早いのに驚きました。


我逢人

2007-05-06 | 旅・関東&中部&北陸地方

今夕能登半島・輪島より戻りました。
じろべさん手掘りのたけのこ、きゃらぶき、うどなとたくさんいただいて、
新鮮なうちにとやっと処理完了しました。

 うどを鎌で刈り取るじろべさん
採りたてのうどがこんなに美味とはしりませんでした。
うどの天ぷらは今まで食したことがありましたが、
うすくスライスした生は初めての体験です。
甘くすればまるでマンゴーのような香りがします。

我逢人(がほうじん)とは道元禅師が正法眼蔵行持で述べられた言葉で、
人と人との出逢いの尊さを3文字であらわされています。
心と心の出逢い、物と物との出逢い、出逢いこそ命であると。

じろべさんご夫妻とは、1月のスペイン・ポルトガルの旅で出会いました。
ツアーで8日間まわっているうちの、ある日のランチ時、
テーブル席を隣り合わす機会がありました。

どちらからお見えですか?
など差しさわりない程度でお話しているうちに、
輪島に山小屋があり気が向いたときだけ友人などを招くと話されました。

能登半島行きたかったんですよ~
社交辞令からかわかりませんが、名刺を下さいました。
関空で別れる間際にも、是非どうぞと声を掛けてくださいました。

現地で撮った画像を送るとすぐにお返事くださいました。
このブログでの記事をご覧いただき、
じろべさんの旅の記録も拝見しました。

こうしてじろべさんの山小屋訪問が具体的に進み始めたのです。
ゴールデンウィークの最終土日で1泊とまで決まった段階で、
3/25能登地震
予想以上に道路の復興も早く、今回の訪問となりました。