秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

24節季・芒種

2007-06-06 | 24節気72候
今日は芒種(ぼうしゅ)
稲や麦など穂先に芒(のぎ:とげのようなもの)ある穀類の種まきをする頃、
蟷螂(かまきり)や蛍が現れ始め、梅の実が黄ばみ始める頃。

近所で田んぼをもっている友人に聞いたところ、
稲の種まきは最近は5月のゴールデンウィーク頃、
そして田植えはほとんど終わっているとのことです。

年々早くなっているそうです。
お隣の田んぼが田植えを終えたら、うちもとせかされる。
稲刈ともなると、自分地の田んぼだけが残されると
すずめなどの餌食となって収穫に響くのでなおさらのこと。

こうしてせわしなく田んぼ仕事が早まり、
梅雨の雨頼みの水田は、自然ではなく人間の手で水を張らないといけなくなる。

そして最近の子供は、面白半分に土手を壊すので水が漏れる。
農家にとってもせからしい世の中になっているようです。

   ………・・・・・………

トップの画像はたぶんサルビア・グアラニチカ

サルビアSalviaは、ラテン語が語源らしい。
「salvare(治療)」「salveo(健康)」
この種の植物は薬用になるものが多く、
ハーブとして扱う場合はメドー・セージ

このセージは英語起源の読み方で、観賞用の方をサルビア?

パセーセージメリーアンタイム♪
って私の耳には聞こえるけど、

サイモンとガーファンクルのスカボローフェアのなかの一節
「パセリ、セージ、ロウズマリ アンド タイム」

日本人にとってのハーブはショウガとか山椒とか、紫蘇とかなので、
セージがどういった意味をもつのかイマイチよくわかりません。

偽金隗、うちの店にも来ましたよ

2007-06-06 | シチの目

画像はスイス銀行のインゴットです。
10g程度の小さいサイズを使って、時計の文字盤にしたり
ペンダントトップにデザイン加工したものは時々入荷します。

金の延べ棒で持ってこられると、1kg以上を計る比重計はありませんので、
地金やさんへ行かれることをお勧めして断ります。

6/4金隗詐欺団が逮捕されました。
大阪では去年の暮れからこの金隗があちこちの質屋に持ちこまれました。
昨夜のTVニュースでは、10数軒がだまされ1000万円の被害とのこと。

SWISS BANK CORPORATIONの刻印があり、形状も本物そっくり。
タングステンと金は比重が同じく19.3で、比重計では見破れない。

中身はタングステンでまわりを精巧に純金で覆ったこの偽インゴットは、
30万円程度らしいが、190~200万円で換金されたようです。

うちの店に比重計なくてよかった。

ただし来店した中年男性は胡散臭かったらしい。
残念ながら私は会ってません。
まだ冬の寒い頃、ジャンバーのポケットから風呂敷包み(袱紗?)をだし、
中から金の延べ棒を差出し、買って欲しいと言ったそうです。

1kgの純金は250万円以上します。
そんな高価なものを無造作にポケットに入れる人は少ない。

丁重にお断りしてしばらくすると、質屋のネット回覧板で、
偽金隗でまわっている模様、気をつけるようにというお触れがきました。

その後マスコミなどに余計な情報は流さないよう指示されていたので、
詐欺団が逮捕されるまで、ここで公開できませんでした。

やれやれ、セーフでした。