秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

地図の読めない女

2007-08-27 | 私上最大の作戦
だいぶ前になりますが、「地図の読めない女・話を聞かない男」
という本がベストセラーになりましたね。
男女は同等ではあっても同質ではないということを書かれた本です。

狩猟に出る男は、方角をみることに長けていないと帰って来れません。
洞窟に残された女性は、皆で仲良く輪を保たないと暮らしていけません。
こうした人類としての長い歴史の積み重ねによるものも多いことでしょう。
遺伝子や脳の形、ホルモンなど身体からくる違いも大きいし。

ここ10年、女性は元気です。
去年の川柳で、たしか「ランチ時妻はセレブで俺日替わり」
みたいなのがうけましたね、正確ではありません、念のため。

今ほど女性がゆたかに元気に暮らせた時代は人類史上はじめてかも。
どこへいっても若い女性もおばちゃんも元気です。
でも政界はまだまだ男性の世界。

それゆえに女は所詮・・・って感じでとらえられるのかもしれません。
地図の読めない女に航海図がつくれるのか?
市の行くべき方向をさししめせるはずがないと思い込んでおらるのかもしれない。
いったい何ができるねん、
○○についてはどう思うのかと詰問されたりしますもん。
マニフェストや30日の公開討論会、楽しみにしておられることでしょう。

以前にも書いたことありますが、
私は子供の頃から地図を見るのが大好きです。
毎年海外へ一緒に出かける親友も地図を読むのが得意です。
女性でも変り種はいます。
まず鳥瞰図的なおおきい縮図を見てから、細かいところへ下がっていかないと、
身につかない考え方のパターンをしています。

重箱の隅をほじくったような勉強の仕方となる日本史よりは
ダイナミックにあちこちの民族に影響を与えながら変化していく世界史が得意でした。

男性には及ばないかもしれませんが、そんなタイプの女性もいるということです。

そして私は質業で、世の移り変わりを眺めてきました。
ブランド物の真偽鑑定をしているだけではありません。
今流行の新品だけを仕入れているわけではありません。

多岐にわたったものの中にはすでに廃番となり製造中止のものもあります。
さまざまなブランドを選り好みしているわけにもいきません。
世の中にはいろんな人がいますから。
どういったコンセプトで作られ、世の人々に受け入れられたかどうか、
その人気はどれほどのものか、今後も継続するかどうかを
常に見極めていかないと質屋はやっていけません。

たまたま仕入れたものがヒットしたという運には左右されにくい。
直感として最後に判断するまでに数々の積み重ねがあるということです。

高いところからご意見いただくのが続くとちょっとムカついて、
この場でこっそり反論してみました。
なぜならこうした男性方は「話を聞かない男」ですから、
なかなか聞く耳をもってもらえません。
でもパソコン扱わない人達はブログも見てもらえないからなぁ~