おんかかかびさんまえいそわか
これはお地蔵さんの真言です。
四国お遍路は数年前に88ヶ所を制覇しましたが、
そのときに光明真言と各寺の本尊の真言も知りました。
本尊によって異なった真言を3回唱え、呼びかけるのだといわれました。
密教において真言はとても大切な言葉で、言葉を超えた不思議な力があり、
「呪文の言葉」または「秘密の言葉」といわれています。
私は怖いとき、困ったときに光明真言を唱えます。
詳しく知りたい方は以下の記事をご覧下さい。
呪文のような光明真言2006/12/3
最初の画像の地蔵盆は、去年このお地蔵さんの右手で交通事故があり、
お地蔵さんも破損したため、この夏新しく建立され今宵が開眼供養でした。
釈迦の入滅後、弥勒菩薩がこの世にあらわれるまで、
人々を救おうとこの世にあらわれた菩薩がお地蔵さん。
今日はたまたま知り合いの住職さんが経文を唱えられていて、
お参りさせてもらうことができました。
どちらも立派なお屋敷で手入れもよく行き届いていました。
コックピットのような我が家とはえらい違いです。
南北朝時代に京都で疫病を鎮めるために始まった「数珠くり」。
厄除の正月行事として大正時代ぐらいまでは、町内各地で行われていたそうです。
子供が小さかった頃、隣の町会のお地蔵さんで数珠まわしをしたことがあります。
今日は数珠つなぎ、各地の知り合いを数珠つなぎでまわりました。
午後2時はAさんの案内で知り合いをまわり、4時にBさん宅へ送ってもらい、
1時間少し案内されたあとは、5時過ぎにCさんへ、続いて7時半にDさんへと。
大勢の支援者のおかげで知らない町会をまわることができました。
夕方が一番疲れのピークでした。
夜になって盆踊りの会場でビールをよばれたらいっぺんに元気になりました。
「街づくり」には歴史が必要です。
伝統行事を核にして、参加者の輪をひろげ交流を深めることが、
行動の第一歩だと思います。
伝統行事の「起源や意味」を理解していなければできないことを改めて感じます。