私上最大の作戦・最終回です。
何度も書きましたが、今まで選挙は投票しか経験ありません。
すべての選挙活動が初体験で新鮮な驚きがありましたが、
リハーサルなしのぶっつけ本番続きでくたびれました。
今まで選挙にあまりかかわらず暮らしてこられた方々に
ほんのさわりだけでもご紹介します。
選挙が始まるまでは、政治活動なら可能です。
後援会へのお誘いのリーフレットを知り合いに手渡しなら配ることが出来ます。
3つ折リーフレットの内側
選挙が始まると、マニフェストは配布枚数が決まっていて、
確か16000枚。選管からもらった証紙を1枚づつに貼り付けます。
推薦ハガキは8000枚しか投函できません。
マニフェストは約束ですから、実際本当に出来るのかどうか、
財源を試算したうえでないと思いつきで述べるわけにはいきません。
このディスカッションが限られた短い期間だったので疲れましたね。
頭の中がいつもオーバーヒート状態でした。
これが選挙の七つ道具のなかのもの
いったいどれをもって7つなのか調べてみました。
選挙事務所の標札、選挙運動用自動車・船舶表示板、
選挙運動用拡声機表示板、自動車・船舶乗車船用腕章、
街頭演説用標旗、街頭演説用腕章、個人演説会用立札
たすきは7つ道具に入らないようですね。
選挙について無制限な選挙運動を認めると、
その選挙が財力、威力、権力等によってゆがめられるおそれがあります。
そこで公選法は、選挙運動について時期、主体、方法等についての制限を設け、
選挙の公正を確保し、一定の選挙運動を行うためには、
選挙管理委員会が交付する標札、表示板その他の物品が必要とされており、
これらの物資は無料で交付され公営物資といいます。
選挙期間中は毎晩8時から9時の間に数箇所で個人演説会。
画像左が一番最初の失敗してずっこけた場所。
暗くなる前に場所を調べに出かけた時に撮影しました。
画像右が難宗寺、蓮如さんが浄土真宗を再興させたときの守口御坊。
一番最後の個人演説会はここをお借りできました。
演説会場の場所を押さえ、日時を知らせ来場を呼びかける。
当日は設営にも人手がいります。もちろん撤退にも。
すべて人・人・人
多くのボランティアの人々のおかげで達成できました。
戦後こうした選挙を支えてこられた年配の方々と、
推薦してくださった方々と、
全くど素人の私個人関係者と、
輪が出来上がるまでに多少の時間は要しましたが、
最後の数日間は実にうまく機能していたように思います。
4年たったら日本の選挙はどう変わっているでしょう?
欧米のような政策論争討論会だけになるとも思えないけど・・・
今と同じような日本式選挙は成立しないような気がします。