昨年10月、はちみつを買いました。
あれからずいぶん寒くなったのに、いっこうに白く固まりません。
天然はちみつは温度が低くなると結晶するのが常なので、ずっと観察していました。
国産にこだわったけど、980円では安すぎたのかな?
なぜ固まるのか調べてみると、
はちみつの結晶は、はちみつに含まれる花粉を中心にしてブドウ糖が集まったもので、花粉の種類によって多少異なるらしい。
果糖よりブドウ糖の多いレンゲやナタネは結晶しやすく、
果糖の多いアカシアは結晶しにくいそうだ。
今回購入した「野の花はちみつ」は、どの花粉が混じっているのか不明です。
でも核となる花粉を取り除くなどの加工を施したはちみつは結晶しにくいとのこと。
花粉なしのはちみつって、純粋はちみつには違いなくても、なんか大事な部分が欠落したようで残念。
ミツバチで検索していると、不思議な事件がいっぱい。
昨年5月、京都市内でミツバチ大群が信号機に群がったため、一部通行止めにして駆除したニュースをテレビでみました。
ミツバチの異変は、あちこちで発生しているようです。
宮崎県の養蜂産地・椎葉村では蜂が失踪して養蜂が絶滅。
突然、集団で姿を消す現象は日本だけではありません。
2006年秋以降、米国の東海岸から西海岸へと広がって全米27州に及び、欧州の諸国でも発生が伝えられているようです。
ハチの失踪数に見合うだけの死骸は行動圏で確認されないケースが多く、失踪したのか死んだのかも完全には特定できないと報じられています。
自然のセンサー、ミツバチの失踪は不気味ですね。
年末年始のテレビ番組で、北極の氷が溶けて新しく航路ができただの、ヒマラヤの氷河が溶けてどんどん氷河湖が増えて拡大しているだの、・・・
地球温暖化と同時にいろんな怪奇現象が、しらずしらず加速度的に増えているようです。