秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

ついてる!ラッキー!!

2008-06-10 | 旅・中国&韓国
20年以上前、友人が北朝鮮籍の人と一子をもうけてから離婚しました。
なんでって聞いたところによると、
あちらのお国では儒教精神・先祖崇拝、家族の絆が強いため、日本人には考えられないほど親族の集まりがあるそうだ。
大韓民国でも先祖の命日ごとに親族が集まり食事するのは最低でも年に6回はあるようです。
主婦は大変です。

その大元・宗廟は世界遺産です。
朝鮮王朝の王様・王妃が祀られ、年に一度末裔が集まり荘厳な大祭が執り行われるそうです。
ここを訪れたときだけ雨でした。

 
大阪湾にある人工島・関空を飛び立ってすぐ、橋を撮影しました。
大韓航空機での席は、羽の前、団体は後部座席に押し込まれるのが当たり前だというのに、こんな前の席初めて!

ソウルに着いたときは雨が降っていました。
覚悟はできていました。
トランクから折りたたみ傘を取り出し、バスに乗り込みました。

 
最初の観光地、世界遺産・水原華城に着いたときは雨が上がってた!
朝鮮王朝22代正祖がソウルから遷都したときに築城。
東西南北に門があり、それらを繋ぐ城壁を40分ほどかけて歩きました。

 
帰路レストランでプルコギを食べて、イテオンホテルに入りました。
なんと広い部屋、ジュニアスイート!!
ここで3連泊できて超ラッキーでした。

徴兵

2008-06-10 | 旅・中国&韓国
韓国は徴兵があります。
韓国人俳優が行くとか行かないとかでもニュースになります。

おりしもここしばらく韓国では米国産牛肉問題が引き金でデモや集会が立て続けで、在韓中も警備が厳重でしたがナイスショットがない。

透明の雨合羽を着て警備する若い男性2人
 

このブログを始めて間もない頃、仮想現実で精神を鍛える? 麻痺させる?という記事を書きました。
リンク貼ってますから良かったら見てください。

どういうことを書いたかというと、
新兵が初めて戦場に出て、眼前の敵を殺せる確率はかつて15%だったのに、今や95%までのシンジラレナイほどの上昇率。
第1次世界大戦から最近のイラク戦争まで兵器はそれほど進歩していないのに、それを扱う人間の内的変化には雲泥の差がある話です。

何のためらいもなく人間を刺したり銃で撃ち殺すという行為は、普通の人間では躊躇してできないことです。
それで実際に戦場に出るまでに、バーチャルゲームで殺戮に慣れさせて反射的に反応できるよう精神を鍛えるのだそうです。

秋葉原無差別殺傷事件でも、加害者はバーチャルゲームで現実感を伴うことなく行為に及んだのではないかと推測されています。

で、最初の徴兵の話に戻ります。

このたびの現地ガイドは大学生2人を持つ韓国女性でした。
彼女の息子さんが大学に入学してから徴兵に行かなければならなくなった。

徴兵に送り出す息子を持つ母親は何を心配するかというと、戦場や訓練で命を落としたり怪我するのではないかという心配よりも、同性愛なんだそうです。

男ばかりの世界ではよくある話。
階級・年功序列的社会で、年上や力のあるものには服従せざるを得ないとき、むりやり犯される。

それで、彼女は息子さんを送り出すとき、
「隣で寝ている人に手を出さないでね」
息子さんは186cmの巨漢で、たぶん押し倒されることはないであろうが、逆の場合があってはいけないと。

このガイドさんからは、生の韓国女性の気持ちや習慣などたくさん聞くことが出来ました。

子供の頃、家にお風呂がない家がほとんどで、
台所でお湯を沸かし体を拭き、年に数回程度お風呂やさんに行きあかすりをしてもらう。

韓国のあかすりはこうした習慣から始まったもののようです。
今は各家庭にシャワーもあるけれど、1週間に一度はあかすり行って血行をよくしてもらうんだそうです。

北朝鮮との統一問題に関しては女性と男性では考え方が異なるらしい。
たいていの中年女性が思うには、やっとここ10年で満足に食べれる豊かな時代となった。
それなのに今統一すると、また貧しい時代に戻るのではないかと恐れている人が多いそうです。

日本には徴兵もないし、民族分裂という大問題もありません。
なんやかんや問題はあっても、まだまだ世界から見れば平和で豊かな国ですね。