布引の水は、かつて「赤道を越えても腐らない」と海外の船乗りは絶賛し、神戸に寄港する船は、水タンクに残った水を捨てて神戸の水で満タンにしたそうだ。
その神戸の港を布引ハイキング途上で撮影
布引貯水池から流れ出る生田川の水が布引の滝となっていて、ハイキングコースが整備されています。
雄滝はペットボトルの絵柄に
途中にあった茶屋の自販機で神戸の水のペットボトルを100円で購入。
雌滝では下の方でかすかに虹が見られました。
新神戸駅から布引の滝に向かうハイキングコースに架かる砂子橋(いさごばし)は国指定重要文化財。
雌滝でくみ上げられた水は、砂子橋の中に通されたパイプを通って、奥平野浄水場に送られています。
橋の北東にある砂山(あるいはまるやま)に昔、生田神社の祭神は祀られていたという。
この山頂および北斜面が弥生時代の高地性集落(布引丸山遺跡)があり、付近からは多数の弥生式土器が発見されているそうです。