昨夜30日が仕事納めで、夕刻家に帰って真っ先にしたことは、しめ縄を飾ることでした。
12月20日に去年同様、旧中西家住宅で催された「しめ縄作り」に参加してきました。
1年経てばすっかり作り方忘れてました。
やっぱりしめ縄のねじり締める方向を間違えていました。
これならお迎えするのではなく、家に結界をはってしまい入って来れなくなります。
またまたご指導の砂原氏の手をわずらわせて、作り直してもらいました。
ウラジロとダイダイをすでにスーパーで購入しておいたので、それをしめ縄に取り付けるだけなんですがこれが微妙に難しい。
いじくりまわしている間に、橙の葉つき部分が取れてしまい大慌て。
いかにも付いている風にみせるのに苦労しました。
しめ縄を大晦日31日に飾るのは「一夜飾り」といい縁起が悪いことは昔から聞いていました。
神を迎えるものを一夜で飾ると誠意に欠けるということから嫌われました。
お正月にお迎えする神様とは、
家々に一年の実りと幸せをもたらす五穀豊穣の神様「年神様(としがみさま)」です。
みんなのご先祖さまとも言われていて、お正月になると、天あるいは高い山の上から降りて皆々のおうちに来てくださるのだと。
御年神(おとしがみ)
大年神と香用比売神(かがよひめのかみ)の間の子とされています。
大年神(おおとしがみ)
素戔鳴尊(すさのおのみこと)と神大市比売(かむおおいちひめ)の間に生まれた子供が大年神(おおとしのかみ)とされています。
大国主命に協力して国土経営をされた農業神であり、稲作・五穀豊穣の神とされています。
大年神と御年神は、神話の系譜では親と子の関係とされていますが、「大」も「御」も神をたたえる語で意味に違いはなく、両神とも基本的に「年神(歳神)」ということなんだそうです。