昨春と同じく梅の花膳をいただきながら話ははずみます。
去年秋には高校の同窓会出席しましたが、やはり7,8人程度がちょうどいいですね。
アップに耐えれる年齢はとうに過ぎたので
どうしても見たい方はクリックで拡大画像ご覧いただけます。
今度ルーマニア行くねん、と話したら、
メンバーの一人が何年も前からルーマニアレースに嵌っているという。
知らんかった…
ルーマニア旅行記や観光ガイドで予習してもレースはヒットしなかった。
その友人のケータイより自作画像を送信してもらいました。
ルーマニアレースって、普通のレースとは少し違った作り方で、
大変細かく繊細な作業なんだそうです。
ベースのコードをかぎ針で数十メートル編んでおき、
デザインを書いた布にしつけ糸で仮どめ、
コードとコードの中を布を刺さないで刺繍をする方法でデザインを作っていくらしい。
かぎ針と縫い針だけという限られた道具を駆使して、いかに美しく丈夫に仕上げるか、様々な智恵が活かされています。
ルーマニアや東欧バルカンの一部の地域では、このようなレースの作品を「マクラメ」というようです。
アンティークレースにはいろいろあり
かぎ針編みの技術を応用し様々な形に編み上げていくクロッシェレースは
16世紀にはヨーロッパの各地に広まりました。
18世紀産業革命でレースの機械化が進む中、
ルーマニア・マクラメは、ヨーロッパの他国で流行していた様々な手法を取り入れた手編みレースとして発展しました。
レースを編む女 フェルメール 1669年ごろ
ベルギーへ行った時、ゴブラン同様レースも有名だと聞きました。
ベルギーのボビンレースの繊細さにほれこんだマリーアントワネット
当時発注した襟は家1軒分の価値があったとか。
その事がフランスのレース職人の逆鱗に触れ、さらに市民感情を悪化させたとも言われています。