若狭神宮寺の拝観料は400円です。
団体の場合はお坊さんの説明とか説法とか聴かせてもらえるのでしょうか。
わらじに履き替えて本堂に上がらせてもらいました。
内陣はろうそくの明かりだけでしんしんと冷えるなか、お坊さんのお話、正座して数十分。
優しく語りかけるいいお声が朗々と響き渡りいい体験をさせてもらえました。
観光の話は先の記事で書きましたが、内陣の説明から神仏習合の話へ。
撮影禁止ですので、以下図をhideponさんのブログより拝借。
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土曜日は古寺を歩こう。若狭神宮寺は東大寺二月堂修二会へのお水送りのお寺。
寺の紋は16菊花紋で中央に何か描かれてます。
内陣出るときにお尋ねしたところ、お坊さんが言われるに、鈴ですよと。
「この地に金の鈴が降臨したことから、最初におまつりしたのが鈴のご神体で、この鈴がお守りとなってます」
内陣を拝む場所に置いてあった鈴をお示しになったのでひとつ賜る。
本堂外に出て撮影できるその寺紋探したら、社務所に
ワニ鈴の由来
若狭国神宮寺は714年に開創され、当初「鈴応山 神願時」と呼称されていた。
当寺の開祖は神体山に紫雲たなびき 鈴音が鳴り始め7日経っても止まない奇遇を不思議に想い、天神に祈ると「金鈴」が天から降ってきたと伝えている。
それを当地の地主神(那伽王)と祀り、古来より除魔と守護のご神体とされてきた。
その金鈴を模した御守りが、この《ワニ鈴》である。
鈴の中にある玉はほとけ心(仏性、神性)
その外側は物質我欲で淘汰し合う、 至りたくとも至らぬ因われの心と想う。
この除魔鈴は鳴り成らせぬ魔を祓い人々に「心の鈴」を鳴らすご縁を授けると 伝えている。
鉄のサビは
鉄から出て鉄をむしばむ
私の悪心は
私から出て私をむしばむ(法句経)
煩悩は「身から出たサビ」、最大の原因は自分自身にあるのですね。
先週1/12祝日、母を見舞う前に東住吉区の桑津天神社でおみくじひいた話を書きました。
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2015-01-14 神さまからのメッセージ
この前々夜1/10体育連盟の新年互例会の余興でビンゴゲームがありました。
残念ながらダブルリーチでもあたらなかったのはよくあること。
その数字
34がなんか意味ありげに思えたのでFBに投稿した。
そこからメッセージ性を感じられた吉田さんがブログで考察を深めてくださってます。
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2015-01-17 メッセージを受信するということ
神仏習合、神と仏を共に受容できる心は世界を救うのかもしれませんね
若狭神宮寺のお坊さんはそのようにおっしゃいました。
イスラムのムハンマドを侮辱したと風刺画がエライ大騒ぎを通り越し、次の大戦の入口にもなりかねない昨今です。
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2015-01-19 「フランシスコ法王が第三次世界大戦の開始を宣言」という報道よりも中国の食品安全監査報告のヤバさが気になる昨今
神宮寺内陣は三つに分かれ、右側の壁には、
この若狭彦と姫のご神像は神宮寺奥の院に秘蔵されているそうです。
若狭彦神社(上社)祭神:山幸彦「彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
若狭姫神社(下社)祭神:豊玉姫
この二つの神社の神宮寺は、めったにないことに現代に残ったのです。
2年前の参拝の記録は
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2013年1月 若狭姫神社の千年杉 若狭の国一の宮上社