秋麗(あきうらら)

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ゾンビな言葉、ヤバイ蔓延

2018-10-31 | 世情雑感
【驚異の高画質でよみがえる!】皇太子殿下・美智子妃殿下のご成婚パレード デジタルリマスター版 1959年4月10日 Crown Prince and Princess of Japan



前項からの続きです。

「ゾンビな言葉」、そんなのに該当するのはヒットしなかった。
でも私的には「ヤバイ」「ウザい」が、ハロウィンのゾンビみたいに日本中席捲してるのがイヤなんです。

美しい日本は言葉も、はんなりまったりしたものだったのではないかと思うのです。






10/22放映の 家族に乾杯
ヤバイという言葉は、台風の被害を撮影した個人映像でも耳障りなくらい聞こえました。

いい時悪い時問わず、感極まった時に発せられる「ヤバイ」
若い世代だけでなく、シニア世代も使われて、今や自分だって言う時あるもの。

半世紀前、2、30年前でも、近辺で聞いたことなかった。
周りの人々のふだんのくらしにその語彙はなかったと思う。


「ヤバイ」

どんな意味をもち、どんなふうに流行り出したか調べてみたことあります。
お里が知れるという流れで書こうかと思って月日が流れてました。




ヤフー知恵袋より
『日本俗語大辞典』 (米川明彦編、東京堂出版)
やばい[形容詞] (「あやぶい」の変化したものか)

(1) 危ない。悪事が見つかるなど身の危険なさま。もと盗人のことば。その他、犯罪者やテキヤのことば。不良少年から戦後のヤミ屋が横行した時代に一般の若者に広まった。 <類義語> あぶねえ・やべえ。

(2) 何かまずいことが起き、しまったと思う。状況が悪い。

(3) 怪しいさま。

(4) のめり込みそうなくらいに魅力があるさま。若者語。
◇『現代用語の基礎知識1997年版』 若者用語。
「やばい/やべえ/やばやば 手がつけられないほどのめり込みそうな。魅力がありすぎる。すごくいい」

もともと堅気の人が使う言葉ではなかった。
「これ、やばい(くらい)、きれい!」といった、肯定的な形容詞・「ちょー(超)」を超える形容詞として使われている若者語の「やばい」は、近年(ここ10~20年くらい)の現象でしょう。女子中高生がふつうに使っています。頭や育ちが良さそうには見えませんが。
と回答されています。


以前ネットで、美智子皇后が若かりし頃に「やばい!」とよく口にされたと読んだことありました。
改めてググってみました。

皇后美智子のWikipedia
によりますと

最後の方に、「逸話その他」という項目のなかに
「元・宮内庁担当記者の板垣恭介は、皇太子妃時代の記者会見で彼女がクッキーを手作りすることを疑う質問をすると、次の機会で記者らに手作りクッキーを出して笑顔で勧めたり、明仁皇太子の語学に関する話題で不用意な発言をし気まずくなった板垣をかばい、彼のタバコに火をつけながらフォローする言葉をかけてくれて、母校の聖心で「あっ、やばい!」などと下世話な掛け声をかけながらテニスをするという皇后の人柄を、聡明でユーモアがあると好意的に評した[18]。板垣は夫妻のメキシコ訪問時に、明仁皇太子に美智子妃の報道に関する相談を受けたこともある」

[18]引用文献
板垣, 恭介 『明仁さん、美智子さん、皇族やめませんか 元宮内庁記者から愛をこめて』 大月書店、2006年1月20日、初版第1刷。


すでにあの時代にヤバいという言葉を使われておられました。
下世話な掛け声をかけながらテニスをするという、進取の気性というか、。
今のやばい人気の元祖みたいに。


この項の最初にあげたご成婚パレード(1959年4月10日)までの美智子皇后の画像をネットで拾ってきました。











ずいぶんと変わられたもので、場所が人をつくるんですね。
次代は、上皇后となられます。



平成の時代の幕開けパレード
朝日新聞社の画像は、どなたが主人公なんでしょう。