![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/e5/58b74f8afe0c60db43be80b41a909c72.jpg?1577256360)
狭山池博物館一階の水庭
壁面から流れ落ちる水はほんの一部だけになってた。
水道電気代恐ろしくかかりますものね。
13年前も同じアングルで撮影してます。
あの時は全壁面から水流れ落ちてた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/13/6ab3502ebc7f99899100371c8d75e850.jpg?1577256660)
円形中庭から見上げた空。
カメラアングルでは伝えられない建築物です。
機会があれば是非 現地で実物見ていただきたいものです。
建築費43億円だとガイドさんから聞きました。
平成13(2001)年の開館以降の累計入館者数が150万人
平成29(2017)年9月2日(土)に入館者150万人記念式典を開催
安藤忠雄建築ですから世界中から見に来られます。
見学者はだいたい年間10万人、
単純計算で月に8333人
25日で割ったら1日333人。
入館無料なんだけれど、
一般乗用車の駐車場はなくて観光バスか身障者用専用。
やっぱ、マニアックなのかな~
興味ある人には空いてて素晴らしい「土と水の歴史詰まった博物館」です。
平成の改修で堤防の一部を切り取ってそのまま保存展示。
高さ15.4m 幅62m
展示には10億はかかってるそうですよ。
江戸時代と飛鳥時代の樋も見比べることができます。
取水塔の仕組みもすごいですが、ここでは説明無理。
農業用水として池から水を放出前には、潜水して取水口を掃除する。
溜まったゴミとか石ころを取り除くのに、8mは潜ってたそうです。
1400年の歴史が重なる土木遺産。
水を取り出す樋、堤の滑りを防ぐ木製枠工、崩れにくい土堤など
びっくりの知恵と工夫が詰まってました。
ガイドさんの歴史と土木の知識に驚きます。
マニアックなおっちゃんとかが微に入り細に入り聞きそうだもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/37/fbfbc3ef34cd6cf51da7a4cba71d804a.jpg?1577257581)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/4e/8c32f60edf34f96947226beeb35a15bb.jpg?1577257581)
南都焼討に遭った東大寺を復興させた重源さん。
この狭山池も修復してました。
古墳時代の石棺を利用して石樋にしたんだって。
石棺はお正念抜いたから大丈夫、なんて言ってたんですかね。
飛鳥時代に国家プロジェクトとして誕生した狭山池。
敷葉工法などは国際的な土木技術だったそう。
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アラカシの葉っぱを踏み固めて入れてた時代も。
アラカシといえば、お昼に行った多治速比売神社の境内で見たよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/ba/fb6a98c67e126ac1a5e9ad9ccb2e2760.jpg?1577259547)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ce/1d1b1e318c93e07b95995d99b3a23e3a.jpg?1577259547)
奈良時代、行基さんの修復により水で潤う河内平野
画像左端に、仁徳天皇陵
今日のニュースでたまたま目に留まったのが、
安倍晋三首相は25日、中国の李克強首相の案内で、
四川省成都市郊外の古代の水利かんがい施設「都江堰」を視察した。
都江堰は、成都に流れ込む川の氾濫を治めたり、下流域の大平原へ水を引き入れたりするため、紀元前3世紀の秦時代に築造されたとされる。2000年に世界文化遺産に登録された。
中国では「万里の長城」「南北大運河」「都江堰」を古代の三大土木工事と称しているが、築造当時の役割を脈々と果たし続けているのは「都江堰」のみである。