秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

狭山池は日本最古のダム式ため池

2019-12-25 | 古代史のミステリー


狭山池博物館一階の水庭
壁面から流れ落ちる水はほんの一部だけになってた。
水道電気代恐ろしくかかりますものね。

13年前も同じアングルで撮影してます。

あの時は全壁面から水流れ落ちてた。






円形中庭から見上げた空。
カメラアングルでは伝えられない建築物です。
機会があれば是非 現地で実物見ていただきたいものです。
建築費43億円だとガイドさんから聞きました。


平成13(2001)年の開館以降の累計入館者数が150万人
平成29(2017)年9月2日(土)に入館者150万人記念式典を開催


安藤忠雄建築ですから世界中から見に来られます。
見学者はだいたい年間10万人、
単純計算で月に8333人
25日で割ったら1日333人。

入館無料なんだけれど、
一般乗用車の駐車場はなくて観光バスか身障者用専用。
やっぱ、マニアックなのかな~

興味ある人には空いてて素晴らしい「土と水の歴史詰まった博物館」です。







平成の改修で堤防の一部を切り取ってそのまま保存展示。
高さ15.4m 幅62m
展示には10億はかかってるそうですよ。

江戸時代と飛鳥時代の樋も見比べることができます。


取水塔の仕組みもすごいですが、ここでは説明無理。
農業用水として池から水を放出前には、潜水して取水口を掃除する。
溜まったゴミとか石ころを取り除くのに、8mは潜ってたそうです。






1400年の歴史が重なる土木遺産。
水を取り出す樋、堤の滑りを防ぐ木製枠工、崩れにくい土堤など
びっくりの知恵と工夫が詰まってました。

ガイドさんの歴史と土木の知識に驚きます。
マニアックなおっちゃんとかが微に入り細に入り聞きそうだもの。





南都焼討に遭った東大寺を復興させた重源さん。
この狭山池も修復してました。
古墳時代の石棺を利用して石樋にしたんだって。
石棺はお正念抜いたから大丈夫、なんて言ってたんですかね。

飛鳥時代に国家プロジェクトとして誕生した狭山池。
敷葉工法などは国際的な土木技術だったそう。


アラカシの葉っぱを踏み固めて入れてた時代も。

アラカシといえば、お昼に行った多治速比売神社の境内で見たよ。






奈良時代、行基さんの修復により水で潤う河内平野
画像左端に、仁徳天皇陵

今日のニュースでたまたま目に留まったのが、
安倍晋三首相は25日、中国の李克強首相の案内で、
四川省成都市郊外の古代の水利かんがい施設「都江堰」を視察した。
都江堰は、成都に流れ込む川の氾濫を治めたり、下流域の大平原へ水を引き入れたりするため、紀元前3世紀の秦時代に築造されたとされる。2000年に世界文化遺産に登録された。 


中国では「万里の長城」「南北大運河」「都江堰」を古代の三大土木工事と称しているが、築造当時の役割を脈々と果たし続けているのは「都江堰」のみである。 
詳しくは→世界の土木遺産





狭山池博物館 13年ぶりに再訪

2019-12-25 | おでかけ・近畿




狭山池に着いたのが14:45
駐車場停めて、池堤の整備された道を歩きます。
池は夏に繁茂した藻などを掃除するため水位下がってます。




右山麓に見えるのがPL教会の塔、
左に立派な建物が安藤忠雄建築の狭山池博物館。

3箇所の墓参りとクリスマスランチと、多治速比売神社参拝。
さらに最後に文化教養コースで〆。

今回は入ってすぐのロビーで
手持ち無沙汰なガイドさん二人いて
一人が案内してくださった。
13年前にも妹と見学した記録が残ってます。
案内人なしにどこまで観れたかをご高覧賜れば幸いです。

昨日の見学リポートは、
今日の用事済ませてから項を改めて

2006-11-19