

春来川のほとりに沸く高熱温泉です。
日帰りバスツアーは浜坂でお昼終えて、次向かったのが湯村温泉。
滞在時間に限りあるので、足湯だけ。
湯村は30年以上前に3回は行きました。
温泉入ってカニ食べるのに、当時は国道9号線で大変な道中だった。
子育て真っ只中で、観光した記憶全くなし。
湯村が舞台の夢千代日記、1981年TVドラマも映画も舞台もみてない。
脚本の早坂暁さん 曰く。
「いつか原爆のことを書きたい」という長年抱き続けた思いが、胎内被爆した主人公・夢千代で結実した。
夢千代の母親は山陰地方から明るい“表日本”を目指して広島にやってきたが、本当の太陽の光ではなく原爆というニセの太陽の光を浴びることになってしまった。
その設定は、当時、“表日本”は高度経済成長路線で豊かにはなったが、何かニセの太陽のようで何かが欠けていると感じていたからだという。
しかし“裏日本”の小さな町にはそこに欠けているものが失われずに残されている。太陽はあたらないけれど、ニセの太陽もない。そのことを描くために選んだ舞台だった。
余部の鉄橋を渡って表日本へ倖を夢見た人、夢が砕けて辿りついた人、それぞれです。
山陰の小さな温泉町「湯の里温泉」に厳しい本格的な冬がやって来ます。
ここで生きる人たちは、春を望みながら「てんでしのぎ」ですが肩を寄せ合って生きる道連れがいます。
(夢千代日記より)
感動的だったんですけど、どこか見つけられなかった。

848年慈覚大師によって発見されたと伝わります。
湯村断層に沿って湧いた温泉で、花崗岩の割れ目から98℃の高温泉が湧出します。
入浴だけでなく、調理や洗濯など古くから生活に湯、
ここもジオの暮らしがいきづいてます。