秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

太宰治記念館「斜陽館」

2022-07-01 | 旅・北海道&東北
旅の2日目、奥入瀬森のホテルから2時間用し五所川原市へ。

10:44斜陽館

明治40(1907)年、太宰治の父・津島源右衛門が建てた入母屋造家屋。
明治の大地主だったし、当時金木銀行や金木電燈株式会社を経営されてた。
営業中の金融店舗も兼ねて豪邸です。


階下11室、2階8室、蔵や庭園合わせた宅地680坪!
戦後、津島家が手放し、昭和25年から旅館「斜陽館」として全国からファンが訪れた。
平成8年旧金木町が買取り、10年記念館に、16年国の重要文化財に指定。


10:47 ガイドさんに説明受ける。

父の源右衛門さんは元貴族院議員の政治家でもありました。
明治42年この邸宅で、太宰治は六男の津島修治として誕生。
母が病身で、叔母のきゐが夜、昼は女中のタケが子守してたそう。
家を継ぐ長男ではないので日々の暮らしに身分差はあり、複雑系に育った。



土間から靴脱いで上に


板間もピッカピカ、お上でステッキ使えないから滑らぬように…


ガラス戸で守られた仏壇、めっちゃ金ピカ

座敷から見る庭園


和洋折衷で洋間も多く、建具も家具も重厚でお金かかってます。
先月訪問した池田市の小林一三記念館を思い出しました。




あおもり紀行パンフより、2階の洋間


蔵もいくつかあって、中の蔵は展示室に


小説『津軽」より
津軽平野のほぼ中央に位し、人口五、六千の、これという特徴もないが、
どこやら都会風にちょっと気取った町である。
善く言えば、底の浅い見栄坊の町ということになっているようである。

『苦悩の年鑑』より
この父は、ひどく大きい家を建てた。風情も何も無い、ただ大きいのである。


太宰治が生前もっとも好んで口にしたといわれるヴェルレーヌの一節に
撰ばれてあることの 恍惚と不安と 二つわれにあり

芦野公園登仙岬の太宰文学碑に刻まれているようです。


廊下に貼ってたポスター
「風は北へ吹く」
2016/3/26北海道新幹線開業



太宰家の菩提寺「雲祥寺」
「何事も成し遂げるまでは 
  いつも不可能に見える」
     N.マンデラ





2022年後半の始まり

2022-07-01 | 日々是好日
今日も暑くなりそうです。


五所川原の運祥寺に掲げてあった今日のことば。
*この次のブログで書きます

先のリスク想定は大事だけど、恐れ慄いてては進まない。
この年になると、たいがいのことは
「案ずるは産むが易し」


今朝7時前に大枝神社ご挨拶行くと
境内で草引きされてる女性に出会いました。
今まで見たことない人でした。
参拝来て目につくとこだけも草引くんだそうで頭下がります。
神さま見たはりますよね。



稲荷社横で爪とぎするニャンコも初見です。
大枝神社に珍しい高級猫。
目がブルーで美しい。


半年なんとかつつがなきを得て、
後半も無事過ごせますように
(^人^)