昨日のブログ記事で書き漏れてたことありました。
追記せずに項新たに記しておきます。
それは「かわりばんこ」という言葉が「たたら場」から来てたこと。
博物館や資料館で見るのと違って、実際に使われてた現存の菅谷たたら山内。
やはり生で目にするとイメージ湧きました。
山砂鉄、川砂鉄より純度の高い砂鉄を選り分けて、木炭と一緒に三日三場晩燃やし続ける「たたら製鉄」
良質粘土で造った炉で、天秤鞴(ふいご)で風を送り続け、高温度を持続させる。
ジブリアニメ『もののけ姫』にあるシーン
このふいごを踏む、タタラを踏むって半端ない重労働の男仕事。
たぶん、絶対、女は従事してないと聞きました。
約1時間ごとに交代して、ばんこを踏むので、
「代わりばんこ」という言葉が生まれたそうです。
炉から少し距離置いて高殿屋内周りに一段高くなった板張り休憩場がありました。
順番来るまで、そこに腰掛けたり、横になって体力回復してたんでしょう。
女子供の出番では無かったはずで、笑ってる場合じゃない過酷な3日間だった。
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※引用:©スタジオジブリ 「もののけ姫」より
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たたらを踏むとは、
よろめいた勢いで空足(からあし)を踏み、勢い余って数歩ほど歩み進んでしまう。
語源辞典によりますと、
たたら(踏鞴)は、金属の精錬・加工に必要な空気を送り込む大型の送風器「ふいご(鞴)」のことで、