
わーわーさんって、藁で作られた獅子の形の飾り物です。
伊根に伝わる獅子を模った厄除けの人形らしいです。
いつの時代からのものなのか調べてもわかりませんでした。
丹後半島の伊根の向井酒造さんは江戸時代から続く造り酒屋です。
女性杜氏の蔵元としても有名で、以前伊根満開というピンク色の日本酒いただいたことありました。
2009-11-02 赤い日本酒
地車隊のおっちゃんたちは造り酒屋の見学大好きです。
二年前丹後半島の左側、久美浜行った時も玉川というお酒を造る木下酒造さんを見学しました。
今年は向井酒造さんへ

入ってすぐに試飲させてもらいました。


赤く塗られたデッカイ顔の木彫り、何かなぁ~と調べると
向井酒造の家守妖怪「あかちゃびん」でした→こちら


醗酵してるときは二酸化炭素が発生してるそうです。


塀が傾きそうになるほど立派な松の木です。
この松から『影向(ようごう)の松の酵母仕込み』の酵母分離したみたいです。
松の酵母ってめずらしい、ですよね?


道を挟んで、醗酵してる工場の裏が海に面しています。
下は船が着けることができて船の上から直接お酒が買えるらしい。
そのとき店内で目に留まったのが「京の春」と「秋鹿」が並んだ飾り額。
「秋鹿」は私の実家のすぐ近く、能勢の地酒なんです。
「何で、こんなトコで?」と訪ねると、なんと娘さんが、秋鹿さんへお嫁に行ったとか。
農大の醸造科で知り合ってゴールインされたとか・・・
このパターンでの造り酒屋さん同士での結婚がよくあるそうです。
秋鹿の額見たような気がしないでもない…
それほど日本酒好きではないのでさら~っとみてましたから。
向井酒造は女性杜氏と聞いてたので人間関係調べてみました。
「蔵の跡継ぎ向井久仁子さんが東京農大醸造学科卒業後、女性杜氏として活躍。その後、秋鹿酒造の蔵人であった長慶寺健太郎さんと結婚し、22BYから夫婦で協力して酒を醸されています」
苗字は長慶寺さんなのでマスオさんとして頑張っておられるのかな。