鍾乳洞中に入ろか入るまいか随分思案しました。
洞出入り口までの急坂に比べたら中は歩き易いと聞いて、
もう来ることまず無いだろなと意を決しました。
全長450m添乗員さんのすぐ後を、ほぼ足元見ながら。
それでも歩きながら17枚も写真撮ってた(^^)
どれから貼り付けるか悩んで選んだ最初は
千枚田と名づけられた珍しいリムストーン。
後で知ったことに、
八つ墓村ではここに死体浮かんでたシーン撮影されたそう。
そして何よりも、与謝野晶子歌で槇の穴を満奇洞と名付いたんですから。
水が長い時間かけて地球に刻んだ造形画廊、姿形からいろいろ名が付いてます。
象の足
鬼の居間
釣鐘
ナイアガラの滝
華厳の滝
白糸の滝
確かに微妙な違いをうまく捉えたネーミングではありますが。
足下見ながら低い天井で屈みながら、それでもヘルメットがぶつかる音
コンコンの合間に「痛っ!」
団体だからいいけど1人ならキミ悪いです。
もともと閉暗所苦手でなおさら。
五百羅漢
奥の院
奥の院
恋人の聖地
恋人の泉で告白されたい人いるのかな?
あちこちでライトアップされてるLED光の色が
うーん微妙、
好き好きでしょうが…
江戸時代末期、猟師が狸を追っているとき発見したといわれ、
古くから槇の穴として知られてたそうです。
昭和4年に与謝野鉄幹と晶子夫妻が訪れ歌を残してます。
まきの洞 夢にわが見る世の如く 玉より成れる殿づくりかな
ー鉄幹ー
満奇の洞 千畳敷の蝋(ろう)の火の あかりに見たる顔を忘れじ
ー晶子ー
やっぱり蝋燭の火だからこそ幽玄の神秘性増したんじゃないのかな。
珍しい鍾乳洞、
ミステリーツアーだからこそ行けました。
現代なら車で高速降りてからも20分はかかるとこ。
JR伯備線井倉駅からならバスで50分はかかるそう。
伯備線はいつ開通してたんだろうかと調べたら、
1919(大正8)年伯備大山と溝口駅開通。
全通は1928(昭和3)年。
その翌年与謝野夫妻が乗車したとして、駅からは?
ミステリーツアー✨私も体験したくなりましたわ😅
で笑っちゃいました。
私、なんか子供の頃、鍾乳洞によく行っていましたね。高山の丹生川の鍾乳洞とか、郡上の大滝鍾乳洞とか。行くとこなかったんかな笑 今みたいにライトアップはしていなくて、でも、神秘的でしたね〜 夏、涼しいところも好きでした。
お食事は梅の花?
今回に鍾乳洞に与謝野ご夫妻が行かれてたというのは驚きでした。
ほんとシンクロですね。
初日行った場所が、その日の晩NHKで特集されてて目がテン。
驚いたエピソードは近いうちに書きますね。
岐阜県は数年前めっちゃハマって一年間で5、6回行きましたよ。
機会あればまた行きたい好きなエリアです。
でも鍾乳洞はいいかな、パスします。
エジプトのピラミッド中を中腰で降り進み呼吸困難なりそうでした。
閉塞感がどうも耐えれません。