秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

年金記録不明件数5000万分の1

2007-06-08 | 世情雑感
連日テレビや新聞で年金記録不明のことが報じられています。
昭和55年以前の記録は手書き台帳も多く特にあやふやだとのこと、
いつか確認しないとと思っていたので、思い切って行ってきました。

不安に思いながら、社会保険庁へ出向きましたが
30年ほど前のデータはちゃんと残っていたし、
たった一本化する申請書を出すだけで済みました。

宙に浮いた記録約5000万件の照合のうち1件が片付きました。

平成9年(1997年)基礎年金番号を統一したとき通知書が届きました。
学業を終えて就職していた頃の厚生年金と現在加入中の国民年金、
二つの番号を自ら申請して一本化してもらわないといけません。

年金もらうまでにはまだ日にちがあるし、
面倒だったのでそのままになって、早くも10年が過ぎてしまった。

こんなふうに思っている人が多いようで、
社会保険庁の入力ミスやずさんな管理だけで5000万件もあるわけではありません。

それぞれの人が何個か持っている年金番号を統一しないといけないのです。
結婚したり改姓したり、住所が変わったりしたら、
自分で申請しないといけません。

1997年の基礎年金番号導入時に行方不明者扱いで
「不在者」とされた納付者が約110万人、現在も約57万人が不明らしい。

不在者は、住民票が確認できないなどの理由で、
国民年金保険料の徴収対象から外れた人です。

社会保険庁のオンラインシステムに登録されていない厚生年金の記録は1430万件。

ニュースを聞いた人はたいてい5000万件のほうに気がとられますが、
一本化していない人が多いということもあるのですね。

あの10年前の基礎年金番号制度が導入されたときに、
もっときちんとした説明を受け、皆が申請書類を提出していたら、
こんな大騒ぎにはならなかったような気がしました。

24節季・芒種

2007-06-06 | 24節気72候
今日は芒種(ぼうしゅ)
稲や麦など穂先に芒(のぎ:とげのようなもの)ある穀類の種まきをする頃、
蟷螂(かまきり)や蛍が現れ始め、梅の実が黄ばみ始める頃。

近所で田んぼをもっている友人に聞いたところ、
稲の種まきは最近は5月のゴールデンウィーク頃、
そして田植えはほとんど終わっているとのことです。

年々早くなっているそうです。
お隣の田んぼが田植えを終えたら、うちもとせかされる。
稲刈ともなると、自分地の田んぼだけが残されると
すずめなどの餌食となって収穫に響くのでなおさらのこと。

こうしてせわしなく田んぼ仕事が早まり、
梅雨の雨頼みの水田は、自然ではなく人間の手で水を張らないといけなくなる。

そして最近の子供は、面白半分に土手を壊すので水が漏れる。
農家にとってもせからしい世の中になっているようです。

   ………・・・・・………

トップの画像はたぶんサルビア・グアラニチカ

サルビアSalviaは、ラテン語が語源らしい。
「salvare(治療)」「salveo(健康)」
この種の植物は薬用になるものが多く、
ハーブとして扱う場合はメドー・セージ

このセージは英語起源の読み方で、観賞用の方をサルビア?

パセーセージメリーアンタイム♪
って私の耳には聞こえるけど、

サイモンとガーファンクルのスカボローフェアのなかの一節
「パセリ、セージ、ロウズマリ アンド タイム」

日本人にとってのハーブはショウガとか山椒とか、紫蘇とかなので、
セージがどういった意味をもつのかイマイチよくわかりません。

偽金隗、うちの店にも来ましたよ

2007-06-06 | シチの目

画像はスイス銀行のインゴットです。
10g程度の小さいサイズを使って、時計の文字盤にしたり
ペンダントトップにデザイン加工したものは時々入荷します。

金の延べ棒で持ってこられると、1kg以上を計る比重計はありませんので、
地金やさんへ行かれることをお勧めして断ります。

6/4金隗詐欺団が逮捕されました。
大阪では去年の暮れからこの金隗があちこちの質屋に持ちこまれました。
昨夜のTVニュースでは、10数軒がだまされ1000万円の被害とのこと。

SWISS BANK CORPORATIONの刻印があり、形状も本物そっくり。
タングステンと金は比重が同じく19.3で、比重計では見破れない。

中身はタングステンでまわりを精巧に純金で覆ったこの偽インゴットは、
30万円程度らしいが、190~200万円で換金されたようです。

うちの店に比重計なくてよかった。

ただし来店した中年男性は胡散臭かったらしい。
残念ながら私は会ってません。
まだ冬の寒い頃、ジャンバーのポケットから風呂敷包み(袱紗?)をだし、
中から金の延べ棒を差出し、買って欲しいと言ったそうです。

1kgの純金は250万円以上します。
そんな高価なものを無造作にポケットに入れる人は少ない。

丁重にお断りしてしばらくすると、質屋のネット回覧板で、
偽金隗でまわっている模様、気をつけるようにというお触れがきました。

その後マスコミなどに余計な情報は流さないよう指示されていたので、
詐欺団が逮捕されるまで、ここで公開できませんでした。

やれやれ、セーフでした。


手の平返し

2007-06-05 | 四季折々・色とりどり

街のあちこちでアジサイがきれいです。
外周りを額で飾るように咲いているのがガクアジサイ。

この装飾花の色が微妙に異なっていて、
表と裏が「手の平返し」をするという情報を得たので、
ガクアジサイを見ては目を凝らして観察してみました。

まわりの装飾花はガクで「中性花」、
内側の一かたまりの散房花序が「両性花」雄しべと雌しべが揃っています。

この中央部分に蜂や蝶がやってきて受粉してくれますが、
このときは周りの装飾花はかならず表面を見せているのだそうです。

この装飾花は180度回転し、表と裏をみごとににひっくり返すらしい。
雌しべ、雄しべのお祭りが済むと、ガクを支える細い柄を巧みにねじり、
2、3日かけてまさに手の平返しで裏を見せる。

まだ「手の平返し」をしていないものと、すでに「返したもの」との違い。
それは、花にとってとても重要な受粉です。

今のところはまだ咲き始めのものが多いので、
受粉後の「手の平返し」はもう少し先になるようです。


ラタトゥーユ

2007-06-03 | スピードクッキング
新たまねぎが甘くて美味しい季節です。
トマトも安くなって昨日は特大サイズが1個100円で買えました。

ラタトゥーユは南フランスのお惣菜です。
正式なレシピは知りませんが、
私はたまねぎと、冷蔵庫で残っていたにんじん半分とセロリ少々
これらをみじん切りしてオリーブオイルでさっと炒めました。
いつもはにんにくも入れますが、今日は切れてました。
ピーマンなどもあれば入れます。

水にはなしてアク抜きしたなすびを2本、
トマト1個半を鍋に加えて蓋をしてしばらく煮ます。
水は野菜から出る水分で十分なので入れません。
トマトは水煮缶よりは生のトマトのほうが美味しいと思います。

味付けは塩胡椒と、ブイヨンキューブで適当に。
トマトの皮を湯むきしなくても、煮込んでいるうちにはがれてきます。
食べたときに皮が引っかかるので、
鍋の中から皮を見つけて捨てます。

熱々をフーフーしながら食べるのも美味しいけれど、
冷たくてもOKなのでつくり置きできます。
肉料理や魚料理のつけ合わせにしてもいいし、
ナンやフランスパンなどと一緒に朝食にもお勧めです。

行列のできる焼き鳥屋

2007-06-03 | 日々是好日

守口では六源という店が有名で、はまっている人も多い。
昨夜土曜日の6時過ぎに電話予約を入れたら、6時半頃にどうぞと言われ出向きました。

指定の時間に行っても、外のベンチで待つこと40分。
その間、あきらめて帰るグループや後に続けて並ぶ人もいます。
やっと中に入れたときは7時を過ぎていました。
ベンチで隣に座った人は電話予約が入っているからとそのまた次。

なぜにこんなに人気があり混むのか?

焼き鳥が美味しいのはもちろんのこと、
お造りもぜんぜん臭みがなくて、とくに肝がとろけるようでおいしかった。
鳥ミンチの餃子や、鳥スープ仕立ての湯豆腐など、
サイドメニューも豊富です。

カウンターとテーブル席で28人。
客層は20~30代のカップルかグループが多いようです。
焼き鳥はカウンター越しのガラスの仕切りで覆われた所で焼いていますが、
換気がよくてぜんぜん煙たくないのもいい。
ほのかに焼き鳥の美味しい匂いがする程度です。
 

焼き鳥屋といえば庶民の居酒屋です。
でもここは少しお値段が張ります。

生ビール2杯と梅酒を2種類いただきました。
おごってもらったから正確な金額は不明ですけど、
たぶんお酒を飲む人は5000円はかかるでしょうね。


いっちょまえに

2007-06-01 | ギズモ&もぐ&メルキー
気温が定まりませんね。
朝晩はけっこう寒いです。
去年の今頃に比べると、洋服の衣替えが遅いような気がします。

体にまとっていた自前の毛皮を脱いだギズモは寒さがこたえます。
娘のベッドで、まるで人間のように上向けになって寝ていました。
お布団から顔と手を出してる様は、とても猫とは思えない。