火曜夜、宴席でおなかいっぱい食べて、生ビール2杯飲酒。
その後ビールは太りそうな気がして大量の緑茶を飲んだ。
帰宅後オランジーナを1本飲んで寝たら、明け方4時ごろ突然尿意で目が覚めた。
人生で初めて残尿感と排尿時の激痛に遭遇。
自分の体の尿センサーが突然狂ってしまったことに驚愕した。
5分もたたないのにまた尿意もよおす。
何度も何度も尿意を感じトイレへ行き、排泄は少しなのに激痛だけはあるのを繰り返す。
わらにもすがる思いでマルチビタミンのサプリメントを水で摂取。
続いてパイロゲンという酢の健康飲料も大量に飲んだ。
膀胱と背中側の腎臓あたりを手のひらであたためて、
狂ってしまったセンサーが元に戻るように祈った。
2時間ほどして、また睡魔に襲われて1時間ほど寝ることができた。
朝7時ごろ目覚めるとなんども押し寄せる尿意はおさまりだいぶ回復した模様。
水曜日中は普通に仕事できたけど、夜になるとまたぶり返してきた。
人から聞いた症状から自己判断で膀胱炎なんだろうかと思えた。
それで木曜朝クリニック開院と同時に診察を受けたのだった。
尿検査により、炎症は起こしていないし血も混じっていないので膀胱炎ではない、
結石かどうかしばらく様子を見ましょうという診察だった。
それで結石について調べてみました。
結石は腎臓で発生し、尿管にひっかかると激しい痛みや血尿、腎臓の機能低下などが起こる。
尿路結石にはシュウ酸カルシウム結石、尿酸結石、リン酸マグネシウムアンモニウム結石、アミノ酸の代謝異常によるシスチン結石などがある。
一番多いのがシュウ酸カルシウム結石で、シュウ酸を多く含むホウレンソウや、プリン体の多いレバーや肉類、チーズなどの大量摂取で発生リスクが高まる。
尿酸結石とシスチン結石はかなり大きくならないとX線では映らず、発見が遅れることが多い。
腎結石が発生する可能性は、男性は女性より4倍高い。
40歳以上の男性ではこのリスクが有意に高まる。
ただし、低エストロゲンレベルの閉経後女性や卵巣を摘出した女性もリスクが高い。
よそから砂漠地帯に移住した人には約10倍の頻度で腎臓結石ができるらしい。→
こちら
何でか理由はかいてなかったけど
水分摂取が不足するのかな?
軟水でなれた日本人が、硬水の欧州で暮らすと結石を発生する率は高いのかどうか
これは調べても見つけることはできなかった。
結石の予防に普段気をつけることは
・ホウレンソウやチョコレート、ダイオウ、ナッツなどシュウ酸を豊富に含む食品を避ける
・塩分摂取を控える
・肉の摂取を控える
・身体のシュウ酸吸収量を減少させるカルシウムを十分にとる
・就寝直前に食事をしない
・一日の尿量が2リットル程度になるように水分をとる
動物性たんぱく質を多くとれば、尿中の尿酸とシュウ酸の排出量も増加するので、結石の発生する危険性が高まります。
ビタミンCは体内で代謝されてシュウ酸を作るので、結石成分のほとんどを占めるシュウ酸カルシウムの部品を作ることになってしまう。
尿管結石の多くはシュウ酸カルシウムという成分です。
シュウ酸を多くとると結石ができやすくなると言われています。
緑茶、紅茶、ウーロン茶いずれもシュウ酸を多く含む飲料水で、
ほうじ茶、麦茶はシュウ酸をあまり含みません。
お茶の類を大量摂取することは、水分を摂取することによるプラスと
シュウ酸を摂取することによるマイナスを考慮しないといけないのです。
ちなみにココアは豆を砕いたものでこれもシュウ酸をたくさん含んでいます。
夏場水分摂取を、水よりはアイスティーにする人も多いらしい。
紅茶は結石のリスク高いのですが、
ここにレモンが入りレモンティーになると、クエン酸が加わりリスクが軽減するそうです。
食事で摂取したカルシウムやシュウ酸の尿中への排出は、食後2~3時間でピークに。
腎臓の働きが正常な人では、就寝中の尿量は減少して濃縮された尿ができます。
夜遅く食事をとると、尿中へのカルシウムおよびシュウ酸の排出と濃縮される尿が生成される時間帯が重なり結石ができやすくなります。
あの火曜夜、普段の3倍ぐらいの動物性たんぱく質を食べたし
4時間も話がはずみ大量に緑茶を飲んでしまったのだった。
そして就寝前にビタミンCも含有するオランジーナを飲んだ。
知らず知らずに悪いことが重なってしまっていたのだった。
炭酸水だけを結石の理由に挙げてしまってはいけなかったのでしょう。
砂漠で暮らし始めた人が、風土が変化し結石になる率高まるように、
軟水で慣れた体に、あるときから急に硬水が大量に入ってきて、
含まれたカルシウムやマグネシウムなど体内に蓄積してたのかどうかわかりませんが、
そこへシュウ酸が大量に摂取されたら、くっついてシュウ酸カルシウムの結石になりえますね。
なんとなく素人なりに納得できて、体内に取り込む食べ物のドカ食いや、アホほど炭酸水飲むのはやめようと思えたのでした。
何も完全にやめるほど炭酸水は悪くないのだった。