A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

マスドレ@下北沢Shelter 2008.2.8(fri)

2008年02月08日 23時56分48秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
Mass Of The Fermenting Dregsのレコ発ライヴ「cotton and knife」。チケットは完全Sold Out。CDデビューしてから人気がうなぎ上りだ。観客の殆どは20代と思われる若さ。女子の姿も多く見られる。
ライヴのBGMがSonic Youthなのがいい感じ。オープニングアクトはQomolangma Tomatoというやはり覚えにくい名前の男子4人組。マスドレとも共通するオルタナ感、リズムチェンジの多い曲展開、威嚇するようなヴォーカル。客席はすでにヒートアップしている。
そしてマスドレ登場。左からドラムス、ベース、ギターの並びで、ドラムスとギターが向かい合うというユニークなセッティング。CDレコーディング終了後にオリジナルドラマーの後藤玲子が脱退してしまったために、今日は男性のドラマーがヘルプで参加している。1曲目はCDのリードトラック「I F A Surfer」。前のバンドとは音の纏まり方が違う。三つの楽器が塊になって襲いかかるが、それぞれの音はクリアだ。轟音といっても歪み捲った大音量ではなくあくまで澄んだトーンで鳴っているので聴き易い。うねるベースの宮本菜津子のヴォーカルも絶叫ではなくしっかりしたメロディーを歌っている。石本知恵美のギターはシャープな音色で切り込む。女性バンドでここまでヘヴィーな音を出すバンドは他に知らないが、ヘヴィーだけどノイジーじゃない。CD全曲に未CD化の曲も含め全9曲45分のステージはとても完成度が高かった。早く正式なドラマーが決まればいいな。できれば女性で。
私は調子に乗って前列で若者に交じって飛び跳ねたので足がガクガクになってしまった。
それにしてもマスドレ、9mm Parabellum Bullet、Qomolangma Tomatoのようなややこしい名前のオルタナバンド達を何と呼べば良いのだろう。今までの概念でのオルタナとは違う新世代のジャンルに思える。
マスドレ MySpace

若者よ
新たな地平を
切り拓け

Shelterの入り口の出演バンドの告知の黒板にはしっかりとMass Of The Fermenting "Dress"と書いてあった。ライヴハウスの人間が間違えるとは!しっかりしてほしい。


コメント
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